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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



星の欠片、月の雫 8 ~愛燦々~




ジングルベルの音楽が、街の至る所から聞こえてくる。

白く染まる街を、恋人たちが手を繋いだり、腕を組んだりしながら楽しそうに歩いてゆく。



シム・チャンミンさま

--- 聖なるクリスマスの夜。貴方に最高の愛をプレゼントします---    

                                   チョン・ユンホ  
                                


ユノから僕宛てに届いた招待状。
今、僕はそれを胸のポケットに大切にしまって、ユノが待つであろう場所に向かってる。


ずっと、この日は嫌いだった。
会社の同僚も後輩たちも、仕事を早く切り上げて愛する人のもとへ急ぐ。

僕だけが、たった1人でオフィスの窓から白く輝く街並みを眺めていた。

愛する人を・・・
ユノを想いながら・・・


けれど・・・




--- あれ? シム~ぅ、もう帰るの? ---


早々と仕事を切り上げて、急ぐ僕をエレベーターの前で引き留める声。


・・・・・「テミン、お疲れさま」

--- ねぇ、誰かと待ち合わせ? ---


怪しいとばかりに、僕の顔を覗き込んでくる。


・・・・・「テミンは、誰かと約束してますか?」

--- ん、僕は残念だけど、今年は・・・---

--- なんで残念なんだよ、、、ったく、こっちの台詞だっちゅーの---

・・・・・「も、もしかして、キュヒョンと?」


最近になって、彼女に振られたキュヒョン。
まさか、テミンとクリスマスを過ごすのか?


--- おい、チャンミン。どうせお前も1人なんだろ? なら3人で・・・---

・・・・・「ゴメン、僕は約束があるから」

--- えっ?---


僕は、胸ポケットから大切な招待状を出して、ヒラヒラと翳した。


--- ま、まさか、、、浮気????---

・・・・・「違うよ、ユノだよ」

--- ほ、ほんと? シム! ユノがソウルにいるの?---

・・・・・「みたいなんだ。今から行ってくるよ」

--- 僕も行き、、、---


〝行きたい〟と言いかけたテミンの口元を、キュヒョンの掌がふわりと包んだ。


--- お前、バカか? ほら、チャンミン、行って来いよ。室長によろしくな---


ジタバタ暴れているテミンに・・・


・・・・・「テミン、ユノに連絡するように行っておくからね」





到着したエレベーターに乗り込む。
テミンとキュヒョンが、満面の笑みで僕に向かってガッツポーズをした。








招待状に記されてあったホテルの前。

クリスマスのイルミネーションも、賑やかな街の物とは少し違っていて、
ぼんやりと淡くて落ち着いた感じの灯りがポツポツと灯っている。



エレベーターに乗って、目的の階に向かう。
この先に、、、ユノがいる。

それだけで胸が苦しいくらいに痛む。
僕は、自分の胸に手を当てて大きく深呼吸した。


1歩1歩踏みしめて歩く。

ドアの前・・・
ドアベルを押す指が震える。

僕はもう一度深呼吸して、そして、そっと指に力を入れた。


ドアがあくまでの時間・・・
ほんの数秒なのに、僕にはとても長く感じられる。

カチャリと音がして、ドアがゆっくりと開く。




そこには、ずっと会いたくてたまらなかった人。
声が聴きたくて、触れたくて、夢に見た人。

髪が少し伸びて、覗くシルバーのピアスがライトに反射してキラリと光った。

少し、瞳が揺れているのは僕の気のせい?



「チャンミン」



顔を見たら何も言えなくて・・・
沢山言いたいことがあったはずなのに、なのに・・・

ユノは、僕の腕をグイッと掴んで、部屋に引き入れたかと思うと、
そのまま僕の身体を強く、、、強く抱きしめた。

僕の背後から、静かにドアの閉まる音がする。

僕が手に持っていた鞄はすでに床に落ちていて・・・


僕の腕もきつくユノの背中に回っていた。


そのまま僕らは何も言わず、もどかしげにお互いの服を脱がせ合う。
ネクタイをはずして、シャツのボタンを開ける時間も待てなくて・・・

静かな部屋に僕とユノの荒い息遣いだけが浮かんでは消えて行く。

もつれ合うようにキスを交わしながらベッドに向かって、
ベルトを外しあって・・・


「綺麗だよ、チャンミン」


ユノの後ろには、天井から床まで続くガラスの壁。
眼下には美しく光り輝く街並みが広がっている。

お互いの身体に邪魔なものは何もない。
ガラスの壁には、僕たちの絡み合う姿がぼんやりと映っていた。




・・・・・「ユノ、早く、、、早くして・・・欲しい、貴方が欲しい・・・」




僕の心に温かな愛が降り注ぐ・・・








83へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
明日はもしかしたら鍵記事になるかもしれません。

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よろしくお願いします。

今日から地元のお祭りなんですが、
お天気はどうなのかな?

毎年、お祭りが終わると一気に空気が冷たくなるので、
ツアーも近いし、風邪引かないように気を付けなければ。

皆さまも気温差に体調崩されませんように。

それでは、今日も1日、穏やかでいい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。







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