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午後のひととき、、、
お昼のミニホミン劇場でお楽しみください(^-^)




私の心の中のお話です。
ご了承ください。



レンタル彼氏。1






・・・・・「ユンホさんっ! お待たせしました」

「いや、俺も今来たところ」


シュワシュワと泡が湧くコーラの入ったグラスを手に、
チャンミンは現れた。


向きあって座ると、チャンミンは早速背中から降ろしたリュックの中から、
1冊の雑誌を取り出す。

ペラペラとページを捲って、ハッと大きく目を見開くと、
手を止めてにっこりと笑った。


・・・・・「あった、、、ここです」


テーブルの向こうから、俺に見やすいように雑誌をくるりとさかさまにして差し出す。


「どれどれ、、、」


受け取って見ると、、、


〝今、話題の楽しくオシャレなテーマパーク〟


そんなタイトルと共に、
ソウルから少し離れた場所に出来た、最近人気だというテーマパークの話題が、
見開きのページにぎっしりと書かれている。


「で、ここに行きたいの?」

・・・・・「はい」

「・・・・・」


正直、こういうところって家族連れとか恋人同士とか、、、
いや、まぁ、俺達も恋人なんだけど、、、


・・・・・「ダメですか?」

「い、いや、、、お前が行きたいならいいけど、、、」

・・・・・「どうしても乗りたいのがあるんです」


数日前、チャンミンにデートに誘われた。
お互いの気持ちを知って、始まったばかりの俺達。

勿論、断る理由はないから、軽く返事したけれど、、、


・・・・・「僕、お弁当作って行きますね」

「うん」

・・・・・「あーっ、楽しみだなぁ」


雑誌を見つめながら、チャンミンは目を輝かせてる。
子供みたいだ。

ふふふ、、、可愛いな。

チャンミンは、知れば知るほど魅力的で、
レンタル恋人のアルバイトでは、とても人気で何度も指名してくる女もいたとか。

分かる気がする。
男の俺でも、〝可愛い〟なんて思ってしまうんだから、、、




しかし、テーマパークねぇ、、、

嬉しそうに、雑誌を食い入るように見つめているチャンミンを見てると、、、




まっ、いいか、、、


そう思ってしまう俺。
惚れてんな、、、完全に、、、




「弁当、楽しみにしてる」

・・・・・「はい。ユンホさんは、何が好きですか?」

「そうだな、、、俺は、、、」


うーん、、、と、考えるふりをしつつ、
エプロン姿でキッチンに立つチャンミンを想像していると、、、



--- おっ、、、お2人さん! ---



その声にハッと我に返る。


・・・・・「ヒチョルさん!」

「ヒョン、、、」


派手な色のシャツに、細身のデニム。
長めの髪をかき上げながら立っていたのは、ヒョンだった。


--- チャンミン、ユノに泣かされてないか?---


そう言いながら、チャンミンの隣りに腰を下ろす。


・・・・・「はい。ユンホさんはとても優しくしてくれます」

--- ほんとかよ、ユノ、、、---

「ヒョン、、、」


ヒョンとチャンミンは、とても気が合うらしく、
大学内でも時々お茶や食事を一緒にしたりしている、、、らしい。


--- おっ? デートの計画? ---

・・・・・「そうなんです。僕、ここに行ってみたくて、、、」

--- あぁ、、、知ってる知ってる。例の、、あれだろ?---

・・・・・「あーっ、、、ダメですっ! 言っちゃダメっ!!」


なんだなんだ?

何か言おうとしたヒョンの口を、
チャンミンは、慌てた様子で掌で塞ぐ。

なに俺の前でイチャついてんだよ、、、


--- あはは、分かってるって、、、---

・・・・・「ヒチョルさん、、、意地悪です」

--- けど、こいつだし、、、---

・・・・・「念のためですって、、、」


2人仲良くへらへら笑ってて、、、
なんだよ、おもしろくねぇな。


--- そう言えばさ、チャンミン、聞きたいことがあってさ---

・・・・・「はい。なんでしょう?」

--- 例のあの件、、、この前電話で話した---

・・・・・「あぁ、そのことなら、、、」


俺の目の前で、俺には全く分からない話を延々と続ける2人、、、
マジ、つまんねぇ、、、


「俺、帰るわ、、、」

・・・・・「えっ?」


いくら、全信頼を寄せているヒョンでも、
嫉妬するもんは嫉妬すんだよ。


テーブルの上のオレンジジュースをズルズルと最後まで飲み干して、
鞄を手に立ち上がる。


・・・・・「ユンホさん?」

「じゃあ、、、ヒョン、失礼します」


バイトの時間までは、まだ少しあったけど、
その場に居た堪れなくなった俺は、ヒョンに向かって小さく頭を下げて、2人を背にその場を後にした。








30へつづく

読者の皆さま、こんにちは。

すいません(>_<)
更新時間間違えて設定してました。


時間通りに見に来てくださった読者さま。
すいませんでしたm(_ _)m






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