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私の心の中のお話です。
ご了承ください。





・・・・・「あ、、、」


大学からの帰り道。

ヒラヒラと舞い落ちてきたのは、桜色の小さな花びら。
立ち止まり見上げると、満開の桜の木が、緩い風に吹かれて揺れている。


・・・・・「もう散っちゃうのか、、、」


ヒョンとお花見したかったな、、、

さわさわと音を立てながら、散る桜の花が、
なんだかとても寂しげに見えた。




映画みたいな恋をした。2



・・・・・「ふぅ、、、」


アパートに戻ると同時に、ポケットの中のスマホが音を立てる。


ディスプレイには、〝キュヒョン〟
小さく息を吐いて応答した。


・・・・・「もしもし、キュヒョン?」

--- お、チャンミン、お前、今どこ? ---

・・・・・「アパートに戻ってきたところ」


着ていた上着を脱いで、コーヒーを淹れるためにキッチンヘ向かう。
お気に入りのカップを取り出して居ると、、、


--- あのさ、今からちょっと出て来いよ ---

・・・・・「えっ? 今から?」

--- 実はさ、たまたま駅で彼女に会ってさ。
食事に行こうって話になったんだけど、彼女の方に連れがいてさ、、、---


う、、、嫌な予感だ。



・・・・・「イヤだ」

--- おい、まだなんも言ってねぇよ ---

・・・・・「聞かなくったって分かるよ」

--- なぁ、チャンミン、、、頼むよ~めっちゃ可愛いんだって、な?---



その後、何度断わり続けても、
キュヒョンはしつこく食い下がってきた。


--- まさか連れの女の子に帰れなんて言えないしさぁ、、、
だからって、3人なんてやりずらいだろ? 頼むよ、チャンミナ~---


キュヒョンとは長い付き合いだ。
だから、こんな時はどうしたって僕は敵わないことを知ってはいる。


けど、、、


・・・・・「僕、今、そう言うのに興味ないんだけど」

--- いや、別にさ、付き合えって言ってるわけじゃないって。ただの食事。それだけだって、、、な? ---


僕は、電話の向こうのキュヒョンに聞こえるように、
あからさまに大きなため息を吐く。

そして、取り出したコーヒーカップを棚に戻した。


・・・・・「で、、、何処へ行けばいいの?」

--- 流石は親友、恩に着るよ。駅前の大通りのさ、、、---






その10分後。

僕は脱いだ上着に再び袖を通し、アパートを出た。





・・・・・「確か、ここのはず、、、」


腕の時計は、午後5時を回ったところ。
食事にはちょっと早い時間だ。

たどり着いたのは、ちょっとおしゃれなパスタのお店。


・・・・・「いつもは食堂のくせに、、、」


ボソッとそう呟いて、
僕は店の扉を開いた。



--- チャンミーンっ、こっちこっちっ! ---



思っていたよりも、店の中は広くない。

一番奥のテーブル。
椅子から立ち上がって、僕に向かって手を振るキュヒョンを見つけた。


・・・・・「キュヒョ、、、」


速足でキュヒョンの居るテーブルに向かう。
ふと、目に入った隣のテーブルに、、、



・・・・・「ヒョ、、、」



ヒョンがいた・・・









10へつづく

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星の欠片、月の雫 4






・・・・・「んんん、、、んん」


閉じた瞼にも明るく輝く太陽が感じ取れる。
眩しさで、目が覚めた。


・・・・・「ん、、、今何時だろう」


起き上がろうとしたら、頭に鈍い痛みが走った。


・・・・・「っ、、、痛っ、、、」


なんとなくボーッとするけれど、熱はないような気がする。
けど、頭が重くて痛い。

たしか、昨日ユノが来てくれてたはず。


・・・・・「ユノ・・・」


ゆっくりと身体を起こして、ベッドを出た。
リビングに向かうと、カーテンはまだ引かれたままだった。

時計を見るとすでに10時を回っている。


・・・・・「ヤバイな、会社・・・」


携帯で会社に電話しようとしたら、テーブルの上のメモに気が付いた。


〝 チャンミン、今日は休日扱いにしたから、ゆっくり休むように。室長命令だぞ。
仕事が一段落着いたら、すぐに戻る。待ってろ    ユノ 〟



・・・・・「ユノ、、、やっぱり夢じゃなかったのか」


想い出して、頬が緩む自分が可笑しかった。
ユノがずっと手を握っていてくれたことは覚えてる。


〝 チャンミン、ここにいるから大丈夫だ〟


テミンの事はちょっと腹が立ったけれど、でも、、、ま、いいか。


〝どんなことがあっても、俺を信じていてほしい〟


ユノの言葉は胸に刻んでる。
僕たちは、どんなことがあってもきっと大丈夫。


テーブルの上に、ユノがメモと一緒に残してくれていた薬を飲んで、僕はもう一度ベッドに入った。





それからどのくらいの時間が過ぎたのか。
リビングから聞こえる、派手な音で目が覚めた。


誰?


起き上がって、痛む頭を抱えながらリビングに向かう。


・・・・・「ユノ?」

「あ、チャンミン、、、悪い、起こしちゃったか?」



見ると、
キッチンで何かを作ってる?


