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私の心の中のお話です。
ご了承ください。



ユンホさんの初恋。






--- ふーん、で丸く収まったってことか、、、---

「ん、、、そういうこと。」


チャンミンと二人きりで甘い週末を過ごした俺は、
気持ちも新たに、社に出社した。


--- で、そっちのほうは?---

「そっちって、どっち?」

--- とぼけんなよ、、、そんなにスッキリした顔しやがって、まさか、、、---

「・・・・・」

--- やったのか? ついにチャンミンと合体したのか? ---


朝っぱらからデカい声で、、、ったく、、、


「ドンヘ、、、俺とチャンミンはそんなことしなくても、心が繋がってるんだ」

--- ・・・・・は? ---

「別に、、、セックスしなくても、俺たちは大丈夫。愛し合ってるからさ、、、」

--- よく言うよ、、あんな大騒ぎしたくせによ、、、---


まぁ、確かにドンヘには若干、、、ほんの少しだけ迷惑をかけたとは思ってる。


「あのさ、、、もう、そういうのは考えないようにした。自然に、そうなるときはそうなるだろうしさ、、、
それよりも、俺さ、、、」

--- ・・・・・ ---

「チャンミンが、隣で笑っててくれたら、それでいいんだ。」





二人だけの週末、、、

俺たちは、お互いに触れていたくて、少しも離れたくなくて・・・
トイレとシャワー以外の時間をずっとくっつきあって過ごした。

ソファに並んで、チャンミンの淹れてくれた甘いコーヒーを飲みながら映画を見た。

キッチンに並んで立って、食事の準備もしたし、
いつもはテーブルを挟んで、向かい合って食べる食事も、


・・・・・「ヒョン、、、隣に座ってもいい?」


椅子をぴったりとくっつけて食べた。


眠るときも、ベッドでぴったりと寄り添いあった。

俺の胸の中で、まるで猫みたいに丸くなって眠ってるチャンミンの顔は、
可愛くて色っぽくて、、、

そりゃあ正直、、、少しだけ変な気持ちにはなったけど、
それでもその天使の寝顔を見てるだけでも、俺は自分の心が満たされていくのを感じていた。

俺の隣で、幸せそうに笑ってるチャンミンを見てるだけで、
俺の心も温かくて幸せだった。



--- ふーん、、、そう、、、---

「そう、、、いろいろ悪かったな。」

--- なんにせよ、仲直りしたならそれでいいさ、、、---


ポンと、俺の肩を軽く叩くと、背中を向けて手を振りながら去ってゆく。


「また奢るからさ、、、」

--- おう! ---



椅子をくるりと回すと、窓の外の青い空が視界に入る。
立ち上がって空を仰ぐと、大きな真っ白い雲が、ゆっくりと流れていく様が見える。



そうさ、、、


ゆっくりでいい、、、
俺とチャンミンの愛に、期限なんてない。


そうだよな、チャンミン・・・






それから俺とチャンミンは、今まで以上にお互いを大切に思いやり、
気持ちを言葉にして伝え合うようになった。


いろいろあったけど・・・
もう、ダメだと思った時もあったけど、、、






・・・・・「ヒョーーーーーン!!」

「チャンミン!!! ごめん、仕事が押しちゃって、、、待っただろ?」

・・・・・「大丈夫。ヒョンを待ってるのも楽しいよ」


俺たちのお互いを思いやる気持ちは、格段に大きくなったと思う。


「行こっか、、、今日はホラーだろ?」


肩を並べて、二人で歩く・・・


・・・・・「ねぇ、ヒョン、、、違うのにしない?」

「あ、、、チャンミン怖いんだろ? 」

・・・・・「ち、違うよ、、、絶対に面白くないと思うもん。」

「じゃあ、手繋いでてやるから、、、な? なら、怖くないだろ?」

・・・・・「/// うん・・・


俺の可愛いチャンミン。
こうやって、俺たちゆっくりと歩いていこう、、、


〝初恋は成就しない〟


なんて、それは迷信だよな、、、



チャンミン、大好きだよ、、、、、




・・・・・「ヒョン、、、早く!! 始まっちゃう!!」



「待てよ、チャンミン!!!」







ユンホさんの初恋。  fin

読者の皆さま、こんばんは。
『ユンホさんの初恋。』最後までお付き合いありがとうございました。
ユンホさん念願の、チャンミンとの合体は叶いませんでしたが、
二人にとって、もっと大切なものを見つけてくれたんじゃないかなと思ってます。

