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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



星の欠片、月の雫。2






---チャンミンくんの心にはチョンくんがいるんでしょ?---


心臓が跳ねた。


・・・・・「ナレ、、、何言ってるの?」


作り笑いをしてるつもりだったけど、
きっと、今の僕の顔は強張ってるに違いない。


--- 分かるの。だって私、ずっとチャンミンくんのこと好きだったから、
見ていたら分かる。好きな人の事だから・・・---


ナレの瞳から、すっと一筋の涙が零れ落ちた。


・・・・・「ナレ、、、ごめんね」

--- ううん、私はいいの。でも、チャンミンくんが・・・---

・・・・・「ナレ、お願いだ。誰にも言わないで」

--- けど、チョンくんだってきっと・・・---

・・・・・「いいんだ、僕はこのままで、、、」


ナレは僕の気持ちを尊重してくれた。
僕は何故か心が少し楽になった気がした。


ずっと、この気持ちを心に閉じ込めてた。
誰にも知られないように、覚られないように・・・

けれど、本当は叫んでしまいたかった。
誰かに知ってほしかった。


僕はチョンくんが好きなんだと・・・


ナレが僕の本当の気持ちを知ってくれて、
そして、理解してくれて・・・

それがとても嬉しかった。




・・・・・「じゃあ、また明日ね」


ナレの家の前・・・


--- チャンミンくん、これからも私と友達でいてくれる? ---


不安そうな顔で僕を見上げる。


・・・・・「もちろんだよ、ナレ、ありがとう」




そして、その数週間後。


・・・・・「おはよう」

--- おはよう、チャンミン ---


朝、学校に着いて下駄箱を開けると、
真っ白な封筒が上靴の上にそっと置かれていた。


何だろう?



気になって、教室まで待てなかった僕は、その場で封を開けた。

中には手紙と、、、星の形をしたペンダント?

そのペンダントには見覚えがあった。
けれど、何処で見たのかは思い出せない。

その時、始業前のチャイムが鳴る。


僕は、手紙とペンダントを封筒の中へ戻して、
急いで教室へ向かった。




昼休みに、教室をそっと抜け出し、1人、屋上へ向かう。

相変わらず、空は青く広い。

静かなその場所で、温い風を感じながら、
僕は、下駄箱に入ってあった封筒をもう一度開けた。

朝からずっと考えていた。
このペンダント、どこで見たんだろう。


ゆっくりと手紙を広げる。


そして、僕は言葉を失くした。


・・・・・「うそ・・・」


その手紙は、チョンくんからだった。








--- チャンミンヘ 


チャンミン、お前がこの手紙を読んでる頃、俺は遠い空の下にいる。

ゴメンな、チャンミン。
守ってやるって言ったのに、約束を守れなかった。

ほんの数か月だけだったけど、お前と一緒にいられて楽しかった。

ずっと空を見てるよ。
お前の事ずっと忘れない。

俺の星のかけら、、、ずっと好きだったんだ。

元気で・・・


ユノ-----





嘘だよ、
そんなの・・・

まだ何も、、、
僕はまだ何も・・・


僕は階段を駆け下りて、チョンくんのクラスの教室へ走った。


--- おい! チャンミン 今日さ・・・---

・・・・・「ごめん、あとでっ」


友達に呼び止められたけど、僕の足は止まらなかった。


目的の教室の前で、ミンジが友達と立ち話をしてた。
息を切らして走ってきた僕に驚きながらも、、、


--- シムくん、どうしたの? ---

・・・・・「はぁ、はぁ、、、ミンジ、、、チョンくん、、、チョンくんは?」


ミンジは、あぁ、、、そんな感じの顔をして、


--- 今日の朝のHRで聞いたの。突然、一昨日の土曜日に引っ越したって ---

・・・・・「引っ越し?? どこへ? どこへ引っ越したの?」

--- それが、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- アメリカだって、、、シムくん、聞いてなかったの?---



アメリカ?

