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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



星の欠片、月の雫。 8





・・・・・「もしもし、ドンヘさん?」


慌てた様子が伝わったのか、受話器の向こうからクスクス笑う声が聞こえる。


・・・・・「ドンヘさん? どうしましたか?」

--- いや、元気だったか? チャンミン---


久し振りの声。
元気そうでホッとした。


・・・・・「はい、僕は元気です。ドンヘさんは?」

--- あぁ、何とかやってる---

・・・・・「そうですか、良かった」

--- 実はさ、チャンミンにその、、、聞きたいことと、報告があってさ---

・・・・・「はい、なんでしょう?」

--- その、、、アイツとは、その・・・---


暫く続く沈黙。

なんとなく・・・
なんとなくだけど、ドンヘさんの言いたいことが分かったような気がして・・・


・・・・・「ユノとちゃんと話しました。僕達、上手くいってます」

--- そ、そっか。気になっててさ。お前がその・・・---


ここから先は、僕から言うべきかな?


・・・・・「ドンヘさん、ウンジュさんから連絡ありました?」

--- えっ? あ、うーん、、、と、まぁ、そのことなんだけどさ・・・---


ドンヘさんは、そのあとの話をとても照れながらゆっくりと僕に切り出した。


--- 電話が、、、あってさ。久しぶりにあいつの声聞いて、恥ずかしくて俺、、、声が出なくてさ。
チャンミンも、もう知ってると思うけど、俺たちいろいろあって、その、、、なんというか・・・---


僕は、黙って聞いていたけど、なんだかドンヘさんが言いにくそうで・・・
その後の言葉は僕が引き取った。


・・・・・「それで、お2人はもう一度やり直すことになったんですか?」

--- チャ、チャンミン、、、お前、もうちょっとオブラートに包めよ---


なんだか、電話の向こうのドンヘさんの顔が目に浮かぶようで、
僕はさっきのお返しと言わんばかりに、クスクス笑ってやった。


・・・・・「ごめんなさい。とにかく、ずっと気になってて・・・良かったです」

--- あの時、アイツの事を信じてやれなくてずっと後悔してた。
ウンジュが、もう一度だけ信じてほしいって、、、それは俺の台詞なのに---

・・・・・「そうですか」

--- なぁ、チャンミン、ウンジュがさ、言うんだ---





〝ドンヘさん。私、あの頃と違ってね、足が不自由になってしまったの。
リハビリ頑張って、何とかゆっくりなら歩けるようになったけど・・・

だから、私が今から言うことは、きっとこれから貴方を困らせることになると思う。

けれど、どう考えても貴方にしかお願いできないの。だから、私のお願いを聞いてほしい。

これからの人生を私と一緒に歩いてほしい。もう一度私を信じてほしい。
愛してるのは今までもこれからも、貴方だけなの〟




〝貴方しか、私を幸せにはできないから・・・〟





ウンジュさんはとても勇気のある人だ。
僕がもし彼女の立場なら、とてもそんな言葉は言えないと思うから・・・


--- チャンミン、俺さ、何も言えなくて。
あいつの心の大きさと、強さに圧倒されちまって、黙り込んでたらさ---



〝それに、貴方もきっと私じゃないと幸せにはなれないでしょ? 〟



--- そう言って笑うんだよ---

・・・・・「それは、ドンヘさんの負けですね。貴方が敵う相手ではないです」


ドンヘさんは、僕のその言葉を聞いて、大きな声をあげて笑った。


--- だろ? ウンジュは、そう言うやつなんだ。あんな女、俺しか相手する奴いないよ---

・・・・・「それで、なんて答えたんですか?」

--- ああ、そうだな、、、って、情けないけど、それしか言えなかったよ。
あいつ、笑いながら、、、泣いてた---



きっと2人は、もう大丈夫だよね。



ユノ・・・

貴方がとても心配してそして、愛していた人は、もう本当の愛を手にしたようだよ。

良かったね。

ユノ・・・



--- チャンミン、お前に1つだけ言いたいことがあってさ---

・・・・・「何ですか?」

---あの時、お前に言ったこと・・・---



〝好きなんだ。チャンミンが好きだ〟



--- あれは嘘じゃなかった。お前を守ってやりたかった。
涙を拭ってやりたいとそう思ってたんだ---

・・・・・「はい、分かっています。ドンヘさん。僕も貴方の事、とても好きでした。
ウサギのリンゴ食べたでしょ? 僕は好きな人にしか、リンゴをウサギにはしませんから・・・」

--- そうなのか?---


真面目に返事をするドンヘさんが可笑しくて、
2人して笑い合った。


--- チャンミン、ありがとう。また、一緒に呑もうな---

・・・・・「はい、楽しみにしてます」




ドンヘさん、ありがとう。
貴方の事、本当に好きでした。


どうか幸せに。








81へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

ようやくドンヘさんとウンジュさんが落ち着きましたので、
後はお2人さんだけですね。

皆さん、XV 聴いてますか?
私は、いつもアルバムの中で『この1曲!!』 みたいなのがあって、
そればっかり聞いてしまうというパターンが多いのですが、
今回は初めから最後まで、飛ばさずに(笑)じっくり聞いてます♪
どの曲も凄くいい!!
しいて言うと、『目隠し』が好きかな?
あと、嬉しかったのは、Secret Track 。
韓国語バージョンのあの曲が異常に好きだったので、嬉しかったです♡



それでは、今日も1日、穏やかでいい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。



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