他のお話の2人に比べたら、なんて初々しくて可愛いんだろう(笑)フフ
明日からは、続編の「ユンホさんの初体験。」をお送りします。


それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を♪





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ユンホさんの初恋。






「チャンミン、、、」

ようやく見つけた愛しい人の姿は、屋台があった場所からずいぶんと遠い静かな公園のベンチにあった。

膝を抱えて、丸く小さくうずくまっているその姿を見ると、
キリリと胸が痛んで、そして熱くなる。

少しチャンミンとの間を開けて、ベンチの隣に腰を下ろす。

チャンミンはピクリとも動かない。


「チャンミン、、、?」

--- ・・・・・ ---


何をどう言葉にしていいのか、、、
でも、、、それでもちゃんと伝えないと、、、


「チャンミン、、、あ、あの、、、」

・・・・・「・・・・・」

「チャンミン?」


そっと、膝に伏せた顔を覗き込むと、
小さな頭が、カクンと倒れそうになって、、、


「おっと、、、」


崩れるように倒れそうになったチャンミンを、腕を伸ばして身体ごと支えた。


「チャンミン、、、」


頬に涙の痕、、、
可愛い唇が、何か言いたげにむにゃむにゃと動いてる。


・・・・・「、、、ヒョ、、ン、、、」


こんなところで寝ちゃってる。

ゆっくりと、チャンミンの頭の向きを変え、
俺の肩に寄りかかるように体制を整えた。


「お前、、、夢見てるの?」


空を見上げたら、たくさんの星がキラキラと輝いてる。

こんなにたくさんの星・・・
どれもみな、大きさや色が違う。


「チャンミン、、、ほら、、、星がきれいだよ」


でも、、、

どんな星よりも、チャンミンのほうが、、、
お前のほうがきれいだ・・・


「チャンミン、、、好きだよ、、、お前だけ、、、」

・・・・「・・・・・・」

「出会ったころよりももっともっと、お前を好きになってる・・・」

・・・・・「・・・・・」

「好きで好きで仕方ないよ。どんなに時間が過ぎても、、、、こんなにドキドキしてる」


そっと、自分の掌を胸に当てようとしたとき、
俺よりも先に、そっと触れられた暖かい掌・・・


・・・・・「ホントだ、、、ドキドキしてる」

「チャンミン? 起きてたの?」


チャンミンは、俺にもたれ掛ったままで、


・・・・・「ヒョン、、、」


薄く開いた瞼の奥の瞳が、上目遣いに俺を見つめる。


・・・・・「さっきの言葉は、嘘じゃないよね?」

「えっ?」

・・・・・「僕だけだって、、、好きで好きで仕方ないって、、、」

「・・・・・」

・・・・・「嘘だなんて言わせないよ。この耳でしっかりと聞いた」


俺は、何年経っても、、、いつまで経っても、、、こいつには敵わない。

惚れてるほうの負け・・・
俺の負け、、、

チャンミンには、一生勝てないな、、、



「うん、、、チャンミンが好きだよ。」


その刹那、、、
チャンミンの腕が、俺の身体にぐるりと回される。


「好きで好きで仕方ない。おまえだけだよ、、、」


きっと、伝わるよな?
この少しの言葉だけでも、俺の気持ち、、、


・・・・・「ヒョン、、、追いかけてきてくれて、、、ありがとう。」


お前だから、分かるよな?


