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私の心の中のお話です。
ご了承ください。




星の欠片 月の雫 6




「チャンミンがいつもお世話になってます」


驚いて言葉が出ない僕の顔を見て、ユノが笑う。


「先輩だよ、向こうにいたときの」

--- 〝ユノ〟そうか。またお前か。気が付かなかったよ---

・・・・・「ビックリした、2人が知り合いだなんて」

--- 先輩って言っても、俺より偉いさんだったからな---


こんな偶然、、、


〝 おーい、ドンヘ、行くぞ! 〟


遠くから、同僚がドンヘさんを呼ぶ声が聞こえる。


--- チャンミン、俺、途中だから行くよ---

・・・・・「はい、気を付けて」


ドンヘさんは、チラッとユノへ視線を向けて、
何も言わず、そのまま振り向いて駆けていった。

2人の間になんとなくだけど、不穏な空気が流れているように感じたのは気のせいだろうか・・・



「チャンミン、行こう」




寮を出てから歩き回って疲れた僕たちは、
ユノの宿泊するホテルのレストランで少し早い食事を摂った。


・・・・・「ユノ、東京の夜空にも星が輝いてるんだよ。もう少し暗くなったらきっと見えるかも」

「そっか、ソウルと同じか」


日も暮れかけた空は、オレンジ色に輝いていて、
レストランから眺める景色は、とても美しかった。

差し込む光がユノを照らして・・・

眩しそうに目を細めて笑うユノ。

ずっと覚えていよう。
僕の大好きな貴方の笑顔を・・・

心に焼き付けた。




食事を終える頃には、すっかり陽は落ちて、
東京の街のネオンがキラキラと輝きを増してゆく。

レストランを出て、ユノの部屋へ向かう。


・・・・・「わぁ、ユノ。見て、すごく綺麗だよ」


高層階から見た夜の街は、
まるで闇をかき消すかのように明るく煌びやかに輝いてる。


「ソウルとどっちが賑やかだろう」

・・・・・「ほら、ユノ、星・・・」


空を見ると、輝く月に寄り添うように星が光ってる。


「なぁ、チャンミン。ソウルで見た夜景、覚えてるか?」

・・・・・「もちろんだよ、綺麗だったね」



〝 いつかお前のために、自分の力でこの景色を手に入れるから〟



忘れるわけないじゃないか。


「チャンミン、俺、お前に嘘ついてばっかだよな」

・・・・・「えっ? 」


懐かしい・・・


〝もう、大丈夫だから、、、俺が守ってやる〟


「ガキの頃さ、守ってやるって言ったのに、結局はお前を置いてくことになったしさ」

・・・・・「それは仕方ないよ、子供の僕たちにはどうしようもなかった」

「それにさ」


ユノは言葉に詰まってた。

ゆっくりと、言葉を探してる。
僕から言ってあげないと・・・


・・・・・「ユノ、行くんでしょ、ニューヨーク。それを僕に伝えに、ここまで来てくれたんでしょ?」


僕は、星が煌めく夜空を見上げたままで、ユノの顔は見れなかった。


けど・・・


笑ってよう。
絶対に泣かないように。

笑って送り出そう。
この人が、これから先、ずっと抱えていくだろう僕に対する罪悪感を、少しでも軽くしてあげたい。


愛してるから・・・


「どうして・・・」

・・・・・「・・・・・」

「チャンミン」

・・・・・「貴方はそうゆう人だもの。誰よりも僕が一番知ってるから、、、」




「ごめん」




〝ごめん〟

そう言われて、まるで胸に釘を打ちつけられたかのように、息が出来なくなった。
心の中で息を繋いで・・・


・・・・・「ユノ、僕はね、ずっと自分の気持ちをはっきりと伝えられなかったことを後悔してたんだ」


学生の頃、自分の気持ちを伝えられず離れてしまったこと。

もしあの時、僕が素直に貴方に好きだと伝えていたら、
今、僕たちの何かが違っていたのかもしれない。


・・・・・「だから今、正直に言うよ。本当は行かないでって、、、ずっと僕の傍にいてって縋りつきたい」

「チャンミン、、、」

・・・・・「誰にも渡したくない。ずっと僕の物だって、、、ニューヨークなんて行かないでって、、、
ウンジュさんと一緒なんてイヤだ。ずっと僕だけを見ていてほしいって・・・」


