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※ 5月26日更新の記事です。
アンケート〆切日まで、トップに置かせていただきます。




読者の皆さま、真夜中にこんばんは。

「純愛。76」 のあとがきに少し触れさせていただきましたが、
現在、毎朝更新しています、「シム・チャンミンが好きですか?」が、あと5話で完結します。

それに続くお話を決めかねています。

以前にも沢山リクエストを頂きましたが、
その件につきまして、再度、皆さまにご意見を頂きたくて、
アンケートをしてみたいと思います。

ご協力、よろしくお願い致します。












それぞれのお話について、少し触れさせていただきます。


① 淋しい熱帯魚。

淋しい熱帯魚。

アクアショップで働く目の病を持つチャンミンと、
自分の生き方を見失って、孤独に生きるユンホさんの物語。
長編です。


②藍の月。(あいのつき)

藍の月。

悲しい過去を持つ陰のあるチャンミンと運命の出会いをする、小説家ユンホさんのお話。
長編です。


③ボクは愛のセールスマン。

ボクは愛のセールスマン

かなりファンタジー要素大。
純粋な天使のチャンミンに恋をしたユンホさんのお話。
中編です。
続編が数話含みます。


④ユンホさんの初恋。シリーズ

ユンホさんの初恋。

一目惚れしたチャンミンに猛烈アタックし、ようやく恋人になったユンホさんが、
初エッチに向けて奮闘する(笑)お話。
ユンホさんの初恋。ユンホさんの初体験。のシリーズです。
中編です。


⑤Can't Stop Fallin' in Love

Can't Stop Fallin' in Love

チャンミンの中に生きる、もう一人のチャンミン。
2人の間で揺れ動くユンホさんの恋物語。
中編です。


⑥俺の男、僕の男。

俺の男、僕の男。

初めはお互い身体だけの関係だった2人。
何時しか心も寄せるようになったチャンミンと、その気持ちに戸惑うユンホさんのお話。
旧館の作品の中では比較的新しいお話です。
中編です。


⑦ユンホ先生、急患です!

ユンホ先生、急患です!

大病院のお医者様ユンホさんと、そのユンホさんに憧れる看護師チャンミンの恋物語。
ヒチョルさんもお医者様で登場します。
中編です。


⑧その他。

上記以外のお話でご希望があればこちらに。
アンケートのコメント欄にご希望のお話のタイトルを。
25文字まででしたら書き込めます。



以上です。

旧館からの読者さまで、
お話の内容を覚えていてくださっている方だけではなく、
上記の内容読んでいただいて、〝読んでみたい〟と思ってくださった
こころ日和。若葉マークの読者さまからも受け付けています。

アンケート欄のコメントは、25文字まで書き込めます。
それ以上の文字数になる方は、こちらの記事のコメント欄も開けていますので、
書き込んでいただけたらと思います。

