※ 無断転載禁止 ! ※ 当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください 私の心の中のお話です。
ご了承ください。
このところ、雨続きのせいか気分が晴れない日が続いている。
今日も、残業して会社を出るころになって運悪く雨脚が強まってきた。
会社のビルを出て、大通りを駅に向かって歩こうとしたら、
地下の駐車場から見慣れた車が現れた。
・・・・・「ユノ・・・」
あれからどのくらい経ったかな?
2週間、、、いや、3週間くらいだろうか。
よく覚えてないな・・・
ユノの車は、横に立つ僕に気付くことなく大通りに出て、交差点を曲がっていった。
ユノは、ウンジュさんが事故に遭って以来、仕事が終ると病院に通っているようで、
休日も朝から面会時間ぎりぎりまで傍につきっきりのようだった。
隣りに住んでいても、顔を会わせることは無くて・・・
それでも会社では上司と部下の関係。
・・・・・「室長、報告書に目を通していただけますか?」
「分かった、そこに置いておいてくれ」
・・・・・「はい、よろしくお願いします」
いつから〝ユノ〟そう口に出していないだろう。
デスクから、ユノの部屋を見る。
忙しそうに書類と格闘していたり、
ユノを頼って入れ替わりにやってくる部下たちの対応に追われてたり・・・
たまに1人になると、デスクに肘をついて俯いて考えている。
ユノはきっとウンジュさんの事を考えてるんだね。
時折垣間見る貴方の辛そうな顔。
僕もとても辛いよ。
頑張って、ユノ・・・
何もしてあげられなくて、ごめんね。
--- チャンミン、今日付き合えよ ---
退社時間が近づいてきたある日の夕方、いつもと違う真剣な面持ちで、
キュヒョンが僕の肩を叩く。
・・・・・「ああ、いいけど、どうしたの?」
--- ん、ちょっと情報---
・・・・・「で、話って何?」
いつもの居酒屋で、キュヒョンと向かい合う。
いつものビール、いつものおつまみ。
ただ1つ、いつもと違うのはキュヒョンの表情。
・・・・・「なぁ、どうしたんだよ」
--- チャンミン、俺とお前は同期で親友だよな? ---
そんなことを改まって言うキュヒョンの真意が分からない。
・・・・・「どうしたんだよ、何だよ、一体・・・」
--- お前、室長とどういう関係だよ?---
えっ?
・・・・・「どういうって、、、高校の同級生で、今は上司と部下だよ。それが・・・」
--- ホントの事言えよ、それだけじゃなくて何かあるんだろ? ---
・・・・・「な、何言ってんだよ、別にそれだけだよ、他に何もないよ」
動揺しちゃいけない、僕はともかく、ユノにまで迷惑がかかったら・・・
落ちついて・・・
--- なぁ、チャンミン---
キュヒョンが、ビールのグラスに手を伸ばして一気に呷った。
--- 黙っておこうと思ったんだけど、やっぱお前に話した方がいいと思ってさ---
つまみの枝豆を箸で突きながら、俯いたまま・・・
--- 1週間ほど前だったかな? お前が社を出てる時に室長に呼び出されたんだ---
ユノが、キュヒョンを?
--- 室長が俺にさ---
〝 チャンミンを頼む。こんなことを言うのに理由も言えなくて申し訳ないが、 頼めるのはお前しかいないんだ。頼む〟 --- そう言いながら、ブラインド越しにお前のデスクを、何とも言えない目で見てた---
ユノ・・・
--- 言いたくないなら言わなくていい。それでもいいから、何かあったなら俺を頼れよ。
最近のお前、見てる俺も辛いんだよ---
苦笑するしかなかった。
自分では、上手く笑えてるとそう思ってた。
いつもと変わらず、普通に・・・
・・・・・「ごめん、心配かけて・・・」
ユノ、貴方に心配かけたくなかったのに、、、
ごめんね、ユノ・・・
42へつづく
読者の皆さま、おはようございます。
今日からseason 5 に入ります。
数話で終わりますが、タイトル画がモノクロで、
なんとなくどんなseasonになるのか、想像できますけど(汗)
お付き合いよろしくお願いします。
それでは、今日も1日いい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。
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