けど・・・


・・・・・「けど、僕はユノを誰よりも知ってるから、、、理解してるから、、、そんな貴方だから好きになったんだよ」

「チャンミン、お、俺は、、、」

・・・・・「ユノ、僕はずっとユノを愛してる。例え貴方が別の誰かと遠い地で寄り添ってるとしても、それでも貴方を愛してる」

「俺だって、、、いつだって心はお前にあるよ。あの頃からずっと・・・」



分ってるよ、ユノ。



・・・・・「僕たち、愛し合ってるよね?」

「ああ、もちろんそうだよ、俺たちは・・・」


愛し合ってる。





・・・・・「ユノ、僕たち、愛し合ったまま別れよう」








貴方が僕に触れる。
震える貴方の身体を、僕の熱で温めてあげるから、、、




その夜、僕たちは最後の愛を交わした。

泣かないで、ユノ・・・




まるで、2つの身体と心を1つに溶かすように、強く、深く愛しあう。

けど、どんなに貴方に触れられても、
深く貴方を受け入れても満たされることはない。


それは分っていたけれど・・・


・・・・・「ユノ、ユ、、、ノ、お願いだよ、僕を忘れて、、、忘れ、て・・・」

「チャンミン、、、俺を、俺を許すな、絶対に・・・」



僕は、貴方の熱い楔を身体の最奥まで受け入れながら、
忘れてほしいと懇願する。

貴方は、僕の身体の深い部分に自分の熱を打ちつけながら、
それでも自分を許すなと言う。



やっぱり貴方は狡い。



そう言いながらも、僕の身体を優しく包む貴方の腕が、

今、抱かれてるのに・・・
今、ここに、、、僕の傍にあるのに・・・



すでにもう恋しくて・・・


恋しくて・・・






長い長い夜。
けれど、時は止まらない。

砂時計は、もうすぐ最後の時を知らせるだろう。


ユノ・・・

好きだよ
愛してる


だから、僕を忘れて・・・




空が白み始める前に、僕はそっとベッドを抜け出した。
まるで、夢の中で、まだ抱き合っているかのような貴方の穏やかな寝顔を心に焼き付けて・・・


ずっと貴方だと思って身に着けていたネックレスを、
そっと外して枕元に置いた。




〝ユノ、サヨナラ。愛してるよ〟




最後のキスを頬に落として、僕はホテルを後にした。








65へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

明日から - season 7 - に入ります。
続きもお付き合いください。

昨日、朝から激しい腹痛に見舞われ、散々な1日でした。
明日(今日)の分のお話も書けないかなぁと思っていたのですが、
珍しく途中まで書いていたので、お休みせず更新できます。

今、どちらのお話も辛いところに差し掛かっていますが、
続けて読んでいただけたらと思います。



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
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星の欠片 月の雫 6





・・・・・「ユノ、、、」


どうして、、、
どうしてユノがここに?