アメリカって、、、なんだよ、それ、、、




午後の授業は記憶にない。


放課後・・・
誰もいない教室。

チョンくんの手紙に同封されていた星のペンダント。

見覚えがあるんだ。
でも、思い出せなくて・・・


何度も手紙を読みかえした。


〝 俺の星のかけら、、、ずっと好きだったんだ 〟


教室の窓から空を仰いだ。

太陽の光がオレンジ色に輝いていて、
一日の役目を終えようとしている。

空にはうっすらと月が見えた。

泣いてる、、、
月が泣いてる。

何故だか僕にはそんな風に見えた。


太陽の光が月に反射しているようで、
それがとても悲しげで・・・

月の雫・・・
今の僕のようだった。


--- チャンミンくん---


名前を呼ばれて振り向いたら、開いたままの教室の扉の横にナレが立っていた。


・・・・・「ナレ、どうしたの? まだいたの?」

--- 委員会で残ってて、帰ろうと思ってホールへ行ったら、チャンミンくんの靴があったから・・・---

・・・・・「そっか」

--- 私も一緒に、、、いい?---



ナレと一緒に窓辺に立ち、空を見上げる。


--- チョンくん、行っちゃったんだね ---

・・・・・「なにも言えなかったよ。いや、それでよかったんだ、きっと」

--- チャンミンくん、空はただ1つだよ。チョンくんもきっとこうやって空を見ながら、
チャンミンくんを想ってるよ、きっと・・・---

・・・・・「そうかな?」

--- またいつかきっと会えるよ。チャンミンくんの星の欠片も、チョンくんなんだから・・・---



僕の星のかけら・・・




元気で・・・・・







11へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

今日の10話で、第1章が終わります。
旧館オリジナルの第1章は16話あったので、6話も縮まりました(笑)
少し文を加筆修正したくらいで、お話自体は変わっていません。

明日から第2章に入ります。
続きもぜひ、お付き合いくださいね。



それでは、今日も暑くなりそうです。
熱中症に気を付けて下さいね。

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星の欠片、月の雫。2






あの日からずいぶんと時間が流れた。
僕とチョンくんはお互いに顔を見合わせることもなくなって・・・

3年生に進級してクラスも別々になった。


最近、僕はよく空を見上げてる。


・・・・・「星の欠片、、、月の雫・・・」

--- チャンミンくん、何見てるの?---

・・・・・「ん? 空、、、かけらを探してる」

--- かけら?---

・・・・・「うん、星のかけら」


僕が変なことを言ったから、ナレが驚いた顔してる。


付き合ってるわけではないけれど、同じクラスになったこともあって、
最近僕の近くにはナレがいてくれてる。

なんとなく気が落ちている時、心が沈む時・・・
気が付くといつもナレが隣にいる。


--- 私も一緒に探してもいい? ---


ナレはとてもいい子だ。

きっと、僕の事を好きでいてくれてる。
それは感じているけれど、、

僕の心が自分に無いことを知ってるんだろう。

僕は本当に勝手だと思うけれど、ナレはそんな僕を許してくれて、
いい友達のままで居てくれてる。


・・・・・「放課後、ラーメン食べに行こっか」

--- チャンミンくんってほんと、ムードないねぇ---


顔を見合わせて笑い合う。
心がとても穏やかになる瞬間。

そういう時、いつもナレを好きになれたら、、、そう思ってしまう。
本当に僕は身勝手だ。



--- チャンミンくんは、大学、どこへ行くの? ---


放課後、2人で学校近くのラーメン屋さんへ行った。


・・・・・「ん、一応、K大希望なんだけど・・・」

--- わぁ、さすがだね。チャンミンくんなら大丈夫だよ ---

・・・・・「そんなことないよ、ナレは? 」

----- 私は、チャンミンくんみたいに頭良くないから、S女子大って思ってる---

・・・・・「そっか、、、お互い上手くいくといいね」


もう3年生。
卒業後の進路も考えないといけない。

チョンくんはどうするんだろう。


相変わらず僕の心の隅にはチョンくんがいる。
卒業したら、もう廊下で見かけることもなくなってしまう。



--- あ! ミンジ!! ---


お店を出て、ナレと並んで歩いていたら
知らない他校の男子高校生と並んで歩いてるミンジにばったり会った。


--- ナレ!  シムくんとデート? ---

--- ラーメン食べに行ってただけだよ---


女の子同士の立ち話はあっという間に花が咲く。
しばらくの間、2人の様子を傍観してた。


--- あ、ゴメンね、チャンミンくん ---

・・・・・「いいよ」

--- じゃあ、ミンジ、また明日ね---


すれ違いざま、ミンジが隣りにいた男と手を繋いでるのが見えた
えっ? チョンくんと付き合ってたんじゃないの?


