FC2ブログ





※ 無断転載禁止 ! ※

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください





私の心の中のお話です。
ご了承ください。




淋しい熱帯魚。 the later story 1






「おいで・・・」


チャンミンの背中に掌を当て、促すようにリビングを出た俺は、
寝室の扉の前に立ち、チャンミンと向き合った。


「チャンミン」


少し不安げな表情を浮かべたチャンミンが、
俺をじっと見つめる。


・・・・・「はい・・・」


外の空気がとても冷えているのは、チャンミンの頬に触れればわかる。
掌で包んでやると、チャンミンはゆっくりと頭を傾げ、俺の手に自分の手を重ね合わせた。


「俺は、お前さえいてくれれば、それで十分だ。」

・・・・・「・・・・・」

「こうやって、お前に触れられる距離にいることが出来たら、、、それだけで幸せなんだ。」

・・・・・「ユンホさん」

「お前を愛してる。だから、お前の望むもの、望むこと全部、、、叶えてやりたい。」

・・・・・「ユンホさん、僕はこれ以上何もいりません。貴方がいてくれるから、、、だから何も、、、」


瞳を潤ませながら、微笑むチャンミンはまるで天使だ。


「開けてごらん?」

・・・・・「・・・・・?」

「お前へのプレゼントだ」


そう言うと、チャンミンは視線を扉に向ける。

そしてまた、俺の目を見つめて眉を下げるから、
俺はチャンミンの手を取り、ドアノブに誘導した。

不安気なその表情に、〝大丈夫だ〟と伝えたくて、
俺は小さく頷いて見せた。


ゆっくりと、扉が開かれる。



・・・・・「・・・・・」


灯りを落としたその部屋には、ベッドサイドの小さなライトと、
窓から入り込む月明りだけが広い部屋を照らしている。

いつも、俺たちが愛し合う大きなベッドの真ん中で、
小さな小さな身体が、すうすうと寝息を立てて眠っていた。


「よく眠ってる。疲れたんだろう。」

・・・・・「ユンホさん、、、ど、どうして、、、」


驚きで見開いた瞳は、滲んだ涙で揺れている。


「俺の天使は、お前だけだ。けど、俺たち2人の天使も必要だろ?」


ゆっくりと、チャンミンがベッドに向かう。
足を止めると、立ちすくみ、身体を震わせている。

小さく息を吐き、そのあとを追った俺は、
チャンミンの隣に立つと、そっと肩を引き寄せた。

掌で口元を隠すように覆い、嗚咽を漏らしている。


「泣くな、、、」

・・・・・「ず、、、ずっと、、、」

「・・・・・」

・・・・・「心の中で、、、ユ、ユンホさんに、申し訳  なく、て、、、」

「・・・・・」

・・・・・「ぼ、僕が男だ、、から、、、」


知ってたよ
チャンミン、、、

お前の気持ちは、十分に伝わってた。


「チャンミン、、、俺の気持ちは変わらない。お前を愛してる。このままのシム・チャンミンを愛してるんだ。」

・・・・・「ご、、、ごめ、、、」

「何も謝る必要なんてない。俺が、お前を選んだんだ。胸を張って、堂々としてろ。」


顔を上げ、俺を見つめる。
次々と溢れ出す、透明で美しい涙・・・