・・・・・「どうかしましたか?」

「お粥を作ろうと思ってさ。で、指を切っちゃって、、、あ、鍵、勝手に使ってごめん」

・・・・・「そんなことより、大丈夫ですか?」


驚いた僕は、駆け寄ってユノの手を取った。

指の先に、真っ赤な血が滲んでいる。
咄嗟に僕は、ユノの指を口に含んだ。


「チャ、チャンミン・・・」


暫くそうして、ユノの指から唇を離す。


・・・・・「そんなに深くないみたい。良かった、薬持ってきますね」


そう言って、顔を上げてユノの顔を見ると・・・


・・・・・「どうしたの?」


僕から視線を外し、
背中を向ける。


「い、いや、な、何でもない」


可笑しなユノ、、、



急いで薬箱を手にし、ユノの元に戻る。
指に薬とテープを巻いて・・・


・・・・・「これで大丈夫だよ」

「う、うん、、、サンキュ」


ユノの耳が真っ赤に染まっていた。

ふと、時計を見たら、もう日が沈みだす頃。


・・・・・「もう、こんな時間だ」

「少しは眠れたか?」

・・・・・「うん」

「お粥、、、」

・・・・・「いいよ、お腹すいてない」

「でも、昨日から何も食ってないだろ? 」

・・・・・「うん」

「そうだ、果物なら食えるか?」

・・・・・「?」

「ちょっと待ってろ」


そう言って、ユノはリビングを抜けて玄関へ向かう。


・・・・・「ユノ、いいよ、ホントに大丈夫だから」

「すぐだから、待ってろ」


そう言い残して、出て行った。


わざわざ買いに行かなくてもいいのに、、、
リビングに戻ろうと、足を向けたら・・・

ドアノブをガチャガチャ回す音。

驚いて、振り返る。

さっき閉じたばかりのドアを開けると、
クールな顔をしたユノが、リンゴを3つ抱えて立っていた。


「ごめん、、、ほら、リンゴなら食えるだろ?」

・・・・・「・・・・・」


何かおかしい。
そう言えば、今朝の電話の時も・・・

リビングにそそくさと向かうユノを追う。


キッチンへ入って、リンゴを切ろうとするユノを呼び止めた。


・・・・・「ユノ、リンゴは後でいいから、こっちに来て」

「すぐだから待ってろよ」

・・・・・「いいから!! ここに座って!!」


僕の腱膜に少し驚いたユノが、
リンゴを持ったままリビングに戻り、僕と向かい合わせでソファに座る。


「な、なんだよ・・・」


絶対に何か隠してる。
僕と視線を合わせないようにして、目が泳いでる。


・・・・・「僕に隠してる事、あるよね?」

「べ、別に・・・」

・・・・・「僕に嘘つくの?」


強くユノを睨みつける。


「な、なんだよ、俺を疑うのか?」

・・・・・「そのリンゴ、どこから持ってきたの?」

「こ、これは車の中に・・・」

・・・・・「嘘だ」

「・・・・・」


しばらく沈黙が続く。

その間も、僕はユノを睨みつける。
そして、ユノは僕と視線を合わせようとしない。


・・・・・「僕に隠し事するなら、もう、、、」

「わ、分かった! 正直に言うから」


大きなため息をついて、ユノがゆっくりと重い口を開けた。


「ちょっと前、引っ越したんだ」

・・・・・「えっ? いつ?」

「1週間前」

・・・・・「まさか、、、」

「だってさ・・・」

・・・・・「うそでしょ?」

「嘘じゃない」

・・・・・「どこですか? 何階?!!」

「・・・・・隣り」


!!!


隣り??


ウソでしょ???







32へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

昨日は娘が嵐のライブに参戦してきました。
お席があまりよろしくなかったため(事前に分かります)
ちょっと落ち込んでいたのですが、それでも行けなかった人もたくさんいるし、
活動休止前、もしかしたら最後に会える機会かもしれないので、
楽しんでくるようにと送り出しました。

推しは、推せるときに推せ。

しみじみと感じます。
いろいろ不安なこともあるけど、推しが元気で歌ってくれる。
私達はとても幸せですね♪

今日はジャカルタですね。
一度は行ってみたい海外公演。
無事に素敵な公演になりますように♪






それでは、今日も1日いい日になりますように♪
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〝ユンホさん〟が、僕の〝ヒョン〟になった。