「チャンミン、どこか出掛けるのか?」

・・・・・「・・・・・」


驚きで声が出ない。


・・・・・「ソ、ソウル、、、」

「えっ?」

・・・・・「今から、ソウルへ・・・」

「ソウル?仕事か?」

・・・・・「・・・・・」


僕は、小さく首を横に振った。
不思議そうな顔をして、ユノが僕の顔を見てる。


眩しい、、
太陽の光が眩しくて、心臓の鼓動も落ち着かない。


「チャンミン?」

・・・・・「会いに、、、ユノに会いに・・・」

「俺に?」

・・・・・「うん」


少し痩せたユノは、僕の言葉に目じりを下げて微笑んだ。







「ゴメンな、チャンミン。連絡しようと思ったんだけど・・・」

・・・・・「ううん、僕だって出来なかったから」

「でも、良かったよ。すれ違わなくて・・・」



一旦、2人で寮の部屋へ戻る。

テーブルの上には、温かいカフェオレ。
ユノとテーブルを挟んで向かい合わせで座る。


お互い顔をまともに見られない。
会話も途切れ途切れで・・・


「チャンミン、今からでもソウルに戻るか? 間に合うんじゃないか?」

・・・・・「ううん、いいんだ」

「キュヒョンやテミンに悪い事したな。約束してたんじゃないか?」

・・・・・「・・・・・」


何を話せばいいか・・・

ソウルに戻ったら、ユノに話したいと思っていたこと・・・


仕事の事、日本の事、美味しいものや美しい景色・・・
それに、自分の本当の気持ち。

沢山沢山あったはずなのに、いざユノを目の前にすると、何も言えない。



「元気だったか?」

・・・・・「うん、ユノは?」

「ああ、元気だったよ」


・・・・・・・・・・


長い沈黙が続く。

ユノは、どうして日本まで来たんだろう。

まさか、僕に会いに?
それだけに?