・・・・・「ナレ、ミンジってさ、、、」

---チョンくんとは別れたみたいなの---

・・・・・「え? どうして?」

--- ごめんね、ミンジにチャンミンくんには言うなって口止めされてて、言えなかったの---

・・・・・「口止め?」

--- チャンミンくんに、っていうかみんなに言うなって ---

--- 実は、ミンジがフラれたらしくて・・・その理由がよくわからないらしくてね---

・・・・・「どういうこと?」


チョンくんから別れたってこと?


--- かけらを見つけたって、、、自分だけのかけらを見つけたからって---


かけら?


---だから驚いたの。さっき、チャンミンくんも教室で同じこと言ってたでしょ?---

・・・・・「・・・・・」


隣りを歩いてたナレが足を止める。
一歩だけ、ナレより前に進んだ僕も足を止めてナレの方を見た。

驚いた。
ナレの目に涙が浮かんでで・・・


--- チョンくんが、こう言ったって---


〝俺だけのかけら、やっと見つけたけど手には届かなかった〟


--- チャンミンくんのことじゃないの? ---


今にも溢れそうなナレの涙。
どうして、ナレが泣くの?


--- 同じクラスになって、ううん、その前からずっとチャンミンくんを見てたから分かるの。
チャンミンくんの心にはチョンくんがいるんでしょ?---







10へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

昨日、エイネのチケット発券してきました。
相変わらずの微妙なお席がご用意されていましたが、
例え天井席でも全力で楽しむ我ら(笑)

殺人的な暑さが暫く続く、、、とニュースで言ってたので、
それが心配なんですが、毎年楽しみにしている夏神起。
楽しんできたいと思います。

昨日から、お昼の更新を再開しています。
よろしかったら覗いてみてくださいね。


それでは、今日も暑さに気を付けてくださいね。
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星の欠片、月の雫。2






--- ユノ~っ、早く~~---

「うっせーな、ちょっと待ってろ」


終業のチャイムが鳴ると、
5分もしないうちに聞こえてくる、マドンナがチョンくんを呼ぶ声。


あの日から1か月が過ぎようとしていた。
ナレから、チョンくんとミンジが付き合い始めたと聞いた。

学園の美男美女カップル。
話題にならないはずがない。


僕たちはあの日から一言も話していない。
チョンくんは、次の日から教科書を持ってくるようになった。

授業の時以外は席を立ってどこかに行ってしまう。
あの日の僕の態度がチョンくんをとても怒らせてしまったみたいだ。


でも、これでいいと僕はそう思ってる。


チョンくんには知られたくない。

きっと、もう少し時間が経てば僕のこの妙な感情も消えてなくなる。
僕はそう思って日々を過ごしていた。



ある日の放課後・・・


1週間後にテストを控えているため、今日からクラブ活動もなくて、
終業後、校内は静まり返っていた。


僕は、生徒会の用事で先生と少し打ち合わせがあって、
職員室で先生と1時間ほど話し込んでしまった。


--- シム、悪かったな、戻って早く勉強しろよ。ま、お前なら大丈夫だろうけどな---

・・・・・「はい、では、失礼します」


職員室を出て、置きっぱなしの鞄を取りに教室へ向かう。
長い廊下、窓からの日差しが眩しかった。

教室の窓から空を眺めるチョンくんの横顔を思い出した。



〝空、、、どこかに星の欠片が落ちてないかと思ってさ〟

〝見えないから探すんだよ。俺だけのかけら〟




足を止めて、窓から青空を仰ぎ見る。


・・・・・「星の、かけら・・・」


チョンくんは今でも探しているのかな?