それからの僕達は、以前よりももっと頻繁に連絡を取り合うようになり、
その距離を縮めてゆく。

会うたびに、僕の心はヒョンに染まってゆく。

もう、自分を誤魔化すことも出来ない。
僕は、ヒョンに〝恋〟していた。




映画みたいな恋をした。2



・・・・・「春、、ですか?」

「正確に言うと5月かな?」



暦の上では、もう季節は春。
けれど、風はまだ冷たく、厚手のコートは手放せない。


それは、大学帰りにヒョンと待ち合わせたカフェでのことだった。


「俺、1度失敗してるからさ。バイトも暫く休んで、試験の日まで集中しようと思って、、、」

・・・・・「そう、、、じゃあ、会えなくなっちゃうね」


5月の司法試験に向けて、
ヒョンはバイトも休んで勉強に取り組むことにしたと、そう僕に教えてくれた。

最近は、週に3日はヒョンに会ってる。
大抵は、僕が誘ってる。


「寂しいか?」


テーブルを挟んだ向こう側のヒョンは、
少し僕を揶揄うように、意味ありげに笑みを浮かべてそう言った。


・・・・・「そ、そんなんじゃないけど、、、」

「じゃあ、何だよ」

・・・・・「・・・・・」


コーヒーカップを手に持ったまま、
僕は言葉を上手く見つけられず、黙ってしまう。

そんな僕を見て、ヒョンは笑って、、、


「お前、ワンコみたいだな?」

・・・・・「えっ?」

「しっぽ振りながら、俺に懐いてる、、、そうだな、トイプードルってとこかな?」



そう言いながら、長い腕を伸ばして僕のくせっ毛を、少し乱暴に撫でた。


・・・・・「酷い、、、僕は犬ですか?」


ふくれっ面でそう言うと、ヒョンは大きな声で笑う。


「可愛いってことだよ。分かるだろ?」

・・・・・「可愛いって、、、僕は男です」


拗ねて見せたけれど、
本当はとても嬉しかった。


「知ってるよ。けど、可愛いもんは可愛い。仕方ないだろ?」


自分の顏が、火照っていくのが分かる。
ヒョンに見られないように、視線を逸らせて俯いた。



「忙しくても、チャンミンには連絡する」

・・・・・「・・・・・」

「な?」

・・・・・「うん」


分ってた。
ヒョンにとって、僕は弟でしかない。

それでも、僕は幸せだった。

僕のこの可笑しな恋心を、ヒョンに知られたくはない。
きっと嫌われる。

なら、特別になんてならなくていい。
時折、ヒョンと一緒の時間を過ごせたら、僕はそれで、、、


「俺も寂しいよ。お前に会えないのはさ」

・・・・・「ほんと?」

「きっと、我慢できなくて俺から連絡してる」


こんな風に、ヒョンはいつも僕を気遣ってくれる。
僕の欲しい言葉をくれる。


大好きだ、、、


「けどさ、、、」

・・・・・「ん?」

「そろそろ前の彼女のことは忘れて、新しい恋したらどうだ?」

・・・・・「・・・・・」

「出来の悪い〝ヒョン〟にばっかり構ってると、何時まで経っても彼女が出来ないぞ」

・・・・・「・・・・・」



心に尖った針が刺さる。
僕が好きなのは、ヒョンなのに、、、


・・・・・「いらないよ、、、」

「・・・・・ん?」

・・・・・「彼女なんていらない」


俯いたまま、ぐっと歯を食いしばる。
涙が滲みそうになったけれど、心の中で大きく深呼吸してどうにか堪えた。


「お前はいい男なんだから、すぐにいい恋が見つかるさ、な?」


そう言いながら、伸びてきたヒョンの手が、
テーブルの上で小さく震えていた僕の手に重なる。


その時、〝ある物〟に目が留まった。

ヒョンの左手の薬指に光るリング。
シンプルで飾り気のない、それでいて、キラキラと美しく輝いている。


どうしてだろう、、、


胸騒ぎがした・・・








9へつづく

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星の欠片、月の雫 4





・・・・・「さむっ」


ブルっと身震いして、空気の冷たさに目が覚めた。

昨日の夜、シャワーを浴びてを髪も乾かさずにソファで眠ってしまったからか、
なんだか頭がボーッとする。


・・・・・「ヤバイかも、、、」


時間を確認するため、テーブルに置いたままだった携帯を見た。


・・・・・「もう、5時か」


見ると、着信を知らせるランプが点いたり消えたりしている。
チェックすると・・・


・・・・・「ユノ・・・」


キュヒョンから1件、そして、ユノから5件・・・
留守番電話が1件。


〝チャンミン、連絡待ってる〟



ユノ・・・

身体が冷えて寒気がするのに、何故か顔が熱い。
汗をかいたようで気持ちが悪くて・・・


・・・・・「シャワー浴びよう」


熱いお湯を頭から被って、冷えた身体を温めた。


なのに、、、
ダメだ、、寒気が引かない。

リビングに戻ってソファに横になった。


・・・・・「ヤバイな、本格的に風邪ひいたかな」


そのうち頭痛がしてきて、ますます寒気が酷くなる。

出社まであと少しだけ横になりたくて、ベッドへ向かうために立ち上がったら、
身体がふらっと揺れて、もう一度ソファに沈んだ。

その時・・・

携帯が鳴る。


〝チョン室長〟

ディスプレイに浮かぶ文字。

ユノ?