そっと頬に触れ、指先で拭い取る。


「きっと、これからもっといろんな困難がある。」

・・・・・「はい、、、、」

「けど、お前となら、どんなに高い壁でもきっと、乗り越えられるとそう思ってる。」

・・・・・「・・・・・ユンホさん」

「俺と、、、俺とミレと一緒に、未来を歩いて欲しい。」


・・・・・「、、、、、は、、い、、、」


消え入るような小さな声で、〝はい〟 と返事をしたチャンミンは、
そのまま俺の胸に飛び込むようにしがみ付き、
溢れ出す感情を抑えきれずに声を上げて泣いた。


「ほら、チャンミン、、、ミレが起きてしまう」

・・・・・「だ、だって、、、」


その時、、、
俺達の声に反応したミレが、小さな声を上げた。


--- あーっ、、---


ベッドの上を見ると、大きな目を開けて辺りを見渡しているように見えた。

そして、、、、


--- ふぇっ、、、うっ、、、---


見慣れない薄暗い風景に驚いたのだろう、
ミレが、声を上げて泣き出した。


・・・・・「ミレ、、、大丈夫だよ」


チャンミンが腕を伸ばし、ミレを抱き上げる。

すると、チャンミンの香りに気が付いたのか、
温かいその腕が、チャンミンのものだと分かるのか、、、

次第に声が止み、まるで、母親にぎゅっとしがみ付くように、
ミレがチャンミンに身体を寄せた。


「チャンミン、、、ミレにツリーを見せてやろう」







リビングに移ると、きらきらと光るツリーを見て、ミレが燥ぎだす。


・・・・・「綺麗だね、ミレ、、、」


花のように小さなミレの手が、ツリーに飾られた天使の飾りに優しく触れた。


柔らかい光が、2人を包む。
微笑ましいその姿を、俺はきっと忘れない。


聖なる夜に舞い下りた、小さな天使、ミレ。
そして、いつの時も、俺の心を捕らえて離さない俺だけの天使、チャンミン。



俺の天使達が、ツリーの光よりももっともっと、美しく輝いて見えた。



・・・・・「ユンホさん」


「ん?」



・・・・・「Merry Christmas・・・・・」








淋しい熱帯魚。 - the later story -  ・・・  fin

読者の皆さま、おはようございます。

旧館で更新していた時のあとがきに書いてありました。
『ミレ』は、韓国語で『未来』という意味。
ユンホさんとチャンミンの明るい未来になって欲しいと思って名付けたと。
自分が書いたその文に、このお話を自分でも大切にしながら書いたんだなと、
当時をフッと思い出しました。

本日で、『淋しい熱帯魚。』が特別編も含め、すべて完結いたしました。

このお話を愛してくださった読者さまに、心より感謝いたします。
ありがとうございました。

また、熱帯魚の2人に会いたくなった時は、
いつでもここに来てください。
お待ちしています(^-^)

よろしかったら、感想などいただけると嬉しいです。



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。




こころ。

ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします(^-^)