「うん、、、チャンミン、、、」

・・・・・「ん?」

「一緒に、、、帰ろっか、、、」


俺の身体を開放して、ようやく身体を起こしたチャンミンは、
俺の顔を見て、また眉を下げる。

そして、悲しそうに俺の腫れぼったい瞼に触れた。


・・・・・「すごく腫れてる、、、」

「大丈夫だよ、すぐに治るから、、、」

・・・・・「ごめんね、ヒョン、、、」

「何もチャンミンが謝らなくてもいいよ、、、なぁ、チャンミン、、、もう、、、、謝るのはやめよう、、、」


俺は、ベンチから立ち上がってチャンミンのほうに向きなおった。
そして、右手の小指を立てて、チャンミンに差し出す。


・・・・・「ヒョン?」


「仲直り、、、しよう、、、」




繋がれた指、、、

ほら、、、

こんな小さな指を絡めるだけで、俺の鼓動はどこまでも高鳴ってゆく・・・

チャンミンへの想いが溢れ出る。
心がフワッと温かくなって、幸せで、、、満たされる・・・


そうだよ、、、
俺たちは、心が繋がってるから、無理をして身体を繋げる必要はないんだ。


俺は、この繋がれた小指をじっと見つめて、
ただ、チャンミンが傍にいてくれることが、何よりも幸せであることを思い知った。



もう絶対に離さないから、、、




「好きだよ、チャンミン、、、大好きだよ、、、」








21へつづく

読者の皆さま、こんばんは。
明日の21話で、「ユンホさんの初恋。」は完結します。
その後、続けて「ユンホさんの初体験。」に移ります。
さて、ユンホさん念願の愛するチャンミンとの合体は成功するでしょうか?(笑)
お付き合い、よろしくお願いします♪


そして、今日は コラボ企画のお話 『空を見上げて』の第10話を更新しています。
お時間ありましたら読んでみてください。




それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
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ユンホさんの初恋。






「チャン、、、ミン・・・?」


あの、数日前の泣き腫らした顔は跡形もなくて、
いつもの天使に戻っている。


「チャンミン、、、お前、どうしてここに・・・」

--- よっ! チャンミン、久しぶりだな。元気だったか?---

・・・・・「はい、いつもヒョンがお世話になってます」


まるで、俺の嫁さんのような口ぶりでそう言うチャンミンは、
相変わらずのふわりとした天使の笑顔だ。


--- まぁ、座れよ、焼酎でいいか? ---


ドンヘと俺の間に腰を下ろして、チャンミンはドンヘが注いだグラスの焼酎を一気に飲み干した。


--- いいねぇ、チャンミン、、、俺、やっぱり惚れそう、、、どう? 俺と付き合わない?---


ふふっと笑ったチャンミンが、俺の方に向きなおって・・・


・・・・・「どうしようかな、、、僕、この前大好きな人にフラれちゃったんです。」


そんなことを言いながら、チャンミンが俺をじっと見つめる。
思わず視線をそらせた。


--- へぇ、お前みたいな美人をフるなんて、贅沢極まりないバカ野郎だな~---

・・・・・「・・・・・」

「チャンミン・・・」

--- なら、いいじゃん。俺と付き合おうよ、な? ---


ドンヘの手が、テーブルの上のチャンミンの手に重なる。


!!!