・・・・・「もしもし、ユノ?」

「チャンミンか? 」

・・・・・「どうしたんですか? こんな時間に」

「いや、ずっと繋がらないから気になって、それで、眠れなくて・・・」

・・・・・「あ、僕、眠ってしまってて、、、ごめんなさい」

「チャンミン、どうした?声がおかしいぞ」

・・・・・「ちょっと風邪ひいたみたいで」

「熱があるのか?」

・・・・・「分らないんですけど、頭が痛くて、寒気がするんです」

「じっとして、そのまま待ってろ」

・・・・・「あ、だいじょ・・・」


〝大丈夫〟


そう言い終わる前に電話が切れた。


ま、まさか、、、来ないよね?
とにかく、どうにかしてベッドへ向かおうと立ち上がったその時・・・


・・・・・「えっ?」


インターホンが鳴る音が、早朝の静かな部屋に響く。

えっ?? 誰だ? こんな時間に、、、

まさか、、、ユノ?
じゃないよね、早すぎるよね?



ゆっくりと、怠い身体をなんとか支えながら、インターホンの通話ボタンを押す。


・・・・・「はい・・・」

「チャンミン、俺だよ、開けて」


ユノ???
急いで玄関に向かう。

扉を開けると、その向こうに息を弾ませたユノが立っていた。


・・・・「ユノ、ど、どこにいたの?」


ユノは、まるでさっきまで家にいました、、、とでもいうような部屋着を着てて・・・


「ほら、いいから・・・」


そう言いながら、僕の手を掴んで、部屋の中に入った。

僕は熱と怠さと頭痛と、、、そしてあまりにも突然引っ張られたせいで、
足をふらつかせてその場に倒れ込んだ。


「チャンミン!」

・・・・・「だ、大丈夫です。ユノ、、、ベッドへ連れて行ってもらえませんか?」

「ん、、、ほら、俺に掴まるんだ」


力の入らない僕の身体を、逞しい腕が支えてくれる。
僕をベッドに収めて、震える身体に布団をかけてくれた。


「薬飲んだか?」


僕が頭を横に振ると・・・


「待ってろ」


リビングに消えたと思ったら、すぐに戻ってきて、


「ほら、飲んで・・・」


薬を飲ませてくれた。


・・・・・「ユノ、どうして、、」

「いいから、少し眠れ。な、ここにいてやるから・・・」


額に気持ちいい冷たさ感じた。


・・・・・「ん、、、ごめんね」

「ゆっくりおやすみ」



ユノが僕の手を握っていてくれる。
そのことに、僕はとても安心して、深い夢に沈んでいった。








31へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

朝からグズグスのお天気ですが、今日から末娘の学校が始まります。
ということで、わが家の夏休みは終わりました。

日常が戻りますね。
11月のツアーまで頑張らないと。

楽しみが待っていると思うと、頑張れますね。
どこかの会場で、皆さんにもお会いできたら嬉しいです。




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・・・・・「ユンホさん、、、」

「やっぱりチャンミンだ。どうしたんだ?こんなところで、、、」


ついさっき僕が見た彼は、幻だったのか。

冬の空に広がるグレーの雲の隙間から、
弱い陽の光が、優しく微笑むユンホさんを照らしていた。



映画みたいな恋をした。2



・・・・・「だ、大学がここから近いので、、、」

「あぁ、、、そう言えば確かT大だったよな。誰かと待ち合わせ?」

・・・・・「あ、そ、そうだったんですけど、友だちの都合が悪くなったみたいで、それで、、、」


まさか、ユンホさんを見つけたからって、そんなこと言えない。


「そっか、、、」

・・・・・「ユンホさんは、どうしてこんなところに?」