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村




スポンサーサイト







※ 無断転載禁止 ! ※

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください





私の心の中のお話です。
ご了承ください。




淋しい熱帯魚。 the later story 1



--- ユンホさん、本来なら、こちらから伺わなければいけないのに---

「いえ、先生にお話が、、、それに、少しミレに会いたいと思って」

--- そうですか。ミレは今、お昼寝しているんですよ。その間、お茶でも如何ですか? ---



チャンミンには内緒で、俺は車を走らせ、
チャンミンの育った故郷でもある児童施設に向かった。

ここは、いつ訪れても、俺を温かく迎えてくれる。

小さな子供たちが笑顔で燥ぐ姿を見ていると、
幼いころのチャンミンの姿が、子供たちに交じって瞳に映る。


--- どうぞ、お座りになってください。---

「はい。失礼します。」


テーブルの上には、白い湯気が立つ、いい香りの紅茶が置かれる。

向かい合う施設長の表情もまた、いつも穏やかで曇りがない。


--- お父様は、お元気でいらっしゃいますか? 先日も、子供たちのためにと、たくさんの寄付を・・・---



そう、、、

驚いたことに、俺もチャンミンも知らぬ間に、
親父はこの施設にたびたび寄付をしていたようだ。

以前の親父からは、想像も出来なくて・・・
聞いた時は自分の耳を疑った。


「チャンミンが、父にとても良く尽くしてくれているからでしょう。
今ではすっかり、本当の息子よりもチャンミンが可愛いようです。」


そう言うと、先生はふふっと小さな笑みを浮かべて頷いた。


--- 幸せですね、チャンミンは・・・---

「・・・・・」

--- きっと、貴方に出会ったことが、あの子の人生にとって最大の幸せですね---

「それは、僕にとっても同じです。チャンミンとの出会いが、僕の人生を変えました。とても幸せです。」



もし、、、



〝あの・・・よかったら中で、雨が止むのを待ちませんか?〟



もし、あの時チャンミンと出会っていなければ・・・

家族と心を通じ合うこともなく、本当の愛を知ることもなく、
ただ、色のないモノクロの毎日を過ごしているだけだっただろう。


--- それで、お話というのは、、、ミレの?---

「はい。そうです。」

--- その様子だと、決心されたのですね。---

「はい。正直に言うと、とても悩みました。この先、きっといろんな困難があるかと・・・」

--- ・・・・・ ---

「けれど、私にはチャンミンがいます。それに、大切な家族も、、、一人じゃない。」

--- そうですね。チャンミンから聞いています。とても暖かくて心優しい方ばかりだと・・・ ---

「俺だけじゃなくて、家族みんなの愛で包んであげたいと思います。」



そう、チャンミンが、親父を、姉ちゃんを、シヨンを、
そして、俺を・・・

温かい心で、包んでくれたように・・・








--- ユンホさん、今日は遅くなりますか? ---

「どうだろう、、、出来るだけ早く戻るけど、どうした?」


今日は、クリスマスイヴ

昨夜から降り続いた雪は、街を白く染め、
あちこちに飾られているイルミネーションをより美しく引き立たせている。

道行く恋人たちは、腕を組み、手を繋ぎ、微笑みあいながら愛を囁いている。


--- 実は、お父様からお呼び出しが・・・---

「ああ、そうか、、、チャンミンにプレゼントでもあるんじゃないか?」

--- 明日の夜に、お屋敷で皆さんとお食事する予定なので、明日ではダメですか?ってお聞きしたんですが、
どうしても今日がいいとおっしゃるので・・・---


少し悲しそうに眉を寄せながら、俺のワイシャツの袖口をそっと掴む。
もじもじしながら身体を寄せるチャンミンが可愛くて、俺は、腕を伸ばしてチャンミンを胸に抱いた。


「ごめんな、チャンミン。親父は、お前が可愛くて仕方ないんだ。戻ったら2人でパーティーしよう。」

・・・・・「僕、お父様にお願いしてなるべく早くに戻ります。食事も今から準備するし、だから、、、だから、、、」

「ん?」


腕の中のチャンミンが、俺の背中に回した腕にぎゅっと力を込めた。


・・・・・「お願いです。どこにも行かないで・・・僕のところに帰ってきてください。」


困った奴・・・
今更、なにを不安がる?