僕よりもはるかに責任のある仕事を沢山抱えてるはず。

なのに・・・

ただ単に、会いに来た、、、ってわけじゃないよね。
僕の予感が、もしかして・・・


・・・・・「ユノ、どうして日本へ?」


ユノの答えを待った。
本心を言えば、聞きたいようで聞きたくない。


〝チャンミンに会いに来たんだ〟


ただ、そう言ってくれるだけならそれならいい。

けど・・・

僕の求めてる答えとは違う言葉が、もしかしたらユノの口から・・・


〝室長、一緒に行くつもりなんじゃないかって・・・〟


キュヒョンの言葉が頭を過る。


「お前と話したいと思って・・・」

・・・・・「・・・・・」

「チャンミン、俺・・・」

・・・・・「ユノ」


咄嗟に、ユノの言葉を遮った。

胸に冷たい風が吹く。
さっき、ユノと再会した時とは違う、胸が潰れそうなほどの鼓動も・・・


・・・・・「いつまで、、、いつまで日本にいる?」

「明後日までいるつもりだったんだけど。
さっき電話で明日の午後にどうしても出て来いって、、、だから、明日の朝の便で帰るよ」

・・・・・「そっか、、、すぐに帰っちゃうんだね」

「ん・・・」


僕たち2人に残された時間は、あと少し・・・


・・・・・「じゃあさ、それまで僕が東京を案内するよ。
っていっても、僕もあんまり出かけたことないんだけど・・・」


無理に笑って見せるけれど、ユノの頬は緩まなかった。


「チャンミン、俺は・・・」

・・・・・「ユノ、話は、、、話はその後でもいいよね? ね?」


本当は、心のどこかでそうじゃないかって思ってた。


この部屋に戻ってからも一度も僕に触れようとしない。
それで確信した。

貴方がここに来た理由・・・
ソウルに戻る前から、少しは覚悟はしていたつもり。

けど・・
いざ本当にそうなると思うと・・・


ユノの顔が、悲しく歪んでる。



貴方は・・・

貴方は行くんだね。
あの人と一緒に・・・


僕にそれを伝えに来たんだね。 

本当に貴方らしい。
黙って去ればいいものを、こんな遠い異国の地まで・・・

そんな優しさ、僕にとっては残酷なだけなのに・・・

けれど、それが貴方なんだね。
そんな貴方だから、僕は好きになった。


・・・・・「ユノ、少しだけ僕と一緒にいてほしい」

「チャンミン」

・・・・・「ユノがソウルへ戻るまで、最後の我がままだよ」








それから僕たちは、寮を出て・・・

〝普段、チャンミンが住んでる街を歩いてみたい〟 

ユノがそう言うから・・・

・・・・・「別に、ソウルと変わりないよ? それより観光とかの方が・・・」

「いや、お前が居るところ、見てみたいんだ」



ユノが笑った。


もうずいぶんと慣れた地下鉄
いつも立ち寄る本屋

同僚と食事をするカフェ
会社近くのコンビニ
仕事帰りによるスーパー


そんな他愛もないところばかりを歩き回って・・・


・・・・・「ほら、ここが日本支社だよ。僕のフロアは15階なんだ」


どこへ行っても、僕が一生懸命説明する隣でユノはニコニコ笑ってた。


「チャンミンはここで頑張ってるんだな」


ビルを見上げながら、ユノが眩しそうに目を細めた。








--- おい!!! チャンミン??? ---


どこからか聞こえる、僕を呼ぶ声。
見回すと、ビルの前から駆け寄ってくるその人、、、


・・・・・「ドンヘさん???」

--- お前、どうしたんだ? ソウル、行かなかったのか? ---

・・・・・「あ、うん、、、実は・・・」




「イ・ドンヘさん?」


えっ?

それまで、ビルを眺めていたユノがゆっくりとドンヘさんに視線を向ける。


「イ・ドンヘさんですよね? たしか、、、2年? くらい前までニューヨーク支社にいらした」


ユノ?


---お前、もしかしてチョン・ユンホか?---

「隣人というのは、貴方だったんですか」

--- えっ? ---

「チャンミンがいつもお世話になってます」








64へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
今日はちょっと特別な日です。
5年前にお星さまになった、大好きな愛犬のお誕生日です。
生きていれば17歳。
立派なお祖父ちゃんだ(笑)
たまに、子供たちがワンコが欲しいって言うんですけど、
そう言うと、何犬がいいか?って話になって、
散々、あれがいいこれがいいって喋った後、やっぱりいらないってなっちゃう(笑)

いなくなって5年経っても、やっぱり彼は家族の一員で、他は考えられないんです。
今も変わらず彼が大好きです  U ´ᴥ` U ワン!!



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
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星の欠片 月の雫 6