僕のその問いに、ユンホさんの瞳が一瞬、ぐらりと揺れる。
けれど、すぐにまた僕に微笑みを返して、、、


「ん、俺も待ち合わせ。でも、チャンミンと同じかも?」

・・・・・「えっ?」

「約束、、、すっぽかされたみたいだ」


そう言うと、小さく舌先を見せてお道化て見せる。
フフッと笑って、ベンチから立ち上がった。


「チャンミン、腹減ってない?」

・・・・・「えっ?」

「ちょっと歩くけど、この先に美味いラーメン屋が出来たんだ。寂しいもの同士、一緒にどう?」


ゆっくりと歩き、僕の目の前で脚を止める。
微笑むユンホさんの瞳は、変わらず美しい。

けれど、どうしてだろうか、、、
笑っているのに、何故か悲しそうに見える。


胸の奥が、ぎゅっと痛んだ。


・・・・・「僕、ラーメン大好きです」


少し無理に笑ってそう答える。

その刹那、、、


「よし、ヒョンの奢りだ」


ユンホさんの長い腕が、
僕の肩にぐるりと回されて、、、


・・・・・「ユ、ユン、、、」

「ヒョンでいいよ、ヒョンって言ってみて?」


至近距離、、、

耳元で響く、ユンホさんの声に、
心臓がドキドキと大きな音を立てる。

どうかこの鼓動が、ユンホさんに聞こえませんように、、、



「ほら、早く」

・・・・・「ヒョ、、、ヒョン、、、」

「よしっ! 行こう、チャンミン」


歩きだしたユンホさんの腕は、僕の肩に回されたままだ。
そのまま引かれるように、僕は彼の隣りを歩幅を合わせて歩き始めた。


気がつけば、さっきまでどんよりと曇っていた空は、
春の陽のような眩しい光が広がっていた。







8へつづく

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星の欠片、月の雫 4





--- あ!! ユノ~っ、、、シムがいるよ~---


賑やかな店内でも響く大きなテミンの声。


--- な、ちょ、チャンミン、、、噂のって、もしかして?---


思ってもいなかった人の登場に、
キュヒョンが僕よりも驚いてる。


・・・・・「そう、噂の小僧だよ」

--- 室長と腕組んでるぞ? ってか、男、、、だよな?---


キュヒョンが不思議がるのは仕方ない。

昼間のスーツ姿とは違って、ラフな白いシャツ、デニムのパンツ。
小柄で華奢な身体つき、女の子のようなクリクリの瞳。プックリした唇。

彼と、、、ユノと腕を組んで歩いてたら、女の子に間違えられてもおかしくはない。


--- ね、シム! 一緒に座ってもいい? ---

「こら、テミナ、やめろ」


さっきから、彼は・・・
ユノは僕を見ようとはしない。


・・・・・「混んでますし、僕は構いません、キュヒョン、いい?」

--- ああ、室長、良かったらどうぞ---


そう言いながら、飲みかけのビールとつまみの皿を持って、僕の隣に移動してきた。


--- ユノ~っ、僕、お腹すいた、はやく~---


何だよ、、、ユノって・・・


「悪いな、邪魔しちゃって」


言いながら、僕の前にユノ、キュヒョンの前にテミンが座る形になった。

オーダーをとりに来た店員にビールを頼んで・・・


--- ねぇ、ユノ、何食べる?---


べったりとユノにしがみ付いてる。
適当にユノが注文して、改めてテミンの視線が僕に向く。


・・・・・「あ、こちら、同じフロアの営業課の・・・」

--- チョ・ギュヒョンです。よろしく---

「挨拶しろ」

--- イ・テミンです---


適当に挨拶を終わらせたテミンの眼中に、僕とキュヒョンはいなかった。


--- ね、ユノ~今日、泊まってってもいい?---

!!

な、なんだって?