勿論、コメントなしの投票のみでも結構です。


※ 投票は 27日から31日までの5日間です。
※ 1日1回投票できます。
※ 投票結果は、締め切り後公開します。


得票数の多い作品を、次回から更新しようかと思います。
お手数をお掛けしますが、ご協力よろしくお願いします。




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私の心の中のお話です。
ご了承ください。


純愛。1




顏から火が出るっていうのは、まさにこういうことなんだ。


・・・・・「ヒョ、、、」

「ヒョンじゃないだろ? ほら、そんなに力を入れるな、、、」

・・・・・「で、でも、、、んっ、、、」





着ていたものをすべてヒョンに剥ぎ取られ、晒される俺の身体。

恥ずかしがる俺の事なんて全く無視して、
ヒョンは俺の身体の隅々に、丁寧に優しく触れ、キスの雨を降らせる。

俺は、必死でその慣れない感覚に耐え、羞恥心を誤魔化すのが精いっぱいだった。



そして気が付けば、、、


・・・・・「で、でも、、、」

「大丈夫だ。痛くしない、、、ほら、、、深呼吸して、、、」


言われるがまま、俺は身体を震わせながら大きく息を吸い、そして吐き出した。


「そうだ、いい子だ、、、」


今、俺の中にヒョンがいる。
少しずつ、俺の中に入ってくるその感覚・・・

最初は痛みで顏が歪んだけれど、


〝チャンミンを傷つけないように〟


そう言われて、長い時間をかけて解された俺のそこは、
ゆっくりだけど、確実にヒョンを飲み込んでいく。

苦しくて、、、

内臓を押される、、、と言うのが正しいのかは分からないけど、
何とも例えようのない感覚に、俺は襲われていた。

けど、身体の苦しさとは反対に、
俺の心はフワリと軽く、とても心地いい。



・・・・・「ユ、、、ユ、ノ、、、」

「ん?」

・・・・・「く、苦しいけど、、、」

「ん、、、」

・・・・・「す、すごく、、、」


ヒョンに伝えたかった。

その時の自分の感情を、ヒョンに伝えたいと思ったけれど、
いい言葉が浮かばなかった。


その時、、、

グッと、ヒョンが腰を動かして、
俺の奥に、さらに進んで来た。


・・・・・「くっ、、、んっ、、、」

「凄く、、、幸せだ、、、チャンミン、、、」


俺の中に入ったまま、耳元でヒョンがそう囁く。

額に滲む汗、、、
愛おし気に俺を溶けるような瞳で見つめている。


あぁ、、、そうか、、、
これは、〝幸せ〟って、そう言うのか、、、


自分がヒョンに伝えたかった言葉は、これだと思った。

そして、俺と同じようにヒョンもそう感じてくれていると思うと、
身体以上に、心が満たされていくような気がした。


・・・・・「俺、、、も、、、ユノ、、、」

「チャンミン、、、」

・・・・・「し、幸せ、、、だよ、、、」


その刹那、、、
俺の中のヒョンの中心が、ビクン、、、と震えて質量を増す。


「動いていいか? もう、我慢できそうにない、、、」

・・・・・「うん、、、」


同じ男だから分かる。
今のヒョンの状態が、楽ではないってこと、、、

けれど、不安は拭いきれなくて、、、

そんな俺を、きっとヒョンは分かっていたんだと思う。


「分かってる、、、手加減、、、するからな、、、」


そう言うと、チュッとリップ音を立ててキスをして、
ヒョンはゆっくりと、律動を始めた。


・・・・・「うあっ、、、」


経験したことのない感覚が、全身を駆け巡る。
更に漏れ出そうな声を必死で抑えながら、俺は、両手でシーツをギュッと握りしめた。


ヒョンが、俺を傷付けまいと、優しく大切に抱いてくれるのが分かる。

俺に触れる指も唇も、
俺の狭い中を行き来するヒョンの中心も、
全てが優しく、そして温かい。


ずっと、、、

諦めないでよかった、、、


ずっと、、、

ヒョンを好きでよかった、、、


・・・・・「ユノ、、、」

「、、、ん?」

・・・・・「ずっと、、、ずっと、、、好きだったんだ、、、」

「・・・・・」

・・・・・「ほん、と、、、、だよ、、、ずっと、、、、」


俺を揺らしながら、ヒョンはふっと微笑んで、、、


「あぁ、、、分かってるよ、、、分かってるよ、チャンミン、、、」



次第に、ヒョンの動きはスピードを上げ、
痛みしか感じなかった俺の身体は、何時しかしっとりとヒョンの身体に馴染み、
小さな快感を覚えていた。

それを知ってか知らずか、
2人の腹の間で揺れていた俺の中心をギュッと握り、
ヒョンはさらにスピードを上げる。


「くっ、、、」

・・・・・「あっ、、、んっ、、、はっ、、、はっ、、、」

「チャンミン、、、い、、、イクぞ、、、」


俺も限界だった。

ヒョンの言葉に、小さく1度頷いて、
その後は、必死でヒョンにしがみついていた。






次に気が付いた時には俺は、ヒョンの腕の中だった。

小さな寝息が、耳に届く。
その寝息に、夢ではなかったんだと実感して、、、


俺は、もう一度瞼を閉じた。

もう離れる事のないように、
ヒョンの身体に、ギュッとしがみ付いて・・・・・







82へつづく

読者の皆さま、こんばんは。
鍵記事にした方が良かったかな?(汗)

今日は、a-nation の当落発表がありましたね。
実は、嵐ペンの娘も、イベントの2次募集の当落だったんです。
1次で友達数人もろとも全滅しちゃって、2次にエントリーしたんですけどね。
私も応援エントリーしましたが、あえなく落選_| ̄|○なかなか狭き門なんですよね、嵐って、、、(;・∀・)

※ 6月8日 日産スタジアムと、8月25日 a- nationのチケットのお譲り先を探しています。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、前記事をご覧ください。


それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を・・・・・♪




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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



