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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



アネモネ。Later story





チャンミンからのキスは、触れるだけの優しいキス。
さわさわと、静かな風が俺とチャンミンの頬を掠める。


触れた唇が、ゆっくりと離れてゆく。
恥ずかしそうに瞳を揺らして、俯くチャンミンが可愛くて、、、

いつになく積極的なチャンミンに、
俺の小さな理性は、あっけなく崩れ去った。


両の手を伸ばして、チャンミンの頬を捕らえる。
俯いた顏を、そっと持ち上げて・・・


「チャンミン、俺、、、」

・・・・・「ヒョン、、、」


ずっと、チャンミンは俺の弟だった。
そう、可愛い弟。

そんなチャンミンを、傷つけたくなくて、
気持ちを繋げて一緒に暮らすようになっても、
俺は必死で理性を保ち続けた。


・・・・・「ヒョン、覚えてる?」

「ん?」



〝ヒョンと一つになりたいです〟



チャンミンの口から出たその言葉。
忘れるはずない。

今でも、あの時のチャンミンの表情まではっきりと覚えている。



「憶えてるよ。チャンミンが留学する時、、、だったよな?」

・・・・・「うん、、、じゃあさ、、、」

「うん」

・・・・・「あの時の約束も、、、覚えてる?」



〝お前が帰ってきたら、俺たち1つになろう〟

〝俺、ちゃんと勉強しておくからさ〟




あの時、俺もチャンミンもまだ子供だった。
3年も離れ離れになることが怖くて、不安で、、、




「うん、、、憶えてる」

・・・・・「勉強、してくれた?」

「チャンミン」

・・・・・「ずっと待ってたのに、ヒョン、何も、、、してくれないから、、、」

「・・・・・」

・・・・・「僕、待ちくたびれちゃった」



少し悲しそうに眉を下げて、チャンミンはふっと笑った。
その顔を見たら、もう堪らなくなった。



チャンミンの顏を引き寄せ、強く唇を重ねる。


・・・・・「んっ、、、、」


今までの、子供のようなキスじゃない。
舌先で、チャンミンの唇をなぞって、その隙間に少し強引に差し込む。

息を継ごうと、開かれたその唇を割って侵入して、
歯列をなぞって舌を探す。

チャンミンの口内で、2つの舌が重なり絡まって、、、


「んっ、、、、」

・・・・・「んはぁっ、、、」


夢中になった。

チャンミンから漏れる吐息に、、、
絡まる舌に、、、


くちゅっ、、、と、音を立てて唇を離す。
チャンミンの口元は、溢れた唾液で濡れていた。


「ベッド、、、行こう、、、」

・・・・・「うん、、、」


身体が熱い。
大きく息を吐いて、どうにか昂る身体と心を落ち着かせる。

自分の唇を手の甲で拭いながら、
俺は、チャンミンの腕を引いて、部屋に戻る。


そのまま、よそ見をすることなく寝室に向かって、
チャンミンを先に寝室に誘導して、その後に続き、後ろ手に扉を閉めた。



〝パタン〟



と、扉の閉まる乾いた音が寝室に響く。


どうしていいのか、立ち尽くすチャンミンにそっと近づいて、
視線を合わせて向き合う。


今の気持ちを、どう言葉に表せばいいか分からなくて、
俺は、何も言わず、チャンミンのシャツのボタンに手を伸ばした。


1つ1つ、ボタンを外してゆく。


チャンミンは、何も言わず俺を見つめたまま・・・


はだけたシャツ、、、
するりと肩をすり抜けて、音もたてずに床に落ちた。




確かに、チャンミンは〝男〟だった。


長い首筋、、、
しなやかで美しい肌と、薄くついた筋肉の曲面、、、

思わず手を伸ばし触れてみる。
チャンミンの身体が、ピクリと緊張して強張るのを感じた。


・・・・・「ヒョン、、、恥ずかしい、、、」


隠そうとする手を遮って、指を這わせた。


「恥ずかしくなんてないよ」

・・・・・「でも、、、」

「これから、もっと恥ずかしいこと、、、するんだろ?」


そう言いながら、チャンミンと視線を合わせると、
まるで、火が付いたかのようにポッと顔を赤く染めて俯いた。


「しないの?」

・・・・・「・・・・・」


自分から誘っておいて、今更恥ずかしそうにするとか、、、
余計に、俺を煽ってることに気が付かないのだろうか?


「チャンミン? 」

・・・・・「す、する、、、」



小さな小さな、、、
耳を澄まさないと、聞き逃してしまいそうな声で、チャンミンはそう言った。

そのチャンミンの小さな声が、俺の心にさらに火を付ける。

俺は、自分の着ていたシャツをガバッと脱ぎ捨て、
チャンミンの腕を引く。


2つ並んだ大きなベッド。
けど、必要なのは1つだけだ。


チャンミンの身体を、そっとベッドに横たえ、
覆い被さるようにして、チャンミンを上から見下ろした。


・・・・・「ヒョン、、、」

「チャンミン、、、今からお前を抱く」

・・・・・「う、うん、、、」

「怖いか?」

・・・・・「ううん。怖くなんかない。ずっと、、、」

「・・・・・」

・・・・・「ずっと待ってたもん」


ぎこちなく笑うチャンミンの頬に触れる。


「チャンミン、、、俺は、お前を傷つけたくない。
嫌だったり、痛かったりしたらちゃんと言う事。分かったか?」

・・・・・「分かった」

「それと、、、」

・・・・・「・・・・・」

「今、この瞬間から、、、」

・・・・・「・・・・・」

「ヒョンは終わりだ」


俺の言葉の意味が分からなかったのだろう。
チャンミンは、小さく頸を傾げた。


額の髪に触れ、そっと流す。
丸い額が可愛くて、たまらずキスを落とした。


「今日から、〝ユノ〟って、、、」

・・・・・「・・・・・」

「そう呼ぶんだ」



そう、、、

お前の兄はもう卒業だ。


チャンミンは、俺の言葉で少し緊張が解けたのか、、、
いつもと変わらない優しい笑みで、小さく頷く。


・・・・・「ユノ、、、」


チャンミンの唇が、俺の名前を呼ぶ。
その声には、いつもとは違う色が混じっている。


・・・・・「好き、、、ユノ、、、」


余りにも新鮮な響き
余りにも妖艶な囁き


俺はそのまま、チャンミンに覆いかぶさり、
誘う首筋に、唇を這わせた。









6へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

幼かった2人が、ようやく・・・( ;∀;)
母目線で緊張(笑)

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コメント

  1. ramchy | -

    きっかけはチャンミンだったけど、こうなるとユノ、さすが男だねっ♪o((〃∇〃o))((o〃∇〃))oヤルゥ♪今からお前を抱くだなんて、ストレートで照れるわー(*´Д`*)イヤン☆しかもヒョンはもう終わりなのねーヘ(≧▽≦ヘ)キャー♪ようやくだぁ~(///ω///)オメデトー♪

    ( 06:16 )

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    ( 06:22 )

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    ( 07:49 )

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    ( 11:26 )

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