FC2ブログ





※ 無断転載禁止 ! ※


当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください





私の心の中のお話です。
ご了承ください。




ソジュンさんの事務所からどのくらい走ったか、、、

その間、車の中は怖い程静かで、
僕もヒョンも、何も話さずただ、前を向いて過ぎてゆく景色を見ていたように思う。


車が止まって、ヒョンがエンジンを切る。

エンジン音が途切れ、静かになったことでようやく我に返った僕は、
俯いていた顔を上げて、回りを見渡した。

目の前には、少し古びた洋館のようなホテルが見える。


「着いたよ」

・・・・・「うん」


なのに、僕もヒョンも動こうとはしない。
車のシートに身体を預けて俯いたまま、、、


「帰るか?」


突然のヒョンの言葉に、驚いた僕。
咄嗟に首を横に振る。


・・・・・「イヤだよ。帰らない」

「でも、、、」


申し訳なさで胸が痛む。
折角、ヒョンが忙しい中、僕のために時間を作ってくれたのに、、、


・・・・・「ヒョン、ごめんね、、、」

「チャンミンが謝ることはない」

・・・・・「僕、ヒョンと一緒に居たい」

「・・・・・」

・・・・・「暫く会えなくなるんだよ。だから、今は少しでも長くヒョンと居たい」


そう言うと、ヒョンは少し無理をして笑顔を作って、
僕の髪に手を伸ばし、そっと触れる。


「行こう、チャンミン」



映画みたいな恋をした。5



・・・・・「わぁ、、、凄く景色がいいね」

「だろ? 」


通されたホテルの部屋から、海が見える。
微かに聞こえる波の音と、緩い海風がとても心地いい。


バルコニーに出て、その景色を眺めていると、


「寒くないか?」


ヒョンが隣に立ち、僕の肩に腕を回す。


・・・・・「うん、、、とっても気持ちいい」


冬の風はとても冷たい。
けど、ヒョンが傍に居てくれる。


「チャンミン、、、」

・・・・・「ん?」

「ソジュンなら、大丈夫だ」


ヒョンは分かってる。
僕が今、なにを考えているか、、、


・・・・・「うん」

「何時だったか、学生の頃さ、クラスで風邪が流行って、
伝染するみたいにクラス中のやつらが順番に欠席したのにさ、何故かあいつだけケロッとしてたり、、、」

・・・・・「・・・・・」

「テストの時間に、仲間内で回し合ってたカンニングペーパー、、、
アレもどうしてだかソジュンだけ見つからなかったしさ」

・・・・・「ヒョンたち、不良だったの?」

「はは、、、まぁ、やんちゃ坊主だったよな、あの頃、、、」


隣りのヒョンの顏・・・
遠くの海を見つめながら、ふっと寂しそうに笑ってる。


ヒョンもきっと、ソジュンさんのことが気がかりなんだね。


「とにかく、あいつは運がいい男なんだ。きっと病気になんて負けないさ」

・・・・・「うん、そうだね」

「それに、、」

・・・・・「・・・・・」

「あいつは忘れないよ、きっと、、、」

・・・・・「・・・・・」

「お前のこと、、、絶対に、、、」



ヒョンの言葉が、僕の心をどれだけ落ち着かせてくれたか、、、
その時、やっと息苦しさから開放された気持ちになった。


「俺はすぐに釜山に行かなきゃならない」

・・・・・「うん、、、」

「チャンミン、あいつの、、、ソジュンの力になってやってくれ」


正直、ヒョンがそんなことを言うなんて思ってもみなかった。


・・・・・「ヒョン、、、」

「俺さ、ソユンのことで、チャンミンを何度も泣かせたし、不安にもさせた」

・・・・・「・・・・・」

「でも、お前は俺を信じてくれただろ?だから、俺もお前を信じる」

・・・・・「ヒョン、、、」

「遠く離れてても、お前がどこで誰と居たって、、、」


僕の肩の上のヒョンの手に、ぎゅっと力が入るのを感じる。

その手に自分の手を重ねて、、、


・・・・・「どこに居ても誰と居ても、僕の心にはヒョンが居る」

「ん、、、」

・・・・・「ヒョンの心にも僕が居る」

「そうだな」


ヒョンが笑った。

僕もその笑顔を見て笑う。


信じられる。
信じ合える。

きっと大丈夫。


・・・・・「ヒョン、、、」

「ん?」

・・・・・「お腹空いた。何か食べに行こう」


突然の僕のその言葉に、ヒョンは面食らったように目を見開いて、
そして、、、


「よし、行こう」


ヒョンは、笑いながらぎゅっと僕を抱きしめた。

いつの間にか冷えた身体が、
ヒョンの熱でジワリと温まってゆく。



今は、2人で過ごすこの時を、大切にしよう。

離れていても、ヒョンが僕のことを心配しなくてもいいように。
会えない日が続いても、ヒョンが不安にならないように。

僕のこの気持ちを、ヒョンに真っすぐに伝えよう。



・・・・・「ヒョン、、、」

「ん、、、」

・・・・・「好きだよ、、、」








78へつづく

読者の皆さま、こんにちは。

昨日、美容室に行ってきたんですけど、
結局バッサリ切れず(笑)
なのに、前髪が・・・・またこけしみたいに短く、、、(~_~;)ナク

読者さまも沢山の方が昨日美容室で美しくなられたようで、
皆さんのツアーに向けての気合が感じられます(^^♪フフフ

昨日は、「星月。番外編」に沢山コメントありがとうございました。
コメントの中で、私の腰の具合を心配して下さる読者さまが沢山居てくださって、
嬉しかったです。ありがとうございます。

なかなかスッキリとはしないのですが、痛みが酷くなったりすることもなく、
腰痛体操を続けながら用心しています。

いい歳なので、腰や膝が痛くなっても仕方ないのかな、、、なんて思いながらも、
ライブ参戦に耐えうる身体をあと数年は維持したい!!(笑)

自分の身体を労わることも大切ですね。
皆さまもお身体には十分お気をつけになって、
これからも元気でライブ参戦しましょう(/・ω・)/フフフ


それでは、午後も素敵なひと時を♪
いつもご訪問ありがとうございます。





こころ。

ランキングに参加しています。
いつも応援ありがとうございます♪

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村




スポンサーサイト





コメント

  1. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 16:20 )

  2. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 16:57 )

  3. |

    承認待ちコメント

    このコメントは管理者の承認待ちです

    ( 20:32 )

  4. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 12:22 )

コメントの投稿

(コメントの編集・削除時に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)



最新記事