ドンヘの奴、、、
調子に乗りやがって、、、


「・・・・・めろ、、、」

--- そんな大バカで腰抜け野郎はほっといて、今から二人でデートしようぜ、、、な?---


チャンミンの手に重なり合ったドンヘの手が、ゆっくりと移動してチャンミンの腕を掴んだとき、
俺の頭の中から、ブチッと鈍い音がした。


「離せ、この野郎、、、」

--- あ、ユノ、そういやお前居たんだ。忘れてたよ、、、で、なんだって? ---


怒りがふつふつと湧き上がる。
俺のチャンミンに、気安く触れやがって・・・

頭から、湯気が出てきそうなくらい、体中の熱が一点に集中したように熱くて・・・

顔を上げて、敵を睨みつける。


--- アレ? ユノ、怒ってるの? :---

「お前、俺のさっきの言葉を忘れたか?」

・・・・・「ヒョン、、、」


チャンミンの不安そうなか細い声。


--- えーっと、、、なんだったっけ? 忘れた---


こ、こいつ、、、許さん、、、


「俺のチャンミンに気安く触れたら、、、命はないと言っただろ、、、その手を離せ!!」

・・・・・「ヒョン、、、? あ、あの、、、」


俺の異常な剣幕に、チャンミンが動揺してる。
けれど、ドンヘを許すわけにはいかない。


「お前、、、早死にしたいのか? あ?」


立ち上がって、ドンヘの胸倉をつかもうとしたその時、
ドンヘの手が、チャンミンから素早く離れて、、、

俺に向かって両手を上げた。


--- おーっ怖い怖い、、、いやだねぇ、、、イケてない男の嫉妬って、、、
さっ、俺はこのへんで退散するとしよう。---

・・・・・「ドンヘさん、、、」

--- チャンミン、、、悪いことは言わない。早めにこいつと別れて、俺んところに来い。---


俺の顔を見ながら、苦笑いして
椅子から立ち上がった。


--- チャンミン、じゃ、またな。あ、その泣き虫男、酔ってはいないと思うけど、後を頼むよ---

・・・・・「はい、、、ドンヘさん、本当にありがとうございました。」

--- いいってことよ。あ、泣き虫、、、ここの支払いお前な? この前の借りを返せ、、、じゃな! ---


くるりと背中を向けると、ひょいと上げた片手を振りながら帰っていった。




テーブルには、俺とチャンミンだけ・・・

ドンヘがチャンミンにあんなことをするから、ついカッとなったけど、、、
俯いたまま、顔を上げられない。

沈黙を破ったのは、チャンミンだった。


・・・・・「ヒョン、、、ごめんね、ドンヘさんとの話、、、ずっと後ろで聞いてた。」

「・・・・・」

・・・・・「あのね、ヒョン、、、」

「チャンミン、、、さっきの話は、その、、、」

・・・・・「嘘、、、じゃないよね? 違うよね?」


顔を上げると、切なげに俺を見つめるチャンミンの瞳・・・


・・・・・「すごく腫れてる、、、痛くない?」


俺の腫れた瞼に触れるチャンミンの指が、小さく震えているのが分かる。


こんな顔、、、
こんな姿、、、


みっともないな、、、
チャンミンには見られたくなかったのに、、、


「大丈夫だ」


そういいながら、チャンミンの指を避けるように俺はまた俯いた。



・・・・・「ヒョンが好きなんだ、、、」



唐突に、チャンミンが口にしたその言葉に胸がドキリと跳ねた。


・・・・・「別れようって言われても、嫌だよ、、、僕は別れたくない。」

