FC2ブログ





※ 無断転載禁止 ! ※

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください





午後のひととき、、、
お昼のミニホミン劇場でお楽しみください(^-^)




私の心の中のお話です。
ご了承ください。



レンタル彼氏。1






・・・・・「凄かったですね! 僕、もう1回乗りたいな~」

「俺ダメ、、、無理、、、」


子供の頃から苦手だった。
天も地も分からなくなるくらい、何度も何度もくるくるくるくる・・・・・


「俺、酔ったかも、、、」

・・・・・「ふふ、少し休憩しましょう」

「ん、、、」


悲鳴のような絶叫が響くジェットコースターを背に歩き出す。


・・・・・「ユンホさん、もうお昼回ってます」

「ん、、、そう言えば腹減ったな」


朝、急いでて、ロールパン1つかじっただけだった俺は、
空腹を実感した途端、ぐぅ、、、と腹の虫が鳴る。


・・・・・「ふふ、、、お弁当食べましょうか」

「ん、そうしよう。腹の虫が鳴いてる」


少し歩いた先にある緑の芝生が広がる場所。

大きな樹木の下にあるベンチに並んで座ると、
チャンミンがごそごそと荷物を広げる。


「すげぇ、、、美味そう」

・・・・・「はい、どうぞ、ユンホさん、、、」


さっとおしぼりを広げて俺に差し出す。
冷えたおしぼりが、とても気持ちいい。


「朝から大変だったろ?」


色とりどりのおかずが、大きな弁当箱にぎっしりと並んでいる。
どれもこれも美味くて、、、


・・・・・「いいえ、そうでもないですよ」

「マジ美味かったよ。御馳走さま、チャンミン」


綺麗にすべて平らげると、
チャンミンはとても嬉しそうに微笑んだ。


ベンチから立ち上がって、腕を上げて背伸びする。
沢山の家族連れやカップルが、俺達と同じように芝生の上で弁当を広げてる。

子供たちが楽しそうに声を上げて駆け回るっているのを見ると、
自分まで楽しい気持ちになってくる。

青い空が遠くまで広がっていて、深呼吸すると夏の香りが身体中に広がった。


「んーーーっ、、、腹もいっぱいになったし、これからどうする?」

・・・・・「僕、このお化け屋敷に、、、、」


チャンミンが、入り口で手渡されたパークの地図を広げて、
キラキラした目で俺を見る。


「お化け、、、、ちょ、、、それは、、、」


ベンチに座り直して、チャンミンと一緒に地図を覗き込んだ。


・・・・・「ここです。ここのお化け屋敷、超リアルですっごく怖いって、、、」

「なぁ、、、チャンミン。お化け屋敷はやめて、ここ行こう」


お化け屋敷なんてとんでもない。
どうにか避けなければ、、、

俺は、地図の中でパッと目についたところを指差した。


「ここ、よくない? 」

・・・・・「あっ、、、」

「ほら、駐車場から見えてただろ?デカかったよ」


それは、なんてことのない、
こういうところには必ずある観覧車、、、


・・・・・「あーっ、ここは、、、」

「何? 」

・・・・・「と、とにかく僕は、ここに行きたいんです」


様子がおかしい。
もしかして、高所恐怖症とか?

いやいや、さっき絶叫マシンに乗って、腕上げて喜んでたし、、、

チャンミンは、そそくさと空になった弁当箱を片づけると、
リュックを背負ってベンチから立ち上がる。


・・・・・「行きましょう、、、」


俺のことは目もくれず、
さっさと歩き出したチャンミン。


「お、おい! 待てって!!」


慌ててチャンミンの後を追った。


結局、、、

強引に腕を引かれてお化け屋敷に連れていかれた俺。
ようやく暗い館内から表に出た時には、ぐったりと疲れ切っていた。

チャンミンは、とても楽しかったようで、
歩きながらも、ああだったこうだったと嬉しそうに話していた。

その後も、敷地内に併設されてる博物館や資料館なんかを回って、
気が付くと、もう陽が落ちて、辺りは太陽の光に代わって、明るいイルミネーションに照らされていた。


「楽しかったな、チャンミン」

・・・・・「はい、とっても」

「また来ような」

・・・・・「はい」

「よし、、、じゃあ、帰り何か美味いもんでも食って、、、」


パークの出口に向かって歩きながら、
夜飯の事を考えていると、さっきまで隣にいたチャンミンの姿がない。


「あれ?」


振り向くと、チャンミンは足を止めてどこか遠くをじっと見つめている。


「どした? チャンミン?」


チャンミンは、視線はそのままで、、、


・・・・・「ユンホさん、あと、1つだけ乗りたいのがあるんです」

「えっ?」

・・・・・「付き合ってもらえますか?」


チャンミンの視線のずっと先、、、
昼間とは違う、綺麗なイルミネーションに飾られた大きな観覧車があった・・・







33(完結話)につづく

読者の皆さま、こんにちは。
お昼のミニホミン劇場も、明日で完結します。
最後までお付き合い、よろしくお願いします。


それでは、本日はこのへんで。
いつもお部屋にご訪問ありがとうございます♪





こころ。

ランキングに参加しています。
応援ポチっとお願いします(^^♪

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村




スポンサーサイト





コメント

  1. |

    承認待ちコメント

    このコメントは管理者の承認待ちです

    ( 14:51 )

  2. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 16:37 )

  3. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 20:28 )

  4. |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ( 23:54 )

コメントの投稿

(コメントの編集・削除時に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)



最新記事