シム・チャンミンが好きですか? 1







「おはよ、チャンミン、、、、」

・・・・・「おはようございます。ユンホさん。」



窓から差し込む朝日が眩しい。
フワフワの白い雲が、透き通るような青の空にポッカリと浮かんでいる。

秋色に染まった街路樹の葉が、時折吹く秋の風に揺れたかと思うと、ヒラヒラと舞い落ちる。


今日は、久しぶりの〝ユンホさんの居る休日〟


いつも朝はバタバタと時間を過ごすから、
今日は美味しい朝食をゆっくりと食べてほしくて、僕はユンホさんより少し早起きをした。



「いい匂いがして、目が覚めたよ。」

・・・・・「準備しますので、シャワー浴びてきてください。」

「ん、、、」



寝癖が付いた髪をガシガシと掻きながら、
ユンホさんがシャワー室に消える。

僕は、テーブルに朝食のセッティングをしてエプロンを外した。


開いた窓から、空を仰ぐ。
目を閉じて、朝の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んだ。


フーッと息を吐いて、窓際で日差しを浴びている小さな植木鉢に目をやる。


先輩、元気かな・・・



〝ユンホと仲よくやれよっ!〟



目に浮かぶのは、笑って手を振りながら去っていった先輩の笑顔・・・

長い間、僕の心に影を落としていたあの頃の苦い記憶は、
先輩の笑顔で、塗り替えられている。


手を伸ばして、それに触れる。
小さな花びらを必死で広げている、淡い桃色の可愛い花・・・

健気なその姿に、思わず笑みが漏れた。







「今、ジュンソの事考えてるだろ?」


少し硬い声が聞こえたかと思うと、
その刹那、長い腕が伸びてきて、僕は背中から強く抱きしめられた。

じんわりと伝わる熱と、ソープの香り・・・


・・・・・「ユンホさん?」

「・・・・・」

・・・・・「ユンホさん?」


僕の身体を包む彼の腕の力が、さらに強くなる。


「なぁ、その花、、、お店じゃダメ?」


僕の耳元に掛かる彼の吐息が、くすぐったい。


・・・・・「いつもは、お店に置いてますよ? 今日はお休みだから、、、」

「この部屋に置いておきたくない。」


僕は、窓を閉じてから、身体をくるりと反転させる。
目の前には、バツが悪そうな顔をしたユンホさんが、僕をじっと見つめている。


・・・・・「元気にしてるかなって、、、そう考えていただけですよ?」

「ほら、やっぱり、、、」

・・・・・「えっ?」

「ジュンソの事考えてたんだ。」


子供のように頬を膨らませて、僕に必死で抗議をしている。
そんなユンホさんの意外な一面を、僕はとても愛おしく感じるんだ。


・・・・・「ユンホさん、ありがとうございます。」

「何が?」

・・・・・「ユンホさんのお陰で、長い間心に突き刺さっていた棘が抜けました。」

「・・・・・」

・・・・・「ユンホさん?」

「・・・・・」

・・・・・「ご機嫌直してください。」

「・・・・・」

・・・・・「ねっ?」


僕は、そのままユンホさんに身体を寄せ、
拗ねて尖ったままの彼の唇に、そっと口づけた。

ユンホさんが、表情を緩め、ふっと笑みを漏らす。
その笑顔に僕もまた、つられて笑った。













・・・・・「えっ?」

--- いや、朝の散歩でな、、、定休日だと分ってはいても、つい店の前を通ってしまうんじゃが、、、---

・・・・・「す、すいません、、、」

--- 何も、謝ることなど無い。ただ、仲がいいのは良いことじゃが、年寄りには刺激が強すぎてな、、、ははは---


昨日の朝、、、

窓辺でユンホさんに抱きしめられていたのを、
まさか、お爺さんに見られてたなんて、、、


--- ま、とにかくシムさんが幸せそうで、何よりじゃな。 ---


自分の顏に熱が集まるのを感じる。
その場に居た堪れなくなって、僕はトレイを抱えてキッチンへ逃げ込んだ。







僕は毎日幸せを噛みしめている。


いつも傍にユンホさんを感じられる。
お店には、毎日お客様の笑顔と笑い声が溢れてる。


もうすぐ、冷たい季節がやってくる。
空も風も空気も、凍えるように冷えるけれど・・・




ここは 『girasole』




暑い夏の季節に、眩しい太陽に向って大輪の花を咲かせる向日葵のように、
いつの日も、お客様の笑顔が溢れる温かい場所でありたいと、そう思う。







もし、貴方がこの街を訪れる事があれば、
この場所を思い出してください。

向日葵のような笑顔で、貴方をお迎えいたします。




・・・・・「いらっしゃいませ。ようこそ、girasoleへ・・・」








シム・チャンミンが好きですか? ・・・ fin

読者の皆さま、おはようございます。
全26話完結です。

すでに読んでくださったことのある読者さま、初めて読んでくださった読者さま、
皆さん沢山応援してくださって本当にありがとうございました。

相変わらずコメントのお返事がなかなか出来ないのですが、
よろしかったら感想をお聞かせください。
コメント欄開けます。

明日からの更新は、今のところ未定です。
皆さんにご協力頂いている次作のアンケートが本日締め切りですので、
その結果を参考に明日の朝、更新します。
お楽しみにしてくださいね♪

それでは、今日も1日いい日になりますように(^-^)





