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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



星の欠片、月の雫。season 5





「チャンミン、出発は何時だ?」

・・・・・「ん、明日の夕方」



明日になれば、ユノとは暫くお別れだ。

昨日まで、会わずに発とうと思っていたのに、いざ身体と心を合わせてしまえば、
その温もりを感じられなくなるという現実に、胸を掴まれるような苦しい思いが溢れる。


「チャンミン、どこ行こうか?」

・・・・・「えっ?」

「お前の行きたいところへ連れてってやる」

・・・・・「う~ん、、、そうだな、普通のデートがしてみたいな」

「デート? なんだそれ?」

・・・・・「映画見たり、食事したり、手を繋いで歩いたり・・・」

「そんなこと、お前が嫌がるだろ?」


そんなことないよ、ユノ。
貴方と手を繋いで街を歩いてみたい。


・・・・・「ユノは? イヤ?」

「そんなわけないだろ?」


お互いの顔を見合わせて、僕たちは笑い合った。




朝を迎えて、ホテルを後にした。
ユノの車で一度家に戻って着替えを済ませてから、僕たちは街へ向かう。


貴方と見たいと思っていた映画
貴方と行ってみたいと思っていたカフェ

そして、貴方と並んで歩きたかった僕の大好きな並木道・・・



「ほら、チャンミン」


貴方が恥ずかしそうに手を差し出す。


・・・・・「いいの?」


貴方は何も言わず、僕の手をギュっと握った。



僕たちは、空の青さや、風の匂い、雲の流れや、太陽の光・・・
そんなものを感じながら、ゆっくりゆっくり歩いた。

言葉はなかったけれど、繋いだ掌から伝わってくる。


〝チャンミン、好きだよ。愛してる〟

〝愛してるよ、ユノ〟



突然立ち止まったユノが、


「チャンミン、ほら、見える?」


ユノの指差す方へ目を向けると、
青い空に、ひっそりと隠れるように映る、真昼の月が見えた。。


・・・・・「月?」

「いつだったか、、、教室の窓から・・・」



〝どこかに星の欠片が落ちてないかと思ってさ〟



「星の欠片を探してたら、偶然月を見つけてさ」


えっ?

僕もだよ、ユノ。
同じだ。


「そこで輝いてるのに、太陽の陰になって気が付いてもらえないなんて、
ちょっと寂しいよな」

・・・・・「ユノ・・・」


愛おしそうに月を見上げるユノの瞳には、ハッキリとと真昼の月が映っていた。


・・・・・「でも、ユノと僕が気付いたからきっと寂しくないよ」

「そうだな」




ユノの笑顔
僕を見つめる熱い瞳
風に流れる髪の匂い

全部が僕だけの物。


貴方は、僕の物・・・



その日、ユノは僕を片時も離そうとはしなかった。
明日の手荷物だけが玄関に並ぶ僕の部屋。


「こんな部屋を見ると、お前が本当にここからいなくなるって、、、実感するな」

・・・・・「たった1年だよ。休みにはユノに会いに戻ってきてもいい?」

「待ってるよ。俺も頑張るから・・・」


不安がないと言えば嘘になる。
けれど、今の僕たちには信じ合うこと以外何もすることは無い。


・・・・・「ユノ、お願いがあるんだ」

「ん? なんだよ」

・・・・・「これ・・・」

「お前、これをまだ・・・」


僕がユノに差し出したもの。
それは、ユノがアメリカに発つとき、手紙と一緒において行ったペンダント。


・・・・・「このペンダント、僕にかけてくれない?」


ユノは懐かしそうに目を細めて、僕の手からペンダントを受取ると、
そっと僕の首に回して・・・


「チャンミン、こっち向いて?」


くるりとユノの方を見ると・・・


「いいよ、すごく似合ってる。持っててくれたんだな。ありがとう、嬉しいよ」

・・・・・「ユノだと思ってずっと大切にするよ」







次の日、僕は1人、韓国を離れた・・・






51へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

本日の50話で、season 5 が終わります。
次回から、チャンミンの日本での生活が始まります。
おなじみの〝あの方〟も登場しますのでお楽しみにしてください♪

そして、最近皆さんに私の体調の事でご心配おかけしてしまってすいません。
昨日かかりつけの先生に、しっかり検査したほうがいいといわれ、
今週末に人生初の〝検査〟を(しぶしぶ)することになりました。
この歳になって健康診断も受けたことのない私にとって、
いきなりのMRI検査は、世界一高いバンジージャンプするようなもの(;´Д`)