「何言ってんだ、お前の家のがここから近いだろ?」

--- いいじゃん、ねぇ、ユノ~---

「ダメだ」

・・・・・「どうしてだよ。いいじゃんか、久しぶりに会ったのに・・・」

「今日は、これから用事がある」

・・・・・「なに? 何処かへ行くの?」

「いいから、もうベタベタするなよ、ったく・・・」


さっきまで、一切こっちを見なかったくせに、
チラチラこちらを気にしてるのが分かる。


--- まさか、彼女じゃないだろな? ユノ・・・---


テミンのその言葉に、何故か僕がドキッとして、
今度はこっちが前を向けない。


「何言ってんだよ、バカか」

--- じゃあさ~僕と付き合ってよ~ね~ユノ~---


目の前でべったりとユノに張り付くテミンの姿。


み、見てらんない・・・


・・・・・「キュヒョン、そろそろ行こうか」

--- えっ? もう行くの?---

・・・・・「お邪魔みたいだから・・・」

「お、おい、チャンミン、もう少しいいだろ? 急ぐのか?」

・・・・・「室長、失礼します。お2人で、ごゆっくりどうぞ」


あたふたしているキュヒョンの腕を掴んで、急いで店を出た。

急ぐ僕の後ろから、


--- シ~ム~、またね~---


イライラする・・・

店を出たら出たで、情報屋の血が騒ぎだしたのか、キュヒョンがわいわい騒いでいる。


--- な、なんだあれ? スクープじゃね? な、チャンミンどう思う?---

・・・・・「うるさい!! もう帰る!!」

--- えっ? もう帰るの? お、おい、チャンミン!!---


通りに出てタクシーを止めた。


・・・・・「じゃあな」

--- ま、待てって ---


キュヒョンには悪いけど、あんなの見せられてイライラしないはずはない。
ごめんな、キュヒョン。

腕を掴んで僕を引き留めようとするキュヒョンを振り切って、
タクシーは走り出した。






マンションに戻って、シャワーを浴びた。

酔えなかったから、冷蔵庫からビールをありったけ出して、
一気に喉に流し込む。



・・・・・「ユノのバカやろ、、、」



どのくらい飲んだのか、、、
気がつけば、ソファに身体を横たえて、そのまま意識を手放した。








30へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

今日は長男の誕生日です。
まぁ、もう成人していますので、特に家族でお祝いしたりもないです。

それに、息子は先日阪神タイガースのファンクラブの企画で応募したチケットが当選して、
今日はとてもいい席で野球観戦するそうです。

ただ、甲子園なのでお天気が心配です。

暫くぐずついたお天気が続くようなのですが、
折角のお誕生日観戦なので、中止にならなければいいなぁと思っています。




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その日は、冬の冷たい風が、一段と強く吹く日だった。

大学からの帰り道。

大通りに繋がる細い脇道を、友人たちと歩いていた僕は、
信号のない交差点の角にある小さな公園の中に、ユンホさんの姿を見つけた。





映画みたいな恋をした。2




思わず脚が止まる。


--- チャンミン、どうした? ---


突然立ち止まった僕に、友人が声を掛ける。


・・・・・「あ、、、ゴメン、、、」


こんなところに、どうしてユンホさんが?
驚きで、友人の問いかけにまともに返事も出来ない。

友人が、ユンホさんをまっすぐ見つめる僕の視線を辿る。


--- 知り合い? ---

・・・・・「あ、う、うん、、、ちょっとね、、、」

--- そっか、、、じゃあ、また明日な、チャンミン ---


友人たちが、交差点を曲がって見えなくなるまで見送って、
僕は、ゆっくりと公園の中に脚を踏み入れた。



サクサク、、、と、地面に散らばる枯れ葉を踏む音が小さく響く。
時折吹き付ける冷たい風で、思わず首をすくめる。

ユンホさんは、小さな寂しい公園の隅にある古いベンチに座って俯いている。



〝チャンミンはまだ、運命の人と巡り会ってないだけさ〟



あれから2週間。

あの時、思い切ってアドレスを交換してほしいと言った。
ユンホさんは、嫌な顔一つせず、僕のスマホに自分のアドレスを登録してくれた。

その日から、僕は1日に1度、ユンホさんにメッセージを送る。


〝おはようございます〟

〝おやすみなさい〟


なんてことのない、そんな短いメッセージにも、
ユンホさんは必ず返事をくれた。


僕は、惹かれてる。

どんどん、どんどん、僕の心が彼の色に染まってゆく。
あの、深く美しい瞳の色に・・・


暫く遠くから彼を見つめていた僕は、
思い切って彼に近付き、声を掛ける。


・・・・・「ユン、、、」


けど、、、

声を掛けようとして、思わず止めた。


俯いていたユンホさんが、不意に顔を上げる。


・・・・・「えっ?」


ユンホさんは、泣いていた。
冬の冷たい灰色の空を仰いで、ゆっくりと瞼を閉じる。

その頬に、一筋の涙が滑り落ちてゆく。


その姿は、見ているだけで胸が締め付けられ、息苦しくなるほど、、、
僕は思わず目を逸らせた。




ここに来たことを後悔した。

見てはいけないものを見てしまったような、、、
そんな気持ちになった。

一歩、後退る。

そのまま静かに振り返り、ユンホさんに気付かれないように静かに歩き始めたその時、、、




「チャンミン?」



知りたくなかった。
知らなければ、こんなに苦しまなくても済んだのに、、、




「チャンミンだろ?」


心臓がドクン、、、と高鳴る。

その胸の鼓動を落ち着かせる為に、僕は、小さく息を吐いて、そして、ゆっくりと振り返る。
視線の先には、僕に優しく微笑むユンホさんがいた。


頬の涙の痕は、すでに綺麗に拭われていた。



・・・・・「ユンホさん、、、」


冷たい冬の風が、僕とユンホさんの間をすり抜けて行った。







7へつづく

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星の欠片、月の雫 4





---室長、おはようございます---

「おはよう」



いつもと変わらない朝。


「チャンミン、ちょっと時間いいか?」

・・・・・「はい、すぐ伺います」


会社では 〝室長〟
プライベートでは 〝ユノ〟

そう呼ぶことにもかなり慣れてきた頃・・・


--- おいおい、委員長改めチャンミンかよ---


急ぐ僕の後ろから、情報屋キュヒョンが面白げに声をかけてきた。


・・・・・「今、急いでるから待ってろ。後で遊んでやる」

---了解。チャンミン、今日空けといて ---


揶揄うキュヒョンに背を向け、ユノの元に向かう。
部屋をノックして・・・


・・・・・「シム・チャンミンです」

「入って」

・・・・・「失礼します」


扉を開けると、ふと、いつもと違う空気を感じた。

ん? 誰?