ふっと、目が留まる。


・・・・・「月だ、、、」


なんて悲しいんだろう。

昼間に見える月の光は、当たり前だけど太陽の陰になっている。
そこにいるのに、そこで精一杯輝いているのに・・・

気が付いてもらえない。

まるで、
僕だ・・・


僕には、偶然に見たその滲むような白色の月が、
誰かに気が付いてほしくて泣いているように見えた。

月から冷たい雫がポロポロと零れ落ちている。


知られたくないと・・・

自分のこの気持ちを、絶対に知られたくないとそう心の中で思いながらも、
僕は心のどこかで、チョンくんに気付いてほしかったのだろうか・・・

この月のように、哀しいくらいの涙を流して・・・


震えてしまいそうな気持ちを胸にギュッと閉じ込めて、
ゆっくりと教室に向かった。


そして、教室の前。
ドアを開けた瞬間・・・


--- えっ・・・---


僕の目に映ったのは、教室の隅の机の上でキスをしていたチョンくんとミンジだった。








--- ヤダ、シムくん?---


ミンジの小さく囁く声が、静かな教室に響く。




どうしよう・・・


・・・・・「ご、ごめん、、、」


その一言が精一杯だった。

慌てて自分の席まで鞄を取りに行って、
そのまま僕は教室を逃げるようにして飛び出した。


下駄箱に向かって廊下を走る。
さっき、ゆっくりと歩いてきた廊下が一段と長く感じた。


階段を滑るように降りてようやく下駄箱にたどり着く。


・・・・・「はぁ、はぁ、、」


息が苦しい。
胸を抑えてしゃがみ込む。


どうして教室で・・・
止めろよ!!!


・・・・・「バカ、、、キライだ、、、もうチョンくんなんか・・・」


「誰がキライだって?」


!!!


しゃがみ込んだままの僕の頭上から聞こえてくる声。
そのまま伏せていた顔を上げたら、チョンくんが僕を見下ろしていた。


「誰がキライなんだよ?」

・・・・・「・・・・・」

「なんで泣いてんだよ?」

・・・・・「・・・・・べ、べつに・・・」


そう言われて、初めて気がつく。
僕は泣いていた。

涙が溢れて頬を滑り落ちる。


僕は、泣き顔をなるべく見られないように顔を伏せたまま立ち上がって、
何もなかったかのように靴を履き替えて歩き出した。


「おい・・・」


チョンくんが呼んでる。 
けど、構わず僕はそのまま歩く。


「おい! ! シム・チャンミン!!!」


フロアー中に響き渡るチョンくんの大きな声。
驚いた僕の足が止まる。


チョンくんが近づいてくる音。
僕の心臓の鼓動と重なって・・・


俯いたままの僕の視界に、チョンくんの足元が見えた。


「顔、上げろよ」

・・・・・「・・・・・か、帰ります」


僕の前を阻むように立つチョンくんを避けて歩き出そうとしたとき、
ギュっと腕を掴まれた。


「待てよ、少し話そう」

・・・・・「別に、僕はチョンくんと話すことはありません」

「なぁ、委員長」

・・・・・「離して!!」


僕の腕をキツく掴むチョンくんの手を、精いっぱいの力で振りほどいた。


「俺がキライか?」

・・・・・「・・・・・」

「俺の事がキライなのかよ?」

・・・・・「僕が、、、僕がどう思ってようとチョンくんには関係ないだろ?」


腹が立つ。
僕の気持ちなんて、何も関係ないじゃないか。

キスしてたくせに、、、


「どうして、かんけ・・・」

・・・・・「キスしてたじゃないか!!!」


涙でぬれた顔をチョンくんに見られるのはイヤだったけれど、
僕はそう大声で叫んで、チョンくんを睨みつけた。



・・・・・「僕の事なんて、何も関係ないじゃないかっ!」


こんなに胸が苦しくて悲しい気持ちになったのは初めてだった。


僕とチョンくんの間を、生暖かい風が吹き抜ける。

そこから逃げ出したくて、
僕はその場から駆けだした。

チョンくんの視線を、背中に感じながら・・・・・








9へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

昨日は、やはり疲れが出て、腰と膝がダメでした(;・∀・)
エイネもあるので、また暫く自分の身体を甘やかしつつ、
超警戒しながら日々を過ごそうと思います(笑)

東京でエイネのグッズが買えたので、
これ、買ってみました。

2019.エイネグッズ

東京にいく前夜に、それまで使ってたケースが壊れてしまって、
娘が以前使っていたものを借りてきたので、あったら買おうと思ってたんです。

これ、思っていたよりもしっかりとしてて、とても可愛くてお勧めです♪

もちろん、これも♥(今年はちょっと離れてるのね 笑)

2019 エイネグッズ 2.

