FC2ブログ




※ 無断転載禁止 ! ※


当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください





私の心の中のお話です。
ご了承ください。



・・・・・「気分悪くない?」


ソジュンさんをベッドに促し、
その身体をゆっくりと支え、横たえる。

足もとにズレた布団をかけると、ソジュンさんの左手が、僕に向かって伸びてきた。


--- チャンミン、、、---


その手を取り、強く握る。


--- もう会うことはないと思ってた ---

・・・・・「どうして?」

--- チャンミンを悲しませたく無かった。だから、会わない方が良いと思ったんだ ---



映画みたいな恋をした。5



--- 身体は、大丈夫だった? ---


あの事故以来、会ってなかったから、
きっと心配していたに違いない。


・・・・・「僕は大丈夫だよ、ほら」


あの時、打撲した腕をソジュンさんに見えるように高く上げる。


--- そうか、よかった---

・・・・・「僕も、、、」

--- ・・・・・ ---

・・・・・「僕もずっと心配してた。ソジュンさんのこと、ずっと、、、」


ソジュンさんは、目に涙を滲ませながら微笑んだ。
なんて悲しい笑顔なんだろう。


---ごめん、、、ごめんね、チャンミン---


僕が泣いてはいけなかったのに、、、
笑っていないと、、、

だけど、僕のそんな気持ちとは裏腹に溢れてくる涙を、どうしても止める事が出来なかった。


--- チャンミン、泣かないで、、、---

・・・・・「ソジュンさん、、、」

--- 僕の事なら、チャンミンが気にすることじゃない。大丈夫、、、---

・・・・・「大丈夫じゃないよっ!!」

--- チャンミン、、、---

・・・・・「イヤだよ、僕を忘れないで、、、お願いソジュンさん、、、」


ソジュンさんのベッドに顔を伏せ、
僕は声をあげて泣いた。

ソジュンさんの手が、僕の髪を優しく撫でてくれる。


背後から扉をノックする音が聞えて、、、


「チャンミン、、、」

--- 先生、、、---


ヒョンが、泣き崩れている僕の身体を優しく起こし、ぎゅっと抱きしめてくれる。


「泣くな、チャンミン、、、」


その身体にしがみつく。
僕を包むヒョンの腕が、小さく震えている。


--- 先生、ご気分はいかかですか? ---

--- うん、、、大丈夫、、、---


担当さんの顔が、ようやくほっと安心したように緩んで、、、


「ソジュン、、、」

--- ユンホ、お前にも迷惑を、、、悪かったな---

「そんなことどうでもいい」

・・・・・「ヒョン、、、?」


ヒョンの声が、硬く冷たい。

しがみついていた腕を解き、ヒョンに視線を向ける。
ヒョンは、ベッドの上のソジュンさんを強い視線で見つめていて、、、

そして、、、



「治療を受けろ」

--- ・・・・・ ---

「俺のチャンミンを、これ以上悲しませるな」

・・・・・「ヒョン、、、」

「分かったな、ソジュン、、、」


ソジュンさんは何も言わなかった。
ただ、ヒョンのことを悲しげな瞳で見つめていた。


「行くぞ、チャンミン、、、」

・・・・・「ま、待って、、、」


僕の腕を取り、速足で扉に向かう。


・・・・・「ソジュンさんっ、、、」

--- チャンミン、、、---

・・・・・「また来るから、、、待ってて、、、僕を忘れないで、、、」


パタンと、、、扉が閉じて、ソジュンさんは見えなくなった。


ヒョンの脚が止まって、、、


「行こう、、、」

・・・・・「ヒョン、、、」

「行こう、チャンミン」


ヒョンに対して、僕はとても残酷なことをしている。
分かってる。


・・・・・「ゴメンね、ヒョン、、、」


ヒョンは何も言わなかった。

後ろ髪を引かれる思いで、僕とヒョンは、ソジュンさんの事務所を出た。


担当さんが、見送りに来てくれて、、、


--- ご迷惑をおかけしました ---

・・・・・「また来ます。ソジュンさんはずっとここに?」

--- 本人の希望で、、、変わったことがなければ、暫くはここに、、、---

・・・・・「分りました。ソジュンさんに伝えてください。また来るからって、、、」

--- あの、、、このことは口外しないようにお願いします ---

「分かってます。ソジュンに無理しないようにと、伝えてください」

--- はい、ありがとうございます---


丁寧に頭を下げて、担当さんは僕たちを見送ってくれた。


ドアを開け、車に乗りかけた時、、、


--- シムさん、、、思い出しました ---

・・・・・「・・・・・」

--- シムさんと初めて会った時、どこかで聞いたことのある名前だなって、、、でも思い出せなくて、、、---


〝ん? チャン、、、ミン?〟


--- 思い出しました。先生が高熱を出されて臥せっている時、うわ言で貴方の名前を、、、---




ソジュンさん、、、

僕が何か出来る事があるだろうか?

貴方が僕を温めてくれたように、
僕も貴方を温めてあげたい。

支えてあげたい。
助けてあげたい。


--- また来ます---



走り出した車、、、

サイドミラーに映る担当さんの姿が、小さくなって、そして消えた・・・・・










78へつづく

読者の皆さま、こんにちは。

昨日、足首捻って傷めてしまいました。
9月の事故で首もスッキリしないし、腰は痛いし、足首まで(;・∀・)
身体中が湿布だらけ(笑)

今日は午後から美容室へ行ってきます。
去年の日産前に短く髪を切ったんですけど、
それ以来ずーっと伸ばしてて、それが最近めっちゃ鬱陶しくなってきて(笑)
またバッサリ切るか、まだ悩み中。



それでは、午後も素敵なひと時を♪
いつもご訪問ありがとうございます。



こころ。


ランキングに参加しています。
いつも応援ありがとうございます♪

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村




スポンサーサイト





コメント

  1. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 15:01 )

  2. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 17:54 )

  3. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 17:58 )

  4. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 21:03 )

  5. |

    承認待ちコメント

    このコメントは管理者の承認待ちです

    ( 23:09 )

  6. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 00:28 )

コメントの投稿

(コメントの編集・削除時に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)



最新記事