気が重いんですけど、検査して異常がなければ、
家族も安心するので、何とか頑張ります。





それでは、今日も1日いい日になりますように♪
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星の欠片、月の雫。season 5






愛し合った後の心地よい疲労感と、満たされた心。

ユノの温かい胸に抱かれて、僕はいつの間にか暫く眠りについていた。
肌の寂しさを感じて、ふっと目を覚ますと、隣りに居るはずのユノがいない。


・・・・・「ユノ・・・」


ベッドを出てシャツを羽織る。

部屋を出ると、薄暗い月明りだけが射しこむ窓辺で、、、


「あぁ、分ってる、ん、、そうだよ、暫くは・・・」


ユノが誰かと話していた。


「チャンミンと一緒なんだ。あぁ、また連絡する。ウンジュさんを頼む」


電話を切ると、ユノは大きなため息をついて、
窓の外の眠らないネオンを眺めていた。


〝ウンジュさんを頼む〟


そのユノの言葉で、僕は一気に現実に引き戻される。
ここに来るために、ユノはきっと大変な思いをしたんじゃないだろうか。


僕のために・・・



・・・・・「ユノ」


僕の呼びかけに振り向いたユノは笑っていた。


「起こしちゃったか?」

・・・・・「ううん、ユノがいないから寒くて」


そう言うと、ユノが僕を手招きする。


「おいで・・・」


ユノに肩を抱かれて、僕はそっとユノの肩に頭を預ける。

言葉はなくて・・・
2人で暫くの間、輝く夜の街を眺めていた。


・・・・・「ユノ、ウンジュさんの・・・」

「チャンミン」


僕の言葉を最後まで聞かず、ユノが口を開く。


「お前が発つまでは、お前の事しか考えたくないんだ」


ユノが僕の顔を覗き込みながら・・・


「いいだろ? チャンミン」


2人してベッドにいたときはとても温かかったのに、
少しの間離れただけで、僕たちの身体は随分と冷たくなっていた。

そんなお互いの身体温めるように、僕たちは強く抱きしめあった。


・・・・・「でも、でもウンジュさ・・」


僕の言葉を遮るように、
抱きしめるユノの腕に力が入る。


「チャンミン、お前の心と身体を俺に刻んでおきたいんだ。そうしたいんだ」

・・・・・「いいの? ホントに、、、」

「お前が発つまで、ずっと一緒だ」

・・・・・「ユノ・・・」


僕が言葉に出さなくても、ユノに伝わったんだろう。
少し冷えたユノの唇が、そっと降りてくる。

最初はついばむように、ちゅっと、何度も何度も、、、

けど、足りなくて・・・
僕から舌を差し出して、ユノを誘う。


・・・・・「ユノ、もっとちょうだい、、、ねぇ、、もっと・・・」

「チャンミン、愛してるよ。お前だけだ。それを忘れるな」


月明りの下で、もう一度お互いの熱を分け合うように、
僕たちは愛し合った。



「チャンミン、俺を忘れるな」


ユノ、、、

貴方の熱、形、匂い・・・
全部覚えたよ。

僕の身体の細胞のすべてが、貴方の全部を記憶する。


・・・・・「ユノ、僕を忘れないで」

「お前だけ、お前だけだよ。チャンミン、愛してる」



この夜を、僕は絶対に忘れない。



空が白みだすまで、僕たちは飽きることなく求めあった。






50へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

昨朝、突然実母から電話があり、
かかりつけの医師に大きな病院で検査するように言われたから、
病院まで連れて行けと、連絡がありました。

少し前から、母は体調を崩していたので、
いつものかかりつけ医へ行ったようなんですけど、
驚いてしまって、急いで準備をして母を迎えに行きました。
妹も一緒に紹介してもらった病院へ向かい、10時半に受付を済ませ、
診察、検査、診察、検査、、、、結局、家に戻ったのは16時過ぎでした(;・∀・)

結果、病状は大事にはならずで安心したんですけど、
病院って本当にどっと疲れますね。

あ、けど、今日は自分の病院へ行かないと(;´Д`)
整形と歯医者、はしごしてきます。





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星の欠片、月の雫。season 5





・・・・・「お願い、僕を、、、僕を抱いて・・・」


自分で言ったくせに、
身体全体が、羞恥に支配され熱く熱を持つ。

僕の顔はきっと怖いくらいに赤くなってる。
部屋のライトが絞ってあったことが、唯一の救いだった。


「チャンミン、お前、、、」


ユノはきっと驚いてる。

僕が自分から誘うなんて・・・

呆れてる?
どうしよう・・・

ユノは黙ってる。
その沈黙が、僕の心をチクリと刺した。

僕だけ、、、僕だけがそう思ってた?