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私の心の中のお話です。
ご了承ください。


純愛。1




・・・・・「ユ、ユノ、、、」


ドクン、、、ドクン、、、と心臓が大きく鼓動を打つ。

ヒョンの髪から香るシャンプーの匂い。
俺と同じのを使っているはずなのに、なぜかとても甘く感じて、、、


「ゴメン、、、まさかお前がそんな、、、」

・・・・・「だって、、、」

「ん、、、」

・・・・・「だって、俺たちさ、、、付き合ってるし、、、」

「ん、、、そうだな、、、」

・・・・・「だから、、、だから、、、」


ヒョンの腕が、ゆっくりと俺の身体を解く。
少しだけ、俺よりも高い位置にあるヒョンの綺麗な瞳が、
俺をじっと見つめる。

そして、大きな掌が俺の頬に触れて、、、



「プレゼント、、、」

・・・・・「ん?」

「俺が、お前にプレゼントしようって思ったのに、俺が貰うことになるとは、、、」



ヒョンの言ってる意味がよく分からない。
その時、足もとに落ちているレゴの大きな箱が、ちらりと俺の視界に映る。

あぁ、、、レゴの事か、、、
そう思って、



・・・・・「あぁ、、、う、嬉しいよ、ありがとう、ヒョ、、、んっ、、、」



〝ありがとう、ヒョン〟そう言おうとした俺の唇の動きを止めるように、ヒョンの唇が重なった。



ヒョンとのキスは、初めてじゃない。
けど、なんだ、これ、、、今までのキスとは違う、、、

慣れてなくて慌てる俺にお構いなしに、
ヒョンは強引に舌先で俺の唇をこじ開け、舌を差し込んでくる。

もう、俺はされるがまま・・・


絡められた舌に、、、
聞えてくる水音に、、、

頭の中が熱くなって、俺は、必死でヒョンにしがみついていた。


・・・・・「はぁっ、、、はぁっ、、、」


ようやく息が継げた時、
俺は、膝が身体を支え切れなくて崩れ落ちそうになっていた。


「大丈夫か? チャンミン」


その身体を、ヒョンの逞しい腕が支えている。


・・・・・「ヒョン、、、」

「ん?」

・・・・・「お願いが、、、ある」

「なんだ、、、」

・・・・・「俺、初心者、だから、、、頼むから、、、手加減してよ、、、」


そう言うと、ヒョンはフワッと笑って、、、


「分かった」



そう言うと、俺の膝裏に腕を差し入れ、ヒョイと身体を持ち上げる。


・・・・・「ヒョ、、、」


気が付いた時には、俺はヒョンのベッドの上。
そして、そんな俺を見下ろすヒョン、、、


「チャンミン、今から〝ヒョン〟は禁止だ」

・・・・・「禁止?」

「セックスするのに、〝ヒョン〟はムードがないだろ?」

・・・・・「ちょ、、、そういうストレートな言い方は止めろよ、、、そっちの方が、よっぽどムードがない」

「はは、、、そうだな、、、」


憎まれ口を叩きながら、
思い出していたこと。


〝 ヒョン、、、なんて呼んだら、ムード台無しじゃん 〟


確か、ユ先生もそんな風に言ってたっけ、、、
同じこと言ってる、、、


・・・・・「そんなもん?」

「そうだ。そんなもんだ」


クシャリと俺の髪を撫でると、俺の身体を跨いでいたヒョンは、
中腰のまま、ガバッと来ていた服を脱いだ。

逞しい身体。

それを見て、ふと、また悪い考えが頭に浮かぶ。


俺の身体なんかで、ヒョンはその気になるのかな?
先生みたいに可愛くないし、、、


その時、ヒョンの手が俺のシャツの裾を掴む。
驚いて、とっさにその手を止めた。


「・・・・・」


無言で、視線だけで俺に訴えてくる。


・・・・・「俺、、、女じゃないよ、、、」

「今更何を言う。俺は女はいらない」

・・・・・「あ、、、そうか、、、ってか、、、」

「・・・・・」

・・・・・「ユ先生みたいに可愛くないし、、、」

「お前のが可愛いよ」

・・・・・「そ、そうかな、、、」

「あぁ、、、」

・・・・・「あ、それに、、、父さん、、、」

「えっ?」

・・・・・「父さんみたいに、いい男じゃない、、、」


別に、深い意味があっての言葉じゃなかったけれど、
ヒョンは、俺のその言葉に一瞬瞳を揺らした。

ヒョンは、きっとこれから先も永遠に父さんを愛して生きていくんだろう。
俺が、父さんに敵うことは一生ない気がする。

けど、、、

それでもいい。
ヒョンが、俺を好きだと言ってくれる限り、
俺はヒョンの傍に居る。

傍に居ると、そう誓ったんだから、、、



「確かに、アイツはいい男で、俺はあいつに心底惚れてた」

・・・・・「・・・・・」

「けど、、、」

・・・・・「・・・・・」

「今は違う。今、俺はお前だけだ。お前しか見てないし、お前しか好きじゃないし、お前しか触れない。」

・・・・・「ヒョン、、、」

「過去は消せない。それに、未来に絶対はない」

・・・・・「・・・・・うん」

「けど、今、、、今お前とこうしている瞬間は、お前が俺の全てだ」

・・・・・「ヒョン、、、」

「それじゃ、ダメか?」




昔、図書室で借りた本。
表紙の絵に惹かれて、内容なんて何も分からず借りた本、、、
その本に書いてたっけ、、、


その〝一瞬〟の積み重ねが、未来に繋がっていく、、、未来になっていくんだと、、、


未来なんて、誰にも分からない。
けど、この一瞬一瞬に、俺の気持ちとヒョンの気持ちを重ねて行けば、
それがきっと、俺たちの未来になる。

そうだよね、、、



・・・・・「ダメじゃ、、、ないよ、、、」


ヒョンの手を止めていた自分の手を、そっと引き戻す。


ヒョンの目の前に晒された俺の身体・・・
ヒョンは、愛おしそうな目をして、そっと俺の胸に唇を落とした・・・・・







81へつづく

読者の皆さま、こんばんは。
朝から雨降りで、ジメジメの1日でした。

〝純愛。〟の2人も、ちょっと進みそうですね。
鍵付けない程度の♥にしよう(笑)フフ





それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を♪






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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