その異質な空気の原因は、すぐに分かった。
僕の視界に入ったのは、ソファに座るユノの隣にピッタリと寄り添うように座る、、、誰か。


「おい、ちょっと離れろ」

--- いいじゃん、で、誰? ---

「チャンミン、座って?」

・・・・・「はい、失礼します」

「チャンミン、頼みがある。こいつなんだけど・・・」

--- ねぇ、誰? ---


ユノの腕に絡みつくように自分の腕を巻きつけて、、、


「チャンミン、こいつ、アメリカにいたときの部下なんだけど、
今度こっちに配属になった。悪いけど、面倒見てやってくれないか」

--- えーっ、イヤだよー、僕、ユノがいい!! ユノの秘書がいいっ ---


大きくてキラキラした瞳。
甘える仕草、、、


「うるさい、言うこと聞かないと追い返すぞ」

--- 何だよ、、、ユノの秘書だと思って楽しみにしてたのに---

「専務の言いつけだ」

--- ちっ、アイツ、、、---

「こら、あいつなんて呼ぶんじゃない」


2人の会話は僕には全く理解できなかった。


・・・・・「あの・・・」

「ゴメンな、チャンミン。少しの間だけ、こいつのちゃんとした配属先決まるまで頼むよ」

・・・・・「はい、わかりました」

--- ・・・・・ ---

・・・・・「シム・チャンミンと申します。よろしく」


僕は、ソファから立ち上がって、ユノの隣にいる〝彼〟に向かって手を差し出した。


「おい、挨拶しろ」


ユノに言われたから、仕方なし、、、とでもいうような顔をしながら、
その〝彼〟は、めんどくさそうに立ち上がる。


--- イ・テミンです。よろしく---


そう言いながら、僕の手をキツく握った。

その時の彼の・・・
テミンの視線は、何故か僕を睨みつけるような、強く攻撃的なものだった。







--- で、その〝テミン〟とかいう小僧の面倒をお前が見るの?---

・・・・・「ま、室長命令だから、、、」


仕事が終って、約束通りキュヒョンに付き合う。

いつもの居酒屋。
ビールとつまみを適当に注文して・・・


--- お前、最近の口癖だな、〝室長命令〟ってーの---

・・・・・「そう?」


ダメだな、気を付けないと・・・




--- あ!! ユノ~っ、、、シムがいるよ~---


大きな声に驚いて顔を上げる。
聞き覚えのあるその声の主は、、、


--- えっ、、、だれ? ---

・・・・・「あれが噂の人だよ」



テミンと、そして〝チョン室長〟が、仲よく腕を組んで立っていた。









29へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
今日から - season 4 - に入ります。
前シーズンの2人がちょっと甘い雰囲気になっていましたけれども、
今シーズンはチャンミンに〝ライバル?〟 な人物が登場します。
さて、その人物は敵か味方か・・・フフフ

引き続きお付き合いください。


それでは、今日も1日いい日になりますように♪
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私の心の中のお話です。
ご了承ください。






ユンホさんは、沢山話しをしてくれた。

ガキ大将だった幼い頃。

中学の頃の初恋の話や、サッカーに夢中になっていた高校時代。
幼馴染の親友や、愛する家族の話。


彼のことを何も知らなかった僕が、
少しずつ少しずつ、ユンホさんという人を知ってゆく。

それがとても嬉しかった。



映画みたいな恋をした。2



「なんだかさ、、、」

・・・・・「はい、、、」

「さっきから俺ばっかり話してる。チャンミンのことも教えてよ?」

・・・・・「えっ? 僕の事ですか?」


そう言われて、言葉に詰まる。
何を話せばいいのだろう。

僕には、何もない。


「聞いてもいいかな?」

・・・・・「は、はい、、、」

「あの時さ、どうして泣いてたんだ?」

・・・・・「えっ?」

「ほら、映画観て泣いてただろ?」


ユンホさんの問いかけに、
頭の中に別れた彼女の姿が蘇る。

僕はまだ、彼女を忘れていないのだろうか、、、


「あ、もしかして聞いちゃダメだったかな?」

・・・・・「あ、い、いえ、、、実はあの時、、、」


別に、言わなくてもよかった。

彼女にフラれて泣いてたなんて、そんなカッコ悪い事を、
わざわざ彼に伝えなくてもよかった。

けど、なんとなく彼に聞いて欲しくて、、、


・・・・・「あの日、長く付き合ってた彼女にフラれたんです」

「・・・・・」

・・・・・「どうしてだか分からないんですけど、気がついたらあの映画を観てて、、、」

「・・・・・」

・・・・・「泣いてました」


俯いたまま話す僕。
そんな僕の話を、ユンホさんは何も言わず静かに聞いてくれた。

こんな最悪で情けない話、、、
けど、不思議と僕の心はスッキリしていた。


「彼女の事、好きだったんだな」

・・・・・「情けないですよね、恥ずかしいです」

「良いんじゃない?」


グラスのビールをぐいっと煽って、
ふーっと息を吐くと、ユンホさんはテーブルの向こうから僕を見てフワリと笑った。


「それがチャンミンなんだろ?」

・・・・・「えっ?」

「恋愛映画見て、フラれた女を思い出して泣いちゃうチャンミン」

・・・・・「もしかして、バカにしてますか?」

「違うよ、そうじゃなくてさ、、、」

・・・・・「・・・・・」

「自分の感情を無理に押し込めたり隠したりしない、、、要するに、自分に素直って事だろ?」

・・・・・「よく、、、分かりません」

「可愛いと思うけど?」


〝可愛い〟 なんて、男に言う言葉じゃない。
普通なら、揶揄われたようで腹立たしくなるものなのに、、、


・・・・・「可愛くなんて、ないです、、、」

「あ、怒った?」

・・・・・「いえ、、、」


視線を逸らせて俯いた僕。

怒ってなんていない。
ただ、恥ずかしかっただけ。

自分の顏に、熱が集まってゆくのが分かる。
きっと今、僕の顏は真っ赤に染まってる。


「チャンミンはまだ、運命の人と巡り会ってないだけさ」

・・・・・[運命、、、」

「そう、赤い糸で結ばれた、運命の人、、、」


そう言いながら、立てた小指を僕に見せる。


すーっと真っすぐに伸びたユンホさんの長い小指。

その指を見た時、見えないはずの赤い糸が、
見えた気がした。

その赤い糸は、向かいあった僕の指に、
真っすぐ繋がっている。


いや、きっと、それは自分の願望だったのかも。

だって、僕は気がついていなかった。
彼の薬指のリングが、鈍く光を放っていたことを・・・・・






6へつづく

読者の皆さま、こんにちは。

最近、あおり運転が世間の話題になってますが、
昨日、スーパーへ出かけて、信号で止まった時、私の車の前に1台止まってたんです。

信号が青になってさぁ発進しようかと思ったんですけど、
前の車がなかなか発進しなくて、そうしたら、私の後ろの車が、
痺れを切らせてクラクションを鳴らしたんです。

そうしたらようやく動き出したんですけど、
50キロ制限の道路を30キロで走るんですよ(泣)

