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私の心の中のお話です。
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藍の月。1





小さく響く、扉の閉まる音。


---んん、ユノさ、、、どう、したの? ---


テミンは、まだ半分夢の中のようで、寝返りを打ち、そしてまた瞼を閉じた。


「チャン、ミン、、、」


痛む頭で、この状況を理解するのには暫く時間がかかったように思う。

追いかけないと・・・
そうだ、チャンミンを追いかけないと・・・


ようやく、夢の中から抜け出した俺は、チャンミンを追いかける為にベッドから飛び起きた。
重い身体と、痛む頭を引きずるようにして、床に投げ捨ててあった上着を急いで着て扉を開ける。





「・・・・・」


足がその場でピタリと止まった。

チャンミン・・・


扉を開けると、俺の目に映ったもの・・・

チャンミンは、カーテンを開け放った窓辺に立ち、薄暗い外の景色をじっと眺めていた。

俺は、ゆっくりとチャンミンに歩み寄り、手を伸ばした。
触れたくて、抱きしめたくて・・・

けれど、寸前のところで俺の手が止まる。
それは、チャンミンの肩がわずかに震えていたから・・・

どうしてだか、触れるのを躊躇った。


「チャンミン、ごめん・・・」


それだけを口にするのが精一杯で・・・


〝ごめん〟 


その言葉の意味を、お前は理解できるだろうか・・・


・・・・・「何に謝るの? 」


チャンミンは、窓の外を見たまま・・・


「チャンミン」

・・・・・「テミンと寝たこと?」

「・・・・・ちが、、」

・・・・・「そんなこと、僕に謝る必要なんてないよ」

「違うよ」

・・・・・「知ってるでしょ? 僕だって、ユノさん以外の男と寝てる」

「・・・・・」

・・・・・「どうして、、、どうしてあの人に会ったりしたの?」


チャンミンの言う 〝あの人〟


〝ユ・セヨン〟


チャンミンが愛しているかも、しれない男・・・


「知りたかった」

・・・・・「何を?」

「お前を」


そうだよ、チャンミン。
俺は、お前を知りたかったんだ。

〝好きにしていい、何も言わない〟 

そんなことは本心じゃない。

本当は、お前のすべてを知りたくて・・・

お前の背負ってるもの、お前を苦しめてるもの、
全部、全部どうにかしてやりたくて・・・


・・・・・「僕の何を?」

「・・・・・」

・・・・・「僕が、、、どんな男と寝てるのか、どんなふうに男に抱かれるのか、知りたくなった?」

「チャンミン、そんなこと言うな」

・・・・・「いいよ、教えてあげる」


そう言いながら、ゆっくりとチャンミンが振り向く。
口元の痣が、痛々しい。

思わず手を伸ばした。
指で触れると、チャンミンの身体がビクッと震える。


「あいつだろ? お前に、こんな・・・」

・・・・・「セヨンさん、いつも激しくて・・・」


えっ?


・・・・・「そういうセックスが好きな人がいるんだよ」


口元にある俺の指をゆっくりと手に取り、チロリと出した舌先を沿わす。


・・・・・「僕の中に自分のを突っ込んだまま、僕の頬を殴ったり、首を絞めたり・・・」


チャ、、、、


・・・・・「たまにね、僕も、、、すごく感じちゃって、意識飛ばしちゃう」


止めろ、チャンミン。


「やめ、、、」

・・・・・「僕、そういうのも好きなんだ。ユノさんみたいに、優しいのもいいけど・・・」

「やめろ、、、」


それ以上、言うな。


・・・・・「ねぇ、ユノさんも、、、僕にそうしてくれる? 」

「やめろ!!!」


俺は、チャンミンの手を振り払い、思わず後退りした。

チャンミンの言葉が、胸に突き刺さる。

嘘だ。
そんなのは、嘘だ。

どうしてお前は、そんなに自分を卑下するんだ。
お前はそんな奴じゃない。


そう、信じているのに・・・







〝お願い・・・キスして?〟


あの時の、チャンミンの揺れる瞳・・・


〝ユノさんに、愛される資格なんて、僕にはないんだ〟


震えながら・・・


〝ユ、ユノさん、、、もっと、、、もっと抱いて〟


分らない。
分らなくなってきた。



どのチャンミンが、本物なんだよ?

お前の真の姿は、一体どこにある?


本当のお前を知りたい。
知りたいんだ・・・





その時・・・

俺の背後から、扉の開く音が聞こえた。
振り向くと、キチンと服装を整えたテミンが立っていた。


「テミン」


--- 兄さん、ユノさんを苦しめるなんて、僕が絶対に許さない---



テミン・・・


それは、今まで見たこともない、冷たい表情のテミンだった・・・








39へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

今日は、朝7時過ぎの電車に乗り、
大阪へ遊びに行ってきます。

娘2人と共に、難波で漫才を見に(;・∀・)
日曜日くらいゆっくりしたいのに、
超早起きして、旦那と息子のお昼ご飯の準備をして、掃除洗濯、、、、( ;∀;)゛

このお話が更新される時間、必死で掃除してる(笑)
電車の中でひと眠りするとします。



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。





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