あまりの静けさに呼吸も止まりそうだ。

ユノはきっと驚き過ぎて動けないんだ。
布ずれの音さえ聞えない。

恥ずかしさのあまり、僕はいたたまれなくなって、
ベッドを降りようと半身を起しかけた。


その時・・・
突然肩を抱きこむように引き寄せられて、僕の身体はすっぱりとユノの胸に納まってしまった。


「チャンミン、行くなよ」

・・・・・「いやだ、離して、、、」

「違う、違うよチャンミン、そうじゃない」

・・・・・「・・・・・」

「ごめん。ホントは、今まで心の中で何度もお前を抱いてた」

・・・・・「ユノ、、、」

「でも、お前が嫌がることは絶対にしたくなかったし、だから、お前が・・・
そんなこと言うなんて信じられなくて、、、」

・・・・・「イヤだなんて思ってないよ」

「でも・・・」


この人は、優しい。
自分の気持ちよりも、僕の気持ちをいつも優先してくれる。

僕を傷付けまいと、いつも、、、
そういう人だから好きなんだ。

そんな人だから、好きになったんだ。


耳から聞こえる貴方の鼓動が僕の心に響いてくる。

ドクン、ドクン・・・

貴方の音を、忘れないように心に刻む。



・・・・・「ユノ、僕がそうしてほしいんだ。ダメ?」


貴方の胸に埋めていた顔を上げて瞳を覗いたら、それはうっすらと滲んでいて・・・


「ダメな訳ないだろ? 来いよ、抱いてやる」


貴方は僕をグッと引き上げて、僕の頭を枕に埋めると、
そのまま、僕の唇に何度も何度も繰り返しついばむようなキスを落とす。


僕は、もっと深くユノを感じたくて・・・


・・・・・「ユノ、もっと・・・」

「ん、口開けて?」


言われるがまま、うっすらと唇を開くと、
ユノの舌が、少し強引に僕の口内に侵入して、僕を誘う。

そっと貴方の舌に絡める。
2人の舌が混ざり合うように、溶け合うように・・・


・・・・・「ん、、はっ、、、」


激しいキス・・・
そうしながらも、貴方は器用に片方の手で僕のシャツのボタンを外す。

やっと自由に呼吸ができるようになった頃には、
いつの間にか僕は下着1枚の姿になってた。

僕に跨るような格好で、上からじっと見下ろされて・・・
恥ずかしくて、僕は両の腕をユノに伸ばした。


「チャンミン、とても綺麗だよ」


そう言いながら、自分も着ているものを脱ぎ捨てて。。


男同士で、こんな下着姿で・・・

常識では考えられないけれど、
何やってるんだろって思うけど・・・


目の前で僕を愛おしそうに見つめるこの人が、
僕は好きで好きで、、、どうしようもないんだ。


僕の伸ばした腕を貴方はちゃんと受け取ってくれる。


「チャンミン、後悔しないか?」


僕は声には出さずに何度も小さく頷いた。



早くして・・・

まるで自分から強請るように、ユノの首に回した手を引き寄せて、
僕からのキスを迫る。


素肌と素肌が重なり合って、貴方の温度がダイレクトに僕に伝わる。

ユノ、、、
僕のこの温もりも貴方に伝わってる?


気持ちいい・・・

恥ずかしいけれど、死ぬほど恥ずかしいけれど、
僕はたまらなくユノが欲しいと、そう思ったんだ。

欲しくて欲しくてたまらないって、そう思ったんだ。



・・・・・「ユノ、早く、、、早くして」







47へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

苦手なシーンが近付いてまいりました。
しかも、ちょっと読み返してみたら、泣きたくなるほどお粗末で・・・(ノД`)・゜・。
ということで、明日の朝の更新は、修正バージョンでお届けする予定です。

と言っても、それでもまだまだお粗末ですけどね(;・∀・)
とにかく、頑張って修正してみます。

一応、R記事になりますので、
鍵記事とさせていただきます。

パスのヒントを解き、入力して入室してくださいね。
読まれた後の苦情はご遠慮ください。
自己判断での入室をお願いします。



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
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