--- チャンミン、ソウルへ戻るのか? ---



いつものように缶ビール2本を片手に持って・・・


--- よっ! お疲れさん ---


ドアを開けると、ドンヘさんがニコニコしながら立っていた。



明日の午後の便で、僕はソウルに戻る。
日曜の午後には日本に戻ってくるから、ソウルにいられるのは、、、3日間か・・・


・・・・・「はい、日曜の午後にはこちらへ戻ります」


--- そっか。気を付けて行けよ。空港まで送ろうか? ---

・・・・・「いえ、タクシーで行きますから、大丈夫です」


何か言いたげな顔で、ドンヘさんが僕を見てる。
ドンヘさんには、ちゃんと伝えないと・・・


・・・・・「彼に会いに行こうと思ってるんです」


しばらくの沈黙・・・


--- そっか、いっぱい甘えてこいよ---


小さな声でそう言いながら、僕の顔を見て微笑した。


・・・・・「なんですか? それ、、、」


恥ずかしさを誤魔化すために、そう言って顔を伏せた。
いつもは賑やかなドンヘさんが、やけに今日は静かだ。

僕のその言葉には返事はなかった。


持っていく荷物はとても少ない。

必要なものは、韓国のアパートにもあるから、
まるですぐ近所のスーパーにでも行くかのような最小限の荷物。


・・・・・「ドンヘさん」

--- ん? ---

・・・・・「僕、本当は行くのが怖いんです。彼に会うのが怖くて」

--- どうしてだよ?---


ビール片手に、窓から外を眺めながら、、、
ドンヘさんは、僕の方には視線を向けない。


・・・・・「どうしてだかよくわからないんです。とても、会いたかったのに怖くて・・・」

--- なぁ、チャンミン---

・・・・・「はい」

--- ぶつかればいいんじゃね? お前の全部さらけ出してさ---

・・・・・「全部・・・」

--- そう、全部。思ってる事吐出せばいいよ。
じゃないとさ、相手の本当の気持ちなんて聞けないと思うけど?---


ユノの気持ち
本当の気持ち


--- 好きなんだろ? 自分だけ、見てほしいんだろ? ---

・・・・・「でも・・・」

--- でもじゃねぇよ、いつまでもウジウジしてたって前に進まないだろ?---

・・・・・「・・・・・」

--- きっと、伝わるさ。自信持てよ。愛されてんだろ? ---


愛されてる、、、のかな?

自分に自信がなくて・・・
明日だっていうのに、いまだ僕はユノに連絡出来ずにいた。


--- チャンミン。ぶつかって自分の想いぶつけてさ。
もし・・・もし上手くいかなかったらさ---


今までずっと、僕と目を合わそうとしなかったのに・・・


--- 俺はずっとここにいるから、胸くらいなら貸してやる---


怖いくらいに真摯に、、、
ドンヘさんは僕を見つめていた。






出発の朝・・・

ドンヘさんからメッセージ。


〝気を付けて行って来いよ〟


たったそれだけの文字が、今の僕にはとても嬉しかった。


キュヒョン達に何かお土産を・・・
そう思っていた僕は、少し早めに寮を出た。


エントランスを抜けて通りに出ると、温かい陽射しが僕を包む。
街路樹の葉が、風に揺れて少し寂しげな音を奏でていた。


立ち止まって、空を仰ぐ。
ソウルの空もこんなに温かいのかな。


ユノ・・・
今から会いに行くよ。

待ってて・・・






〝チャンミン〟




少し前までは、ユノの悲しい顔しか浮かばなかったのに、
太陽の光を浴びて、閉じた瞼の裏には貴方の笑顔があった。


降り注ぐこの光のように温かくて・・・





「チャンミン」



懐かしい声・・・

えっ?



「チャンミン」



その声が耳に入った途端、胸が熱くなって、息苦しいくらいの早鐘を打つ。

声の主を確認したくて目を開けるけど、眩しくて・・・
光に慣れるまで少し時間がかかったけれど、間違いなく・・・



・・・・・「ユノ?」



徐々にはっきりと僕の視界に映し出されるその人。

会いたくて会いたくて・・・

会いたかった人・・・



・・・・・「ユノ、、、」



その人の姿があった。




その瞬間、まるで逆さに向けた砂時計が、時を刻むのを急ぐかのように、
僕たちの別れへのカウントダウンを始めた。








63へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

今日から10月ですね。
アルバム発売まで16日。

視聴音源を聞いて、果然楽しみになってきましたけど、
皆さんどの曲が気になりました?

フルで聞きたいですよね。
あー早くライブに行きたい~(/・ω・)/

息子に駅までの送り迎えもすでに頼み済だし(早)
いろいろと準備を進めないと(笑)
私、なかなかギリギリにならないと動かない人なので、
少しずつでも荷物詰めたりしないと、直前になってバタバタしてしまうんです。

1か月前から頑張ります(笑)



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星の欠片 月の雫 6





- y side -



〝チャンミン、どうした? 泣いてるのか?〟



電話の向こうから聞こえた、チャンミンではない声。
しかも母国語?


まさかと思ったけど、
ただの会社の先輩?

断りもなく、チャンミンの部屋に・・・

女なら、、、まだ我慢出来る。
あいつだって男なんだ。

女なら、、、けど・・・

違うよな?