「・・・・・」

・・・・・「好きなんだ、、、ヒョンが好き、、、どうしようもなくて、、、だめ?」


ダメだよ、チャンミン。
どうせ、俺はまた、、、、


・・・・・「やっと実った初恋を、こんなに簡単に諦めたくない」

「初、、、恋、、、?」

・・・・・「そうだよ、、、ヒョンは僕の初恋なんだ。」


初恋は成就しない、、、
本当に、迷信じゃないんだ、、、


・・・・・「僕が嫌い? 」

「・・・・・」

・・・・・「さっき、ドンヘさんに言った言葉は、嘘だったの?」




〝好きだよ、、、チャンミン以外には考えられない〟



・・・・・「ねぇ、ヒョン、、、」

「・・・・・」

・・・・・「何も言わないのが、ヒョンの答えなんだね、、、」


何をどういえば、、、
俺は、混乱してた。

嘘じゃない、さっきの言葉は俺の本心。

だけど、、、、

チャンミンの、泣きはらした顔が頭から離れない。
俺が、こいつを苦しめた。


・・・・・「分かったよ、、、ごめん、、、」


今にも泣きだしそうな小さな声でそういうと、ゆっくりと椅子から立ち上がった。


・・・・・「ごめんね、ヒョン、、、僕、帰るよ、、、」


去ってゆくチャンミンの背中が、やけに小さく寂しく見えて・・・


「チャンミン、、、」



〝やっと実った初恋を、こんなに簡単に諦めたくない〟



チャンミンの初恋が俺。
俺の初恋はチャンミン。

惹かれあって、想いが通じて、心を通わせた。
触れ合って、ときめいて、胸を焦がした。

俺と同じように、チャンミンもそう、思っていてくれた・・・


簡単に諦めたくない。

こんな風に思える誰か、、、
また、現れるんだろうか・・・

好きで好きで、、、
もどかしいくらい大切で、壊したくなくて、、、

泣かせたくなくて、、、

そんな相手、
チャンミンみたいなそんな人、、、


きっと・・・
もう、居ない、、、


だって、
だって、俺の初恋はチャンミンだから、、、、

最初で最後の、、、一度きりの初恋だから、、、





「おばちゃん、、、これ、、、」


ポケットの財布から、掴んだお札をその場に置いて、
俺は、カバンを手にしてチャンミンを追った。


暗い夜道。
街から少し離れているこの場所は、街頭も少ない。


「チャンミン!!」


静かな通りに、俺の声が響き渡る。

チャンミンが消えた方向へ、俺は何も考えずただ、駆け出した・・・・・










20へつづく

読者の皆さま、こんばんは。
「ユンホさんの初恋。」も、残すところあと2話になりました。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。

今日もとても暑かったですね。
家族が全員集合だったので、
リビングのエアコンを子供と旦那モードに設定すると、
私はどうしても身体が冷えてしまいます(;・∀・)
別部屋に避難して、扇風機のみでお話をポチポチと書いた1日でした。

娘のお出かけしよう攻撃は、無事に回避(笑)





それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
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ユンホさんの初恋。