「今日みたいな夜に、お前を置いてどこに行くんだ?」

・・・・・「でも、、、」

「チャンミン、顔見せて?」


ゆっくりと起き上がったその顔に、触れるだけのキス・・・


・・・・・「ユンホさん、、、」

「続きは夜な? 行ってくる。」


チャンミンから身体を離すと、ソファに掛けてある上着とカバンを手にして、玄関に向かった。

何も言わず、俺の後を着いてくるチャンミンを、靴を履いて振り返る。


・・・・・「行ってらっしゃい。」

「行ってきます。」


マンションの扉が、パタンと音を立てて閉じた。






「もしもし、姉ちゃん? 今から行くから、、、うん、、、悪いけど、、、」











--- 私にも、同じ年の娘がいます。この子も、私の娘だと思って大切にします。---


俺の隣に立つ姉ちゃんが、腕に抱いた小さな身体を愛おしそうに見つめながらそう告げた。


--- 沢山の愛に包まれて、元気に大きくなる姿が、見えるようです。---


先生は、瞳にうっすらと涙を浮かべてそう言った。


「先生、また、ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、、、どうかよろしくお願いします。」


深々と頭を下げた俺に・・・


--- ユンホさん、ここはチャンミンの故郷です。そして、、、、---


先生の瞳が、俺の隣に立つ姉ちゃんの腕の中の小さな体に向けられる。


--- この子の故郷でもあります。---

「はい・・・」

--- 貴方にも、そう思ってほしい。いつでも帰ってきてください。お待ちしています。---


俺に向けられたその笑顔が、心の隅にある小さな不安を消し去ってくれた。






その夜・・・



・・・・・「ユンホさん? 」


マンションの扉が開く。
チャンミンが俺の名を呼びながら暗い廊下を歩き、リビングを覗き込む。


灯りを落とした部屋。
大きなツリーが明るく輝き、その光景に驚くチャンミンの表情もはっきりと見て取れる。


「チャンミン、メリークリスマス」

・・・・・「ユンホさん」





「チャンミン、お前にプレゼントがあるんだ、、、」


お前は、喜んでくれるだろうか?
早く、お前の笑顔が見たい・・・・・










3へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

このお話は、クリスマスの日に合わせて書いたので、
この時期の更新はちょっと早くてズレていますが、ご勘弁を(;・∀・)

明日の更新で〝淋しい熱帯魚。〟は、オールラストです。
最後まで、ぜひお付き合いくださいね。



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。




こころ。

ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします(^-^)

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村








※ 無断転載禁止 ! ※

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください





私の心の中のお話です。
ご了承ください。




淋しい熱帯魚。 the later story 1





仕事を終え、ようやくマンションに戻る。

どんなに疲れていても、愛しい人の顔を見れば、
いつも俺は、最高の安らぎを得ることが出来る。

いつものように、遅い食事を済ませ、
ソファに座るチャンミンに甘えるように、その膝の上に自分の頭を投げ出す。


「ふぅ、、、、、」


その日の疲れを吐き出すように、瞳を閉じて大きく息を吐く。
優しく俺の髪を撫でるチャンミンの手は、幼いころに旅立った母の感触に似ていた。


「チャンミン・・・」

・・・・・「・・・・・」


返事がないのを不思議に思い、瞼を開けると、
チャンミンは、俺の髪を撫でながらも、ぼんやりとして俺の話しかけにも気が付いていないようだ。




このところ、チャンミンの様子がおかしい。

思い当たるのは、1ヶ月前のあの日から・・・











--- 皆さまにご報告があります。---


突然、屋敷に呼び出された俺とチャンミンは、
食事の最中に、いきなり立ち上がってそう言うチェリンに面食らった。


--- どうしたんだね? ---


親父までもが、目を丸くして思わず箸を止める。


--- チェリン、、、食事が終わってからでいいだろ?---


隣に座るシヨンが、バツが悪そうにチェリンをたしなめた。
けれど、そんなことはお構いなしに、チェリンは言葉を続ける。


--- ママ、、、ママ、、、---


幼いながらも、テーブルの空気が一瞬にして変わったのが分かるのか、、、
姉ちゃんの隣の小さなイスに座っていたエナが、腕を伸ばして抱っこをせがんだ。


「チェリン、どうした?」


思わずそう口にする。


--- はい、皆さん、わたくしチェリンは、この度めでたくシヨンの子供を授かりました。---

「えっ?」

--- チェリンさん?---


エナを抱き上げあやしながら、姉ちゃんが驚いて声を出す。

突然のチェリンの言葉に、テーブルについていた皆がポカンと口を開けたままで、
ダイニングのその空間は、暫く静かな空気に包まれた。

その静けさの中、一番に口を開いたのは・・・


・・・・・「おめでとうございます。赤ちゃんですよね?」


チャンミンだった。


--- はい、チャンミン兄さま、その通りです。そういう訳で、皆さまにご報告したくてお集まりいただきました---


ふっと、俺の視界に入ったのは、恥ずかし気に頬を赤らめているシヨン・・・

顔を赤くしているのが、チェリンじゃなくて隣に座ったままのシヨンだというのが可笑しくて、
笑いをこらえようとしたけれど、どうしてもこらえきれなかった俺は、息を小さく漏らしながら微笑した。


