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読者の皆さま、こんばんは。
晴れ、ときどき雨・・・こころ日和。 管理人のこころ。です。
いつも、こころ日和。にお立ち寄りくださってありがとうございます。

昨日、続編の更新をどのようにするか考えましたが、
続けて読みたいというご要望が多く、そして、私がもし読者だとしたら、
確かに続けて読みたいな、、と、そう感じました。
それに、〝読みたい〟と思っていただけることがとても嬉しかったです。

ここは、読者さまファーストで(*^^*)
お休みを少し先に延ばして続編17話、最後まで更新しますので、
ぜひ、お付き合いよろしくお願いします。



本日更新のお話は、〝微熱~永遠に冷めない熱病~〟の続編となります。
〝微熱~永遠に冷めない熱病~〟をまだ読まれていない読者さまは、こちらを先に読まれることをお勧めいたします♡


〝微熱~永遠に冷めない熱病~〟はこちらから →  微熱~永遠に冷めない熱病~




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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



振り向いて、抱きしめて。~止まない微熱~





「シムさん、おはようございます」

・・・・・「おはようございます、チョンさん」


いつもと変わらない朝。
いつもと同じ時間に玄関の扉を開ける。


そこにはいつも、変わらない貴方の笑顔がある。


貴方は僕を 〝シムさん〟と呼び、
僕は貴方を 〝チョンさん〟と呼ぶ。


--- なぁ、、チャンミン---
--- 何ですか? ユンホさん---



ユンホさん・・・
僕の目の前にいる貴方は、貴方のようで貴方じゃない。

姿形は貴方でも、

心が・・・
心が貴方じゃない。


分かってはいても、僕は目の前の貴方に似た人に視線を向けずにはいられなかった。


「良かったら、乗っていきませんか?」

・・・・・「いえ、僕は電車で・・・」

「いいじゃないですか、隣りのビルなんだし・・・ね?」


僕の心の中の複雑な気持ちなんて知る由もない。
ただ、純粋に僕に向けられる貴方の笑顔が、僕にはとても辛かった。


現実世界での貴方は、ごく普通の人間で・・・
驚いたことに、僕の勤める会社の隣りのビルで働いていた。


「行こう、シムさん」

・・・・・「はい・・・」


押し切られる形で、僕は1週間に1度か2度、
彼の車の助手席に乗り込むようになっていた。



窓から見える景色・・・

通りの木々には、鮮やかな若草色の葉が緩い風に乗ってゆらゆら揺れている。
差し込む光は、穏やかに降り注ぎ、春を告げている。

道行く人たちが羽織るコートも、明るくて柔らかい色に変わっていた。


「シムさん、突然なんですけど明後日の日曜あいてませんか?」

・・・・・「えっ? 日曜、、、ですか?」


そっと、隣りの貴方を盗み見る。

ハンドルに添えられた大きな掌
視線は前を見据えたまま・・・

「えぇ、実は、僕の好きな管弦楽団のコンサートがあるんです。なかなか人気の楽団なんで、
チケット取るのに苦労したんですよ。一緒にどうですか?」

・・・・・「・・・・・」

「あ、興味ないですか? それとも、先約ありますか? 彼女・・・とか?」

・・・・・「い、いえ・・・」

「じゃあ、良かったら僕に付き合ってもらえませんか?」



ユンホさん・・・
ねぇ、ユンホさん・・・

貴方ではないと分かってはいても、僕の鼓動は早鐘を打つ。


・・・・・「はい、僕でよければ・・・」


2人で過ごしたあの濃密な時間・・・

忘れていないよ。
全部覚えてる。




「良かった、なんだか少し強引だったかな? でも、楽しみにしてます。」




貴方の手の温かさ
唇の柔らかさ
貴方の匂いも、僕の髪を撫でる掌の感触も・・・

そして、僕の中に感じた貴方の熱も・・・

全てが忘れられないんだ。
例えそのすべてが、僕の夢の中の出来事だったとしても・・・



「じゃあ、シムさん、仕事頑張ってくださいね。」

・・・・・「ありがとうございました。チョンさんも・・・」



会社前の道路の脇に車が止まる。
助手席で、お礼を言ってから車を降りる。


窓越しに手を振る貴方。

キラキラ光る太陽のように明るくて、僕には少し眩しいくらい。
小さく頭を下げて、僕は振り返る。


ビルに向かって歩き出そうとしたその時・・・



「あの!!! シムさん!」


彼の声が僕を呼ぶ。
振り返ると・・・

車のウインドウを下ろして、彼が笑っていた。


「前から言おうって思っていたんだけど・・・」

・・・・・「はい、なんですか?」


「チャンミン、、、って呼んでもいいかな?」

・・・・・「えっ?」


僕に向かってそう言う貴方の頬は、少し赤く染まっていて・・・


「なんだか、〝シムさん〟って他人行儀だし、、、あ、いや、その他人なんだけど・・・
あの、、、もし迷惑じゃなかったら、、、いいかな?」


--- あんたの名前、教えてよ?---
--- チャン、ミン・・・いい名前だな・・・---
--- チャンミン、俺、、、お前が気に入ったよ ---
--- 俺とつきあってくれよ、チャンミン ---



現実の貴方も僕を 〝チャンミン〟って・・・
そう呼んでくれるの?


「あ、ごめんね、突然、、、変な事、、、嫌ならいいん・・・」

・・・・・「あの・・・」


彼の言葉を遮り、僕は口を開いた。


「ん? 何?」

・・・・・「ユンホさん、、、って呼んでもいいですか?」



貴方じゃないのに・・・

僕は・・・
僕の心は・・・

目の前の貴方にどんどん惹かれてしまう。


ユンホさん、、、


苦しいよ・・・







2へつづく

夢から1人、冷めてしまったチャンミン。
お隣に越してきたユンホさんそっくりのユンホさん(^_^;)と、
夢の中のユンホさんとの間で揺れ動くチャンミンの心を上手く描けたらいいなと思っています。
今回の続編・・・
大どんでん返し・・・・は今の所予定なしです(^_^;)





旧館で更新を始めた時の、私のあとがきです(笑)
上手く書けているかはわかりませんが、
なんとなくグレーな本編の完結にモヤモヤしてらっしゃる読者さまには、
是非読んでいただきたいと思います。

それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を♪



こころ。

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