自分の苛立ちが口から溢れ出て、
チャンミンに対する言葉が自分ではコントロール出来なくなりそうで・・・


俺は何も言えずに電話を切った。


きっと、電話を切った後、お前は泣いてるだろう。

遠く離れて、寂しい思いをさせているのに、
こんな時でも俺はお前に優しくしてやれない。


チャンミン、お前が恋しいよ。

お前の笑顔が・・・
お前の温もりが・・・

恋しい・・・



あれから暫く忙しくて、チャンミンとは連絡を取っていなかった。
電話の向こうから聞こえてきたあの声が、頭の中から離れなくて・・・

幼稚な嫉妬心で、またチャンミンを泣かせてしまうかもしれない。
声が聴きたい、けど、それが怖くもあった。


なのに・・・


・・・・・「ヒョン、忙しい? 今、いい?」


何事もなかったかのように、チャンミンからの電話。


「どうした? 何かあったのか?」

・・・・・「ううん、何でもないよ」


何か、俺に言いたいことがあったんだろう。
けど、俺は聞きたくなかった。

いやな予感がしたんだ。


「仕事順調か? ちゃんと食事してるか? 」


そんなありきたりの言葉しか出てこない。
心の隅で、もしかしたら・・・

あいつから別れを告げられるんじゃないかって・・・

俺は毎日、そんな妄想に囚われて怯えていた。





そんなある日・・・


---  ユンホさん、私ね、ニューヨークに戻ろうと思うの ---


病院へ付き添った帰りの車の中で、彼女が静かに口を開いた。


--- 私には、アメリカの方が過ごしやすいし、
気持ちが落ち着いたらリハビリも上手くいくような気がして・・・---

「もう、決めたんですか?」

・・・・・「父も、賛成してくれてます。あちらでのいいお医者様も見つけてくれたし・・・」

「・・・・・」

・・・・・「ユンホさん、今まで本当にありがとう。とても心強かったし、それに・・・」


信号待ちで、助手席の彼女に目を向けたら、
顔を伏せて、泣いてた。


「それに、とても幸せでした」


彼女はもう心に決めていた。
韓国を離れて、もといた場所に戻ること。

そして、俺とサヨナラするということ。


「ウンジュさん、僕も・・・」

・・・・・「ユンホさん。いいんです、、、それ以上言わないでください」


彼女に言葉を遮られて、ハッとした。
俺は、今、彼女に何を言おうとしたんだろう。


〝僕も一緒に〟



帰り際、車から彼女を抱いて、リビングのソファに彼女を下ろす。
付き添いの日は、いつもそうしてきた。

日ごとに軽くなる華奢な身体。
支えるために俺の首に回す彼女の腕の力も、切ないくらい弱々しくて・・・



--- ユンホさん、ありがとうございました---


彼女は美しく微笑んで・・・


「ゆっくり休んでくださいね」




車に戻って、大きくため息をついた。


このまま彼女を、たった一人で行かせてもいいんだろうか。
俺は彼女と一緒に行くべきなんじゃないだろうか。

ふっと脳裏に浮かんだのは・・・


「チャンミン」


お前の顔・・・
笑ってる顔が見たいのに、頭に浮かぶお前は、何故かいつも悲しい目をして俺をじっと見つめてる。

どうしても、チャンミンの笑顔が思い出せなくて・・・


チャンミン、俺は一体どうしたらいいんだ。


チャンミン・・・







62へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
今日はユンホさんsideをお送りしました。

週明けですね。
明日から10月。消費税が10%に。
収入は増えないのに、出費ばかりが増えちゃって、
こころ。の財布は火の車です(ノД`)・゜・。

節約して、11月からのツアーに控えなければ!!(笑)
食卓のおかず、1品減らす(笑)(笑)フフ




それでは、今日も1日いい日になりますように。
お仕事の方、頑張ってくださいね。
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星の欠片 月の雫 6





--- ニューヨーク支社だよ。まだ、噂なんだけどさ---


ニューヨーク、、、
ユノが・・・


・・・・・「キュヒョン、それって・・・」

--- だからまだ噂なんだよ。けど・・・---

・・・・・「けど?なんだよ」

--- これは、ちゃんとしたところから仕入れた情報なんだけどさ、専務の娘、、、例のあの女がさ---



ウンジュさん・・・


--- リハビリと治療をあっちの病院に移すらしくてさ---


まさか、それでユノも?