--- 兄さん、どうして笑うの? ---


俺のその笑いに気が付いたシヨンが、訝し気にそう問う。


「いや、お前、チェリンの尻に敷かれすぎだろ」

--- そ、そんなことないって、、、---


静かだった空間に、皆の笑い声が響く。

それに驚いたエナが、姉ちゃんの腕の中で泣き出した。


--- ほら、こっちおいで、、、エナがお姉ちゃんになるんだよ---


手を伸ばして、穏やかな微笑みをエナに向けるジュオンさんは、
もうすっかり父親の顔になっている。


--- とにかく、シヨン、チェリンさん、私にもう一人孫ができるということだね? ---


大きな病気を乗り越えた親父は、また、家族が一人増えることの喜びを隠しきれないように、
嬉しそうに何度も頷いていた。


--- はい、お父様。---

「おめでとう。」

--- ユンホ兄さま、生まれてくるこの子も・・・---


そう言いながら、まだ膨らみのないお腹にそっと掌を当てて・・・


--- シヨン同様、私が必ず幸せにします ---


チェリンのその言葉で、皆が顔を見合わせて笑い合う。






それぞれが、それぞれの幸せを守りながら、
俺達家族は、支え合い、助け合って日々幸せに暮らしていた。

親父も、姉ちゃんとジュオンさん、
そして、すくすくと成長しているエナ・・・

シヨンとチェリン、生まれてくるその小さな命・・・

そして何よりも大切な俺のチャンミン・・・


俺は、最高に幸せだった。
他には何もいらない。

俺の傍にはいつもチャンミンが居て、そして家族みんながいつも笑っている。

遠い空の上の母さんも、きっと俺と同じように、
幸せを感じてくれている。

そう、信じられた。




ふっと、何気なく隣に視線を向ける。



「チャンミン?」


箸を手にしたままで、チャンミンは何故か、
俯いて淋しそうに瞳を揺らせていた。


「どうした? チャンミン」

・・・・・「い、いえ、、、なんでもないです。赤ちゃん、よかったですね。」


そう言いながら、俺に向けた顔には、
無理に作られた笑顔があった。













「チャンミン? 」


手を伸ばして、チャンミンの頬に触れる。


・・・・・「あっ、、、ごめんなさい」

「どうした? ぼんやりして、、、疲れてるか?」

・・・・・「いえ、、、ユンホさんこそ、、、いつも遅くまで、、、」


ようやく俺に向けられた瞳。
その奥には、淋しい影が見える。


「チャンミン、、、」


掌をチャンミンの長い首筋に当る。

ゆっくりとなぞりながら、その掌で頬を包み、
引き寄せるようにして唇を重ねた。

少しだけ開いた唇の間から舌を差し込み、
吸いつくようにチャンミンの舌を犯す。

漏れ出る吐息が、一層俺を煽った。


「行こう、、チャンミン、、、」


名残惜しくチャンミンの唇を解放し、ソファから置き上がる。
チャンミンの手を引いて、足早に寝室に向かいながら、ワイシャツのボタンを外した。



・・・・・「ユンホさん、、、、僕、シャワー、、、」

「そんなのいいよ、、、」


一秒でも早くチャンミンを感じたい。

チャンミンのシャツのボタンを外しながら、
もう一度キスを仕掛ける。

ようやくあらわになる白い肌・・・
どれだけ抱いても、汚れることのない美しいこの身体は、全部俺のもの・・・


ベッドに沈めて、覆いかぶさる。


「チャンミン、、、俺は、、、」


    お前の考えていることが・・・


・・・・・「ユンホさん、、、」


    分からないとでも思ってるのか?


「俺は、お前がいてくれればそれで幸せだ・・・」



その肌に、隙間なくキスを降らせる。

唇と舌
掌と指先

俺の全部で、お前を感じたい。

抱けば抱くほど、魅了され、虜になる。


・・・・・「あっ、、、、ユン、、ホさ・・・んっ、、、」

「いいか? ん?」

・・・・・「気持、、、ちいい、、、あぁぁ、、、」

「待ってろ、、、もっと良くしてやるから・・・」



お前をもっともっと幸せにしてやりたい。
お前の望むこと、望むもの・・・


全部全部与えてやりたい。

俺の全てをかけて・・・




俺は、チャンミンを抱きながら、
心の中で、ある決断をした・・・






2へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
今日から3日間、先日完結しました「淋しい熱帯魚。」の特別編を更新します。
お付合い、よろしくお願いいたします。



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。




こころ。

ランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村





最新記事