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私の心の中のお話です。
ご了承ください。





・・・・・「はぁっ、、、」


ヒョンとの電話を切ってから、暫くぼんやりと考えたけれど、
考えれば考えるほど、どうにもならないことに気がついた。

例え、ヒョンに好きな人がいたとしても、僕にどうすることも出来ない。

自分の気持ちをヒョンに打ち明けるつもりはないし、
そんなこと出来るはずもないし、第一、、、

第一、僕は男だ。
ヒョンと同じ男。


行きついた答えに、先の道はない。
そう思ったら、悩んでる自分がバカみたいに思えてきて、、、


・・・・・「シャワー浴びよう、、、」


考えようとする頭を強制的に終了させて、
ソファから身体を起こし、バスルームに向かった。



映画みたいな恋をした。1


いつもより長めにシャワーを浴びた後、
濡れた髪をタオルで拭いながら、冷蔵庫からビールを取り出す。

プルタブを開けて乾いた喉に流し込みながら、ソファに身体を沈め、
テレビの電源を入れた。

画面に映し出されたのは、知らないアイドル歌手。
短いひらひらのスカートを穿いて、どこかで聞いたことのある歌を歌ってる。


・・・・・「みんな同じじゃん」


色違いの衣装、同じメイクと同じ髪型。
どの女の子も同じに見えるのは僕だけかな?

そんなどうでもいいつまんないことを考えていると、
テーブルの上に放り出したままのスマホが、僕を呼ぶ。

今は誰とも話したくないな、、、

そう思いながらも、相手が気になって、
身体を起こして覗き込む。


・・・・・「ヒョン?」


浮かんでいるのは、ヒョンの名前。

ついさっき、誰とも話したくないなんて思ったくせに、
僕は反射的に身体を起こし、スマホを手に応答していた。


・・・・・「もしもし、ヒョン?」

「今、〇〇公園の前にいるんだけど、お前んち、この近く?」

・・・・・「えっ?」

「あれ? 違ったか? 確か、前、そう言ってなかったか?」


憶えてる。

いつだったか、アパートの近くの○○公園に、ヘンな形の滑り台があるって、
そんなつまらない話をヒョンにしたことがあった。

公園の前に居るって、、、

ヒョンが?
今?

確かに、さっきの電話の時とは違って、
電話の向こうは、とても静かで、ヒョンの声がハッキリと聞こえる。


「チャンミン? 可笑しな形の滑り、、、」

・・・・・「そこで待ってて、すぐ行くっ!!」

「お、おいっ」


さっきまでウジウジ考えてはため息ついていたのに、
そんなことすっかり忘れて、僕はスマホと鍵を手に、
そのままの恰好でアパートを飛び出した。


だらしない部屋着と、濡れた髪のまま、
ヒョンがいる公園を目指して、駆け出した。



いつもなら歩いて10分。

けど、息を切らして走ったからか、5分もしないうちに、
街灯に照らされた公園の入り口が見えた。


・・・・・「ヒョン、、、」


人影が見える。
入り口の石柱の前に、すらりとした立ち姿。

ホントだ。
本当にヒョンがいる。


・・・・・「ヒョンっ!!」


僕のその声にヒョンがこちらを向いて、大きく手を上げた。








22へつづく

お話の進むスピードがとてものんびりしていて、
あまり進展のないお話ですけど、
毎日読みに来てくださって、応援してくださる皆さん、本当にありがとう。



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