追い越し禁止だし、ちょっとイライラしてきたその時、
私の右隣りを、後にいた車が追い越して行ったんです。

もちろん、前ののろのろ車も。
けど、前方から走ってきた対向車と、もう少しでぶつかりそうになって、
一瞬心臓が止まりそうになりました。

ぶつかってたら、確実に私も巻き込まれてました。
怖かったです。

イライラしちゃダメですね。
心にゆとりを持って、車の運転をしないと、、、と改めて思いました。

皆さんもお気を付け下さいね。




それでは、本日はこのへんで。
午後も素敵なひとときを♪

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私の心の中のお話です。
ご了承ください。




星の欠片、月の雫。3





・・・・・「しかしユノ、、、なんとも殺風景な部屋だね」


確かにユノの言う通り。

広い・・・
広すぎる・・・

リビングだけでも僕のマンションより広い。


「アメリカから最低限の物しか持ってこなかったから・・・」

・・・・・「ふーん」

「今日、お前が持ってきた荷物より少なかったぞ」


また、ニヤニヤ笑ってる。
何だよ・・・


「チャンミン、ちょっと出かけるか?」

・・・・・「うん。いいけど、、、どこへ行くんですか?」

「よし、行くぞ」

・・・・・「あ、ちょ、ちょっと待って」


さっきの部屋までのルートをそのまままた引き返した。

フロントの男性が、また律儀に会釈する。
僕も、立ち止まって会釈。

そんな僕を見て彼は俯いて笑ってた。


彼の車の助手席に乗って、大通りを走る。


・・・・・「ユノ、どこへ行くんですか?」

「ん、懐かしいところ」


懐かしいところ?

車内には、今流行りの洋楽が音を絞られて流されている。

大通りから見える景色、、、

さっきまで、あんな高いところから眺めていた景色と同じだと思うと、
なんだかとても不思議な気持になった。


気が付けは、見覚えのある懐かしい景色。
あぁ、ここは・・・


「あれ、入れないのか?」


車を止めて、外へ出る。


・・・・・「待って、、、」


僕も後を追うように、慌てて外へ出た。



懐かしいな、、、
そこは、僕たちが通った高校の正門の前だった。


・・・・・「あ、、、今日は日曜日だから、、、」

「そうか、日曜か」

・・・・・「でも、変わってないですね」


春になったら満開に咲く桜の木も、古い部活用の倉庫も、
そして、短い間だったけど、あの頃の、、、彼と、、、チョンくんと過ごした校舎も何も変わってない。


「短い間しかここにはいなかったけど、俺には大切な場所」

・・・・・「寂しかったです。ユノがいなくなった後、校舎の裏で泣いてました」

「えっ? ほんとに?」

・・・・・「嘘です」

「な、なんだよ・・・」

・・・・・「嘘、本当です」

「ど、どっちなんだよ」

・・・・・「ふふ、秘密です」


少し嬉しそうにはにかむ彼は、とても可愛かった。


彼と、また一緒に訪れる約束をして学校を後にした。
そのあと、少し早い夕食を食べて、彼のマンションに戻る。


順番にシャワーを浴びて、帰りに買ってきたビールを飲んだ。
ふいに立ち上がって彼が手招きをする。


「チャンミン、いいもの見せてやる」


彼についてゆくと・・・


・・・・・「わぁ、綺麗だ、、、」


彼の部屋から続くテラスに出て、息をのんだ。

見下ろせば、まるで宝石が散りばめられたような街の灯り。
そして、見上げれば手が届きそうなくらいの星たちが、キラキラ光っていた。


「綺麗だろ? ここを出る前に、この景色をお前に見せたかったんだ」


手を空に伸ばしてみた。


・・・・・「ホントに掴めそうですね」


その時・・・
僕が伸ばした手に、彼の手が重なる。

ビックリして、隣にいる彼の顔見ると、、、


「チャンミン、いつかお前のために、自分の力でこの景色を手に入れるから・・・」

・・・・・「・・・・・」

「その時、俺と一緒に暮らしてくれないか?」



色とりどりの宝石が散りばめられた空間の中、、、
恥ずかしいくらい僕を見つめる貴方に、僕の心は完全に囚われてしまった。



・・・・・「・・・うん」







28へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

次回の更新から - season 4 - に入ります。
引き続き、お付き合いよろしくお願いいたします。

昨日は、午後から4時間半(笑)
トンペンのお友だちと長電話しました。
めっちゃ笑って楽しくてストレス発散しました。

今日からお天気が崩れるとか?
金曜日、娘が嵐のライブに参戦するので、お天気が良くなればいいなと思います。

朝晩涼しくなって、日中との気温差が出てきましたね。
皆さま、体調崩されませんように。


それでは、今日も1日いい日になりますように♪
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