もう、どのくらいこうしているんだろう。
静かすぎて、息を継ぐ音さえも耳に届きそうなくらいだ。

チャンミンの部屋は、相変わらず綺麗に整頓されていて、
テーブルの上には、小さくて可愛らしい花が、綺麗な色の小瓶に飾られている。

まるでチャンミンみたいだ。
控えめで、清楚で、可愛くて、、、

ソファの隣に座るチャンミンを、そっと盗み見る。
俯いたままで、頬には涙の痕、、、

可愛いチャンミンの顔・・・
あんなに腫らして、どれだけの涙をあの綺麗な瞳から流したんだろう。

ふっと、目に入った、テレビボードに置かれた写真。

あれは、去年の夏の終わり。
二人で海を見に行った時に撮った写真。

恥ずかしそうに頬を赤らめたチャンミンが、俺の隣で天使みたいに微笑んでる。
俺も、チャンミンも幸せそうだ・・・

楽しかったな、、、
あの頃は、俺たちいつも笑ってた。

あの頃の俺たちに触れたくなって、思わずソファから立ち上がった俺は、
写真を手に取り、指で写真の中のチャンミンの顔をなぞった。


・・・・・「ヒョン・・・」


弱々しい、掠れた声・・・
写真の中のチャンミンに触れながら、、、


「チャンミン、、、俺、、、」

・・・・・「・・・・・」

「俺、お前の笑った顔、大好きなんだ。」

・・・・・「・・・・・ヒョン?」

「ほら、見てみろよ、、、天使みたいだろ?」


そういいながら、振り向いてチャンミンに写真を差し出す。

でも、、、俺をじっと見つめてるチャンミンは、この写真とは全く違う、
なんて悲しい顔・・・

俺が・・・
俺がそうさせている。

そんなチャンミンを見てるのが辛くて、俺は思わず目を逸らせた。
胸を強く掴まれたように痛む。


「ごめん、、、俺がお前を泣かせてる。」

・・・・・「ヒョン、、、ちが、、、」

「自信がないんだ、、、お前を泣かせない自信・・・」


自分の欲を抑える自信がない。
また、同じことを繰り返して、チャンミンを泣かせたくない。



・・・・・「ヒョン? ねぇ、、、」

「別れよう、、、」

・・・・・「、、、なに? なんて言ったの? ヒョン?」

「俺たち、別れよう、、、」




チャンミンの瞳から、ポロリと涙が流れる。
涙って、枯れることはないのだろうか、、、

ほら、、、また俺が、チャンミンを泣かせてる。


・・・・・「僕が、、、き、、らい? き、嫌いに、、、なった?」


そうじゃない。
そうじゃないよ、チャンミン・・・

ただ、俺はお前を泣かせたくないだけ・・・


「お前は、カッコいいし優しいし、頭もいいからすぐにいい人が、、、彼女が出来る。俺なんか早く忘れて、、、」

・・・・・「ヒョン、、、」

「笑っていてほしい。俺、、、」

・・・・・「・・・・・」

「俺、お前の笑った顔、大好きだから・・・」



ダメだ・・・泣く・・・

泣き顔は見せたくなくて、俺はとっさにカバンを掴んで
チャンミンに背を向けた。

そのまま逃げるように走り出す。


玄関の扉が閉まりかけたとき、部屋の中からチャンミンの声が聞こえた。


・・・・・「ヒョン!! 」


けど、俺は振り向かなかった。
バタンと扉が閉まる音とともに、俺はその場から駆け出した。





俺の初恋は、終わった。








--- ってか、お前、、、なんだその顔・・・---

「・・・・・」

--- いや、理由はよーく分かった。
その顔見たら、二日も会社をサボったということも、まぁ仕方ないと思ってやる。---

「どうも、、、」

--- 要するに、お前の長ーい話を短くまとめるとだな、、、---

「・・・・・」


二日間・・・
家に籠って泣き続けた。

おかげで、自分でも笑うような酷い顔。

正直、まだ仕事どころじゃない気分だけど、
サボるのは二日が限度だった。

二日間、休んで出社した俺を見て、
誰も声すらかけてこない。

数日前に、チャンミンに叩かれた頬の跡。
そして、今回のこの俺の顔、、、


昼過ぎには、


〝チョンさんは恋人からDVを受けているらしい〟


なんておかしな噂まで流れる始末・・・

みんなが、おかしな視線を俺に向けてくる中で、