エイネが楽しみです。

SMTは毎年グッズは買わないんですけど、
今年はランダムピンバッチを購入しました。

2019 SMT グッズ

デザインがとても可愛くて、色合いも良くて大満足です。
ちなみに、BoAちゃんはお友達に頂いて、自分で買ったらRVとf(x)だったんですけど、
お友達が素早く交換に走ってくれて、2つとも無事にトンに交換していただきました。
可愛くてお気に入りです♡

あと、スカイツリータウンのSMTのPOPUPSTOREにも行ったんですけど、
唯一欲しかったポーチが売り切れてて残念でした(涙)





それでは、今日も暑さに気を付けてくださいね。
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星の欠片、月の雫。2





チョンくんが好き・・・

これは嫉妬?

チョンくんの隣にミンジがいて・・・
2人が顔を見合わせて笑い合ってて・・・

それを見て心がズキズキと痛む。


これが、、、嫉妬?


チョンくんは男だ。僕も男・・・

そうだ、きっと大事な友達に、、、
ずっと一緒にいた友達に、別の友達が出来たのと同じ寂しさ。

そうだよ、嫉妬じゃなくて、僕は寂しいんだ。

きっと、、、そう・・・


--- シムくん、ほら、チョンくんとミンジ、いい感じだね---


ナレにそう言われて、チョンくんに目を向けると、
ミンジが身体ごとチョンくんにしなだれるようにぴったりと寄り添って・・・


見ていられない、、、


・・・・・「ナレ、ごめん・・・」


僕は一言だけ、ナレにそう言うとチョンくんたちに気付かれないように映画館を出た。


どのくらい歩いただろう。
大通りの横断歩道で、赤信号に摑まった。


携帯を取り出して、ナレにメッセージを送った。


--- ナレ、ごめんね。少し気分が悪くて先に帰るよ。本当にゴメン---


信号が青に変わっても僕の足は前に進まない。
後から後から人の波が押し寄せて、、、

通行の邪魔をしている僕を、みんなが訝しげに見てる。

それでも僕は動けなかった。




大丈夫。この可笑しな気持ちはすぐに消える。

チョンくんは、、、
チョンくんは僕の友達、ただの友達・・・


心にそう言い聞かせた。


気が付くと、横断歩道の信号が点滅を始めている。
まだ、渡り切っていない人たちが足早に駆けている。

僕もつられて渡ろうとした、その時、、、


「危ないだろ!!」


後ろから肩を掴まれて・・・

信号はすぐに赤に変わり、沢山の車が道を埋めた。

驚いて振り返る。
そこに、チョンくんが怖い顔をして立っていた。


「何やってんだよ、なんで突然いなくなっちまうんだよ」


僕を追いかけてきたの?
苦しそうに息を切らして・・・


・・・・・「別に、追いかけてこなくても・・・」

「はぁ? お前、それマジで言ってんの?」


チョンくんの声は、怒りを含んでいる。
青信号を待つ人たちが、僕らに注目した。


・・・・・「ミンジのところへ戻ってください。僕は帰ります」

「委員長、、、お前、最悪だな」


僕を睨みつけながらそう言うと、チョンくんはもう僕の方を振り向くことなく戻っていった。


いいんだ。
これでいいんだ。

こんなおかしな感情、絶対に知られたくない。
そんなこと・・・

チョンくんに知られるくらいなら、もう話せなくてもいい。
机をくっつけて、一緒に教科書を見て笑い合えなくても・・・


僕は、道行く人たちに覚られないように、滲み始めた涙を、そっと拭った。







8へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

今日はお話が少し短めでした。
前にもお伝えしましたが、このお話は私の初期作なので、
1話がとても短いです。

なので、こちらに再掲載するにあたり、
多少推敲しながら、掲載しています。

2話分を1話に纏めたりしていますが、
お話の内容で、繋げられない場合は、どうしても短くなってしまいます。
ご了承くださいませ♪

昨夜、無事に東京から戻りました。
疲れと暑さでグダグダですが、本当に楽しかったです。

お時間作ってくださった読者さま。
お話できて嬉しかったです。
声掛けてくださってありがとうございました♪

2日間付き合ってくれた葉月さんときらりちゃん、そしてkieちゃん。
楽しい想い出をありがとう♪
また遊ぼうね(^-^)

また、自分勝手な旅日記を書けたらいいなと思ってます。





それでは、今日も暑くなりそうです。
熱中症などにお気をつけてお過ごしくださいね。
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星の欠片、月の雫。2