シム・チャンミンが好きですか? 1






・・・・・「いらっしゃいませ。」


朝の澄んだ空気の中・・・
いつもの時間、いつものように、聞き慣れたドアベルの音が軽やかに響く。


---おはよう。気持ちのいい朝じゃな、シムさん ---

「はい、とっても」

--- いつものを頼むよ---

「はい、お待ちくださいね。」


常連のお爺さんが、いつもの場所に腰を下ろしたのを見届けると、
キッチンに戻ってコーヒーを淹れる。

コポコポと、コーヒーの沸く音が聞え出すと同時に、
店内には、香ばしいコーヒーの香りが立ち込める。


「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ。」


お爺さん専用のコーヒーカップ。
彼のお気に入りだ。


--- ありがとう。いただくよ---


変わりない日常。
僕は、幸せで満たされた日々を過ごしている。

ふっと、目に入って来た、
窓の外に広がる空。

青く澄み渡る空は、まるで今の僕の心のようだ。



ユンホさんと一緒に生活するようになって、1ヶ月が過ぎた。

暑かった夏は過ぎ、空も風も、秋の色に染まり始める。
街路樹の木々も、黄色く色付いている。

相変わらず彼は仕事が忙しく、ゆっくりとした2人の時間が持てるのは、
たまの休日だけ。

けれど、朝目覚めれば、必ず彼が隣にいる。
優しく微笑みながら、僕の髪を撫でてくれる。

それだけで僕は、十分幸せだった。





そんな満たされた時間を過ごしていたある日・・・


その日は、久し振りの雨・・・
朝からしとしと降り続き、ようやく止んだのは、閉店時間が近づいた頃だった。


雨のせいか、今日はお客様も少なくて、寂しい1日だった。


〝今日は、接待の飲み会だから、遅くなりそう。先に休んでて〟


そんなメッセージがユンホさんから届いたのは、夕方・・・
陽が落ちかけた頃・・・


少し早いけど、お客様もいないし、今日は早めに閉店しよう。


・・・・・「よしっ」


そう決めて、店の外の看板の灯りを落としたその時だった。



静かな店内に、ドアベルの音が響く。


・・・・・「申し訳ありま、、、、、」


閉店を告げようと振り向いた僕の視界に、、、、


--- チャンミン、、、---

・・・・・「先輩、、、」


少し緊張した面持ちで、扉の傍に立っていたのは、
ジュンソ先輩だった。


--- もう、閉めるのか? ---

・・・・・「・・・・・はい、、、」

--- ちょっとだけ、、、時間いいか? ---



どうしよう、、、

どう答えていいのか分からなくて、口籠っていると、、、


--- 話したいことがあるんだ。少しだけでいい、、、---


そう言われて、仕方なく顔を上げ、彼と視線を合わせた。

先輩の表情が、今までと少し違う。
僕を見つめる瞳が、ゆらゆらと揺れていた。


・・・・・「何もなくて、、、コーヒーでも、、、良いですか?」


そう言うと、先輩の強張っていた表情が少しだけ和らぐ。


--- ああ、、、悪いな---

・・・・・「いえ、、、」


足早にキッチンに入り、コーヒーを淹れる。
トレイに乗せて、カウンターに座る先輩の前に静かに滑らせた。


・・・・・「どうぞ、、、」

--- サンキュ---


1つの椅子を間に挟み、僕は先輩の隣りに腰を下ろす。
先輩は、カップを手にして一口コーヒーを飲むと、カチャリとソーサーに戻し、小さく息を吐いた。


--- チャンミン、今更だけど、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- 悪かったよ、、、---

・・・・・「えっ?」

--- なんだか、俺、、、お前を酷く傷つけてたみたいで、、、ユンホにさ、、、聞いたんだ---


ユンホさんに?


--- ほら、卒業式のさ、、、あれ、、、---

・・・・・「そんな、、、もう、昔の事ですから、、、」

--- けど、お前あれからずっと、、、俺のせいで、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- 再会してからも、色々と、、 、お前に酷い事、、、---

・・・・・「もう、いいんです。忘れましたから。」


そう、、、
ようやく、そう思えるようになったんだ。


--- 何日か前に、昼間に出先でばったりユンホに会ってさ、、、
あれきりだったから、バツが悪かったんだけど、あいつが食事に誘ってくれて、、、---


ユンホさん・・・


--- お前の気持ちが真剣だったこと、聞いた。俺、まさかさ、、、
あの時は、ふざけてるんだと思ってて、冗談だって思ってた。
あれからずっと、お前が、俺の事で傷ついたまま生きてきたって、、、そう聞いてさ、、、---

・・・・・「いいんです。普通なら、きっと皆、そう思います。」

--- でも、ユンホとは真剣なんだろ?---

・・・・・「あっ、、、それは、、、」

--- 聞いたよ、、、一緒に住んでるって、、、---


驚いた、、、
ユンホさんが、そんなことまで話しているなんて、、、


--- あいつさ、俺と違って、ホントに真面目でいい奴だから、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- お前とのこと、俺に話してくれたよ。堂々と、俺の目を見てさ---


〝俺は、チャンミンを愛してる〟


先輩は、そう言うと、ふっと笑った。
そして、カウンターの上に置いていたペーパーバックの中から、、、


--- これ、今までのお詫び。つまんないもんだけど、良かったら、店の隅にでも飾ってよ。---


差し出されたのは、小さな寄せ植えの植木鉢。
幾種類もの鮮やかな緑色の葉の中に、小さく膨らんでいる、可愛らしい桃色のつぼみ・・・


--- 薔薇とか、そう言うのよりもこっちの方が、なんとなくお前らしいかなって、、、---

・・・・・「先輩、、、」

--- それにさ、上手く育てれば、毎年花が咲くって、、、---


グイッと僕に押し付けるように差し出されたそれ・・・
受け取るべきかどうか、、、、そう思い悩んでいると、、、

先輩は、手にしていたそれをゆっくりとカウンターにおいて、
小さなため息をつく。



--- 実はさ、来週田舎に戻ることになったんだ。---

・・・・・「田舎?」

--- 随分前から、親父の調子が良くなくて、、、とうとう母親に泣きつかれてさ。---

・・・・・「戻るって、、、」

--- 親父の小さな会社、継ぐことになった。---


俯いてそう話す先輩の瞳は、なんだかとても寂し気で、、、


--- お前に会うのも最後だと思う。だから、一言詫びたくて来たんだ。 ---

・・・・・「そう、、、なんですか、、、」

--- ん、、、---


人生、どんなことが起こるか分からない。
自分の思うように生きていられる人間なんて、この世に居るのだろうか。

先輩だってきっと、やりたいことがあったはず。


胸が痛んだ、、、



・・・・・「これ、、、店に飾りますね。気に入りました。」


カウンターの上の鉢に手を添え、自分の元に引き寄せた。


--- そうか、、、良かった---

・・・・・「お花、、、毎年咲くようにちゃんとお世話します。」

--- あぁ、、、---

・・・・・「先輩、ありがとうございます。」



よくわからないけれど、
その時の僕は、なんだか気持ちが晴れ晴れとしていた。

長い間、心に刺さっていた小さな棘が、ようやく抜け落ちた、、、そんな感じ。


〝ありがとう〟


先輩への言葉には、沢山の意味を込めた。


あの時、、、


〝お前、顏上げてみ? きっと、いい事あるからさ〟 


僕に声を掛けてくれてありがとう。


〝悪かったよ、、、〟


その言葉を、伝えに来てくれてありがとう。

そして、可愛いお花を、ありがとう・・・



先輩、ありがとう、、、




--- あいつにも宜しく言っといてくれよ。田舎に戻る事、なんとなく言えなかったから。---

・・・・・「はい。伝えますね。」






--- ユンホと仲よくやれよっ!---


先輩は、コーヒーを飲み干すと、笑って店を後にした。
僕は、その後ろ姿が見えなくなるまで、先輩を見送った。


手にしていた鉢植えの中のつぼみが、小さく揺れたような気がした・・・・・












26(完結話) につづく

読者の皆さま、おはようございます。
明日の朝で、「シム・チャンミンが好きですか?」完結します。
最後までおつきあいください♪

さて、アンケート凄いことになってます(笑)
そして、面白コメント続々(笑)
結果を楽しみにして下さっている方もいてくださるので、
皆さんに報告させていただきますね。



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
いつもご訪問、応援ありがとうございます。






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純愛。1



リビングのソファに座って、視線はテレビに向けている。
けれど、俺の頭の中は別の事を考えていて、
テレビに映る映像も、流れてくる音楽も、何も頭には入ってこない。


〝俺の部屋に来ないか?〟


ほんの10分前、、、

ヒョンにそう言われた。
それが、どういう意味なのか、分かっているようでわからなくて、、、

小さなパニックで、瞳を泳がせる俺に、
ヒョンは、〝待ってるから、、、〟と、それだけ言って、シャワー室に消えた。

独り、リビングに残された俺は、
ジッと落ち着くことができず、部屋の中をぐるぐると何度も歩き回り、
ようやく今、ソファにすわったところだ。

ヤバイ、、、

こんなに突然に、、、
正直まだ、心の準備も出来てない。


とにかく、部屋へ戻ろう。


俺は、慌ててテレビを切って、リビングを後にした。




自室のベッドの上で、仰向けに寝そべる。
見慣れた天井に、何故かユ先生の顏が浮かんだ。


確かに、先生ってちょっと女の子みたいで可愛いよな、、、
色も白いしも華奢で、言葉遣いも柔らかくてちょっとおっとりしてるところもあったりして、、、
ああいうのが、ヒョンの好みなんだろうか、、、

だとしたら、俺は、、、
違うよな、、、

寝返りを打って、頭を抱える。

どうしよう、、、

ヒョンが突然、我に返って、やっぱりお前なんか、、、
なんて、心変わりしないかな?


自分の身体に触れてみる。

硬い男の身体。
身長だって、ヒョンと変わらない。

考えれば考えるほど、ため息の沼に嵌ってゆく。


どうしていいのか分からなくて、
その時の俺は、相当混乱していたんだと思う。

おもむろに起き上がり、
スマホを手にすると、ディスプレイにユ先生のナンバーを表示させた。

そして、タップしようとしたその時、、、



「チャンミン、、、居るか?」


扉の向こうから聞こえた、ヒョンの声、、、
俺を呼んでる。

慌てて手からスマホを離し、
何故かベッドの上で正座した。


・・・・・「う、うん、、、」

「待ってるから、、、」

・・・・・「う、うん、、、分かった」


そう言うと、ヒョンの足音が聞えて、
そして、隣の部屋の扉がパタン、、、という音を立てた。


・・・・・「はぁぁぁぁっ、、、」


肩で息するとはこのことだ。


ベッドの上で正座したまま、、、

5分、、、

10分、、、

時間が過ぎていく。


ヒョン、待ってるよな、、、

・・・・・・

よし、、、


ゴクリと息を飲み、俺は立ち上がった。

そして、痺れかけた脚を引き摺りながら、
俺を待っているであろうヒョンの部屋に向った。




・・・・・「ヒョン、、、」


扉の前、、、
緊張を抑えきれず、俺の声は震えていた。


カチャ、、、と音がして扉が開き、ヒョンが現れる。


「入って、、、」

・・・・・「うん、、、」


ヒョンに聞こえないように、小さな深呼吸。
そして、ヒョンの部屋に足を踏み入れた。




えっ?




「じゃーーーーん!!」



・・・・・「・・・・・なに?」


突然、俺の目の前に差し出された、デカイ箱、、、


「何って、、、お前が欲しがってたレゴの限定商品だよ」

・・・・・「うん、、、それは見れば分かるけど、、、」

「偶然見つけてさ、、、」

・・・・・「いつ? 何処で?」

「えっ? えーっと1週間前、ネットで、、、」

・・・・・「・・・・・」

「で、昨日届いて、、、、」




なんだよ、、、

何なんだよ、、、



「あれ? 嬉しくないのか?」

・・・・・「だってそれ、欲しいって言ってたの小学生の時だし、、、」



一時、友達の間で流行った事があったっけ。
その時の俺の言葉を覚えてたのか、、、

けど、俺、、、レゴなんて一つも持ってないし、、、


「あー、、、そうか、、、そうだよな、、、」


いや、問題はそうじゃない。

今のこの俺の気持ち、、、
どうしてくれんだよ、ヒョン。

バカみたいだ、、、

唇を噛んで、言葉を飲み込もうとしたけれど、
無理だった。



・・・・・「なんだよ、、、レゴなんて、、、」

「・・・・・」

・・・・・「部屋に来いとか、脅かすなよ、、、」

「チャンミン?」

・・・・・「・・・・・」



不覚にも、涙が滲みだす。

それは、自分が想像していたことと違って安心したのか、、、
それとも、その反対なのか、、、

もう、自分が何を思っているのか、分からなくなっていた。


「チャンミン?」


恥ずかしすぎる、、、
ここから逃げ出したいのに、脚が動かない。

勝手に思い込んで、慌てて悩んで、、、
バカだろ? 俺、、、


気が付くと、俯く俺の視界にヒョンの足もとが映り込む。
顔を上げると、、、


「お前、もしかして、、、」


目じりを下げ、俺を見つめるヒョン、、、

長い指が、俺の目じりに触れて、
今にも流れ出そうな涙を、そっと拭った。


俺が、何を考えていたのか、
ヒョンにはバレてる。


・・・・・「あ、あんな言い方、、、そうだって思うだろ?」


感情が溢れだす。
黙ってりゃいいのに、こういうところが自分でもまだ子供だって、そう思う。


振り向いて、部屋を出ようとしたその刹那、、、


「チャンミン、、、」


腕を取られて、一瞬、俺の身体が宙に浮いたみたいになって、、、


・・・・・「ヒョ、、、」

「ユノって、、、言えよ、、、」

・・・・・「・・・・・」


苦しいくらいに、強く抱きしめられた。




・・・・・「ユ、ユノ、、、」








80へつづく

読者の皆さま、こんばんは。

最近、横浜の天気予報ばっかり見ています。
近々梅雨入りしそうですし、今のところ雲行きが怪しいですね。
晴れなくてもいいから、雨だけは避けたい。
てるてる坊主作らねば!(笑)

「純愛。」ちょっとコメディーっぽくなってきちゃいましたけど、
まだまだ切なく行きます~♪


それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を♪







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鍵記事お知らせ画像 シム・チャンミンが好きですか? 2



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晴れ、ときどき雨・・・こころ日和。管理人の こころ。 です。
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本日更新の 『シム・チャンミンが好きですか? 24』 は、昨日の23話に続き、
R18 記事の為、鍵記事にて更新しています。
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尚、閲覧後の苦情や中傷は受付できません。
ご自身の判断で、閲覧をお願い致します。


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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



純愛。1





--- はい、どうぞ ---

・・・・・「すいません、休みなのに突然、、、」


やってきたのは、ユ先生のマンション。
ソファに腰を下ろして、先生の淹れてくれた紅茶を口にした。


--- で? 僕に聞きたいことって? ---


今の俺の悩みを解決できるのは先生しかいない。
また、茶化されることは承知で俺は先生に頼ることにした。


・・・・・「あの、、、」

--- 仕事の事、、、じゃないよね、、、---

・・・・・「先生にしか聞けないことがあって、、、」


そう口にした瞬間、
先生の瞳が意味深にきらりと光ったがした。


--- ほぅ、、、なんだろ? ---


手にマグカップを持った先生が、
俺と向かいあう位置に、腰を下ろしニヤリと笑った。


・・・・・「考えたんだけど、、、」

--- うん---

・・・・・「どうしても分からないことがあって、それで、、、」

--- もしかして、ユンホさんの事? ---

・・・・・「あー、、、う、うん、、、---」

--- いいよ。何でも聞いて? 僕がチャンミンの役に立つなら、何でも答えるよ? ---


紅茶をコクンと一口喉に流して、
大きく息を吐く。

そして、、、


・・・・・「その、、、〝アレ〟の事なんだけど、、、どうしても分からなくて、、、」

--- アレ? ---

・・・・・「・・・・・」


黙る僕を見て、ハッと閃いた顏をした先生は、、、


--- えっ? なになに? もしかしてユンホさんに誘われたの? ---


身体を前のめりにして、
きらきらと目を輝かせている先生を見て、やっぱり先生に頼ったのは間違いだったかも、、、

なんて、一瞬後悔した。


・・・・・「ち、違うよ、、、」

--- まさか、もうヤっちゃったとか? ---

・・・・・「違うって、、、そうじゃなくて、、、」

--- え? 違うの? なーんだ、、、---


なんで先生がそんなにガッカリするんだよ、、、


・・・・・「いや、先生も言ってたけど俺達一応恋人だし、、、」

--- うんうん ---

・・・・・「もし、、、仮にだよ? 将来的にそういうことになりそうになったとして、、、」

--- うん ---

・・・・・「俺たちってその、、、どっちがどっちなんだろうって、、、」

--- 、、、、、、あーぁ、、、なるほどね---


何度も頷きながら、先生は冷めかけた紅茶を飲み干した。
そして、、、


--- 参考になるかどうかは分からないけれど、、、、---

・・・・・「う、うん、、、」

--- 俺は、ユンホさんにヤラれてたけど? ---

・・・・・「えっ?」

--- だから、普通にチャンミンもヤラれちゃうね、ふふ---


俺は、すっかり忘れていた。

目の前の先生は、ヒョンと昔、そういう関係だったってことを・・・

あー最悪、、、、


--- あ、、、今、こいつ最悪、、、って思っただろ?---

・・・・・「ち、違うって、、、」


先生は、俺の知らない世界のことをいろいろと教えてくれた。
驚くことばかりで、そして、ちょっとだけ不安になったりもした。

俺、大丈夫かな、、、


--- ふふ、、、そんなに考えなくてもいいんじゃない? ---

・・・・・「そんなもんかな?」

--- そう、、、その時になったら自然と分かるんじゃない? ---

・・・・・「そうかな、、、」

--- ま、とにかく僕はユンホさんにヤラれたけどね、、、---

・・・・・「何回も言うな、、、」

--- ふふふふ、チャンミンが妬いてる ---



結局、俺の悩みは解決したのかどうか分からなかったけれど、
先生の言うには、とにかく、その時が来たら分かるらしい。

まぁ、専門家がそう言うんだ。
それでいいか、、、



--- じゃあ、ユンホさんによろしくね ---

・・・・・「先生、ありがとう」

--- あ、、、そうそう、前も言ったけどさ、、、---

・・・・・「ん?」

--- 〝ヒョン〟じゃなくて〝ユノ〟って、呼んでみたら? ---

・・・・・「うーん、、、なんだか今更恥ずかしくって、、、」

--- いつまでも兄弟、、、いや、親子のままだよ?何かきっかけをつくらないと、、、ね?---




先生のマンションを出て、家に帰る道すがら、、、


・・・・・「〝ユノ〟か、、、」


・・・・・「ユノ」

・・・・・「ユノ」


何度も何度もヒョンの名前を呼んでみる。


いつまでも兄弟、、、いや、親子のような関係。
それを少しだけでも変える事が出来るなら、、、

キッカケになるなら、、、







・・・・・「おかえり、、、、ユ、、、ユノ、、、、」

「ただい、、、、えっ?」

・・・・・「遅かったな、、、ちゃんと薬は飲んだのかよ、、、」

「お、おぅ、、、」



顔を見れなかった。

けど、俺は、2人の関係を少しでも変えたくて、
そのための第一歩を踏み出したんだ。


ゆっくりでもいい。
いつか、本物の〝恋人〟みたいになれたら、、、


って、そう思っていたのに、、、


〝その時〟は、予想以上に早くやってきたんだ、、、


・・・・・「おやすみ、、、」


その夜、ちょっとぎこちなく2人で食事をして、
そして、シャワーを浴びた俺は、なんとなくリビングに居ずらくて、
早めに部屋に戻ることにした。

ヒョンに挨拶して、自分の部屋に向おうとしたその時、、、


突然、後から腕を取られて、、、


・・・・・「なっ、、、なんだよ、、」

「チャンミン、今日、、、」

・・・・・「・・・・」

「今日、俺の部屋に来ないか?」






79へつづく

読者の皆さま、こんばんは。

昨日の日曜の朝、
町内の溝掃除に行ってきたんですけど、
近所の仕切るおばさんに捕まって、めっちゃ働かされた(笑)
なので、今朝から変なところが筋肉痛(泣)

アンケートに沢山ご協力頂いてます。
皆さんの書き込んでくださってる短いコメントの中に〝愛〟をすごく感じて感動してます♥
ありがとうございます。

その中に「ひぐらしの鳴く、あの夏。」を、、、といくつかコメントが入っていましたが、
あのお話は、まだ完結していなくて旧館のお話ではないので、
アンケートの対象外です。
夜の更新枠で、出来るだけ近いうちに再開しますので、暫くお待ちくださいね。
あのお話、ちょっと重くて、連載中はあんまり皆さんのウケがよろしくなかったので(笑)
リクエストいただけてとても嬉しかったです♪

31日まで、受け付けていますので、
ぜひ、ご協力お願いしますm(__)m

それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を・・・・・♪






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本日更新の 『シム・チャンミンが好きですか? 23』 は、R18 記事の為、鍵記事にて更新しています。
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大人な内容になっていますので、閲覧には十分にご注意ください。

尚、閲覧後の苦情や中傷は受付できません。
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楽しんで頂けたら嬉しいです♪




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