ただ一人、、、こいつだけは違う。

早く帰って泣きたいのに、俺が帰るのを待ち構えていたかのように、
エレベーターの前でドンヘに腕を掴まれた。




いつもの屋台。
ただ、ため息しか出ない俺。

焼酎の入ったグラスも、一向に減らない。
早く帰りたくて、あの日のことをドンヘに話した。

今更隠しても仕方ない。

俺の初恋は終わったんだから・・・・・



--- なぁ、聞いてるか、ユノ? ---

「、、、、、えっ? なに?」

--- 聞けよ、、、要するにさ、、、自分から終わらせたんだな、お前、、、---

「ああ、そうだよ、、、」

--- チャンミンを泣かせたくないとか、カッコつけやがって、、、ウケる~~~---


俺の腫れた顔を指さして笑ってる。


--- で、今度は自分が泣いてるって、さらにウケる~~~---


こ、こいつ、、、


--- で、お前はもう、チャンミンの事嫌いになったの?---

「ドンヘ、、、何を聞いてた? どうせ俺の話を聞きながら、女のことでも考えてたんだろ?」

--- いや、お前が柄にもなくウケることするからさ~~お節介焼きたくなっちゃうんだよね? ---

「は? お節介?」

--- で、どうなの? チャンミン嫌いなの? ---

「嫌いなわけないだろ? 」

--- じゃあ、好きなの?---

「・・・・・好きだよ、、、あたりまえだろ、、、チャンミン以外には考えられない」

--- でも、別れるって自分で言ったんだろ? ---

「仕方ないだろ? もう、あいつが泣くのは見たくないんだ。」

--- だからって、何も別れなくても、、、---


こいつといつまでもやりあってても、ただ不毛な時間を過ごすだけだ・・・


「もう、帰る・・・」


立ち上がろうとしたその時、、、


--- なら、俺がもらっちゃおうかな? チャンミン、美人だしさ、、、---


!!!!


「は? なにふざけたこと言ってんだよ」

--- お前、別れたんなら別にいいだろ? 俺はチャンミンを泣かせたりしない。---

「お、お前、、、男に興味ないだろ? 」

--- いや、チャンミンは別だ。美人だし、そこらの女よりはイケる---


ニヤついた顔のドンヘが、無性に腹立たしい。
冗談なのか本気なのか、それすらも今の俺には分からなくなっていた。


「ダメだ、ダメだ!!! チャンミンに指一本でも触れてみろ、、、」

--- ・・・・・ ---

「お前の命はないと思え、、、」


俺の言葉を聞いたドンヘは、焼酎を口から吹き出しながら爆笑した。


「いいさ、笑ってりゃいい。どうせ、俺の初恋は、終わっ、、、」






・・・・・「ヒョン、、、」



その声は、俺の後ろから、、、

思わず振り向いた。



「チャン、、、ミン・・・?」



そこには、まるで天使のように微笑んだチャンミンが立っていた・・・・・










19へつづく

読者の皆さま、こんばんは。

Mステ素敵でしたね♡
衣装とか髪型とか、ビギさんたちはドキドキでしたけど(笑)
正直言うと、この衣装でRoadを? って思いましたけど(^_^;)フフ
いやーしかし、脚の長さが半端ないわ( ̄∀ ̄)

さて、今日はJTBへ行って旅の予約をしたんですけど、(来月のね)
その帰りに、ミスドの前を通りかかって足が止まりました。
私、今ダイエット中なんですけど、完全に停滞期に入ってて、
そして身体が糖分を欲しているんです(笑)

気が付けば、手に持ったトレイの上にドーナツ6個。
レジに並んでた(;・∀・)

で、帰って1個食べちゃった(笑)


ダメだ(-_-;)
負けるな、自分!(笑)





それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい(^-^)
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私の心の中のお話です。
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ユンホさんの初恋。





勢いでここまで走ってきたけれど、チャンミンに上手く伝えられるだろうか、、、

いや、上手くなくてもいい。
俺の今の気持ちを、正直に言えばいいだけ。

大人になってから、こんなに懸命に走ったことがあっただろうか・・・

乱れた呼吸を整えたくて、両の掌を膝に当てて瞳を閉じて息を飲んだ。
とにかく、チャンミンに会って話をしよう。


「よし・・・」


屈んだ身体を起こして大きく深呼吸をした。

人差し指を真っすぐに伸ばし、


〝チャンミンが応答してくれますように・・・〟


そう念じながら、インターホンを押す。


扉をじっと見つめてチャンミンを待つけれど、応答がない。

窓の灯りが点いていたことは確認済。だから、チャンミンは確かにここにいるはず・・・


「あれ?」


もう一度押してみる。
けれど、やっぱりチャンミンは出てきてはくれない。


「よし・・・」


こうなったら強硬手段だ。

俺は、立てていた指を今度はぎゅっと握り、こぶしを作る。
そして・・・


「おーい、チャンミン!! いるんだろ?」


握りしめた拳で、扉を叩きながら、


「チャンミン、俺だよ。開けてよー」


何度も何度も叫びながら、扉を叩く。
でも、やっぱりチャンミンは出てきてはくれない。



そうだよな、、、

きっと怒ってる。

酷いことをしたのは俺。
嫌がるチャンミンを無理にしようとしたりして、やめてって言ってたのに聞いてやれなかった。


「チャンミン・・・」


もう、俺のことなんて、、、
きっと呆れられてる。

扉を叩く拳は、いつの間にか掌に変わり、
その掌をそっと扉に押し当ててみる。


冷たい・・・


チャンミン、ごめん。


「チャンミン、、、ごめんな。」

その時、カタン、、、と小さな音が、扉の向こうから聞こえた。


チャンミン?
そこにいるのか?


「チャンミン、、、俺、悪かったと思ってる。今更遅いけど、どうしても伝えたくて・・・」


チャンミン、聞いてる?
いや、もしチャンミンに届いていなくてもいい。


「俺、自分のことしか考えてなかった。チャンミンの気持ちを無視して・・・
お前は長い間ずっと、俺のことを考えてくれてたのに、俺は、、、自分の、、、自分のその、、、」


こんな時も、俺は自分の気持ちすら、言葉にもできない。

当てていた掌をそっと外し、今度は扉に背を預けた。


「チャンミン、、、知ってるか? 初恋は実らないんだって・・・」


初恋は成就しない・・・


〝人間っていうのはさ、何度も恋を繰り返して、上手く相手に合わせたり、
自分の理想や相手に対する望みを妥協することを覚えて行って、成長していくもんなんだよ。
だから、何もかも初めての初恋は実らないんだって。〝



そんな風に話してた友達がいたな。

妥協、、、か・・・・・

そんなの、、、
ホントの恋なのかな・・・


「チャンミン、、、俺、、、チャンミンが初恋なんだ。今までいろんな女と付き合ってきたけど、
こんなに心を持っていかれたのはチャンミンが初めて。だから、俺の初恋はチャンミンなんだ。」


こんな事、今更口にしてどうなる・・・

俺の初恋はもう、終わるんだ。


「チャンミン・・・俺の初恋は実らなかったよ。けど、俺はチャンミンを好きになったこと後悔しない。
お前に出会えて本当に幸せだったし、、、、」


好きだよ、チャンミン。
ずっと大好きだよ、、、


「ありがとうな、、、今まで、、、」


好きだよ、、、


「俺を好きになってくれて、、、、、ありがとう。」



あ、、、、
また涙が・・・


ほんと、、、俺ってチャンミンのことになると、どれだけ涙腺緩むんだろ。
我ながら笑える、、、


俺は、扉に預けていた背中を起こし、もう一度振り向いた。


「チャンミン、、、元気でな。」


小さな声でそういうと、手の甲で涙を拭った。
そして、ゆっくりと歩き出す。

マンションに戻って一人になったら泣こう。
思いっきり泣いて、身体の中の涙を全部流してしまおう。

チャンミンを忘れることはきっとできないけど。
泣いて泣いて泣きまくったら、諦められる、、、かな、、、


静かな廊下に、俺の足音が響く。
その音を聞きながら、歩き進めたとき・・・


カチャ、、、、という、足音じゃない音が、微かに耳に届く。
思わず足を止めた。


・・・・・「ヒョ、、、ン、、、」


本当に、小さな小さな・・・

震えるその声は、俺を呼んだ?

ゆっくりと振り返ると、、、


ほんの少しだけ開いた扉。
その隙間に、愛しい人の姿が見える。


「チャンミン、、、」


思わず駆け寄って扉に手をかけた。
ゆっくりと開くと、、、


「チャンミン、お前、、、」


俯いたその顔、、、
酷く瞼を腫らして、真っ赤に染まる瞳、、、

触れちゃいけないと分かってても、チャンミンのその姿に心が痛んだ・・・
無意識に伸びた掌が、チャンミンの頬を包む。


「こんなに腫らして、、、」


どうしてお前がこんなになるまで・・・


・・・