--- シムくん、チョンくん遅いね ---


今日は、チョンくんとマドンナのデートを付き添う日。
正直、朝から気が重い。


・・・・・「うん、どうしたんだろう」


約束の時間からもう30分も経ってる。


・・・・・「電話してみるよ、待ってて」

--- あ、待って!チョンくん来たよ ---

「悪い、遅くなった」


学校の制服とは全然違ってて、シンプルな白いシャツとデニムのパンツ。

その飾り気のないチョンくんの姿がやけに大人に見えて、
少し、、、ドキッとした。


・・・・・「遅かったね、連絡くれればよかったのに」


不機嫌そうなチョンくんは、あの日からなぜか僕にそっけない。


〝今日はやめとく〟


僕が何か怒らせるようなことしてしまったのかな?



 「ミンジ、行こう。映画、何観るの?」


僕の知らない間に学園のマドンナ イ・ミンジとチョンくんは仲良くなったようで、


--- ユンホくん、これなんだけど、、、いい? ---


チョンくんの隣にピッタリと寄り添って僕の前を歩く。


何だろう、、、少し胸が痛い。


--- シムくん、どうしたの? ---


僕と、僕の隣にいるマドンナの付添いのカン・ナレ。

今まで話したことなかったけれど、今回のチョンくんたちの付添いの件で、
彼女の事を初めて知って・・・

とても、気の付く優しい子だ。


・・・・・「ね、あの2人さ、別に2人でもよかったんじゃない? もう仲良さそうだしさ」

--- そうなの、私もミンジにそう言ったんだけど、初めてのデートだからどうしてもって---

・・・・・「そう、、、」

--- 毎日、電話で話してるらしいよ。美男美女でお似合いだよね---



初めての割にはチョンくんにベタベタしてて、
僕は、ナレと違ってミンジに対してあまり好意的には思っていなかった。




日曜の午後。

人気の映画らしくて、思っていたよりも沢山の人で賑わっていた。


「ミンジ、飲み物買ってくるから待ってろよ」

--- うん、待ってる ---

「おい、委員長、行くぞ」


待ち合わせの場所から一度も僕と目を合わせない。


・・・・・「ナレ、飲み物何でもいい?」

--- うん、シム君と同じでいいよ ---


足早に先へ進むチョンくんを追って、飲み物を買う人の列に並んだ。

隣りにいても何も話さない。
気まずい空気で、息が詰まりそうだった。

僕、何か嫌われるようなことしたのかな?


しばらくの沈黙・・・
もうすぐのところでチョンくんが口を開いた。


「委員長、あいつの事、好きなのか?」

・・・・・「えっ? 」


チョンくんの言ってる意味が分らなくて、


・・・・・「何? あいつって?」


その時、、、


---- お待たせしました、次の方どうぞ ---


チョンくんは、


「何でもない」


それだけ言ってまた目を伏せて僕から視線をはずした。




僕たちはそれぞれに飲み物片手に館内に入る。

始まる時間も迫っていたせいか、空席もなかなかなくて、
しかたなく、2組に分かれて着席することにした。

僕とナレの斜め2列前方に、チョンくんとミンジの姿が見える。


明りが落ちて、スクリーンに映し出される映像。


--- シムくん、面白そうだね---


ナレが僕の方に少し身体を傾けて小さな声で言う。


・・・・・「そうだね」


ナレにはそう答えたけれど、僕の目はスクリーンには向いていなかった。

暗い館内の中、スクリーンから放たれる眩しい光で鮮明に見える、
チョンくん達の姿。

チョンくんの肩にもたれかかるようにミンジが頭をもたれ掛けている。



2人は付き合ってるんだろう。
とてもお似合いだし、、、


暗がりの2人の姿を目の当たりにして、
最近ずっと感じていた可笑しな感情の正体がなんだか少し分ってきたような気がした。



もしかしたら僕は、チョンくんの事が好きなのかも、、、


そう自覚した途端、
さっきまでの小さな胸の痛みが、大きな痛みに変わって、僕を襲ってきた。








7へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
予約投稿です。

多分今頃、まだホテルのベッドの中です(笑)
今日は4人で、プラネタリウム等々、東京を楽しみます。

夜の新幹線で現実に戻るので、
それまでは暑さに気を付けながら、夢の世界を満喫します(笑)


それでは、皆さまも熱中症などにお気をつけてお過ごしくださいね。
いつもご訪問ありがとうございます。








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