--- 室長、一緒に行くつもりなんじゃないかって。ま、これは俺の推測なんだけどさ---


もし、ウンジュさんがアメリカに戻るのなら、
それは、あり得ない話じゃない。

ユノは多分、いやきっと彼女と一緒に発つと言うだろう。
ユノはそういう人。

自分を必要としている人を放ってはおけない。
ましてや、ウンジュさんだ。


〝このまま、会えなくなるんじゃないかってこわいよ〟


あのユノの言葉は、それを意味していたんだろうか。
そうだとしたら、きっと・・・

ユノの気持ちは決まってる。



--- けどさ、室長もいくら仕事で驚くような結果を出しててもさ、
こっちに来てそんなに経ってるわけでもないし・・・
いくら専務の娘だからって、そんな事情でまたトンボ返りするなんて事あるかな?---

・・・・・「・・・・・」

--- チャンミン、一度帰って来いよ。直接話さないと---

・・・・・「・・・・・」

--- 言いたかないけど、いい加減な室長にお前が振り回されるの見てらんねぇよ---


違うよ、キュヒョン。
いい加減なのは、僕の方。

ユノへの気持ちを、いい加減にしていたのは僕の方。

寂しさから、別の人の優しさに逃げて、ユノを真正面から見てなかった。
ユノの気持ちを分かったつもりでいた。

ウンジュさんの事も、理解してたつもり、、、けど本当は違う。

僕の心は、嫉妬で燃えていた。

僕に向けられるはずのユノの笑顔
差し伸べられる掌
見つめられる瞳

本当は、僕の物なのに !


そして、その気持ちをユノに正直にぶつけることもしないで、
ただ、自分だけが苦しいと、、、自分だけが悲しいと、、、
置いてけぼりにされたとそう思ってた。


--- チャンミン、このままにしたら、きっと後悔するぞ---

・・・・・「後悔?」

---どっちに転んだとしても、お互い納得して、離れるなりくっつくなりしないと---


離れる?
ユノが、、、いなく、、、なる?


---好きなんだろ? 室長のこと---


キュヒョンの言葉が胸に刺さる。

僕は一体、何をしてたんだ。


・・・・・「分かった。一度、戻るよ」

--- あぁ、そうした方がいい。室長には? ---

・・・・・「いや、いいよ。こっちから連絡しておく」

--- そっか。戻ったらさ、飲もうぜ。約束だろ? ---

・・・・・「あぁ、分ってる」

--- チャンミン、俺はさ、お前が幸せならそれでいいと思ってる---


今の僕には、キュヒョンの言葉の一つ一つが、
とても重く心を締め付ける。


・・・・・「また連絡するよ。ありがとな」


電話を切って、携帯を持ったままソファに身体を沈めた。
目を閉じてユノを想うけど・・・

浮かぶユノの顔は何故か寂しげで、僕に向かって手を伸ばしてる。

どうしても、ユノの笑った顔を思い出せなくて・・・


涙が出た。



・・・・・「ユノ、ごめんね」



次の日、僕は2日間の休暇届を提出した。


・・・・・「もしもし、キュヒョン? 一週間後、ソウルへ戻るよ」








61へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

明日はユンホさんsideをお送りします。
お時間のある時に覗いてくださいね。

10月から消費税が上がりますね。
軽減税率くらいは理解できるけど、
ポイント制度とか、〇〇Payだとか、全く理解できない(笑)
いや、理解できないというか、何をどう活用すればいいのか分かりません。
なにペイがお得なの?(笑)ダレカオシエテ
ペイペイペイペイ言われても、おばちゃん分からへんわ(笑)
昭和生まれはやっはり現金やな(笑)ププ



それでは、今日も1日いい日になりますように。
いつもご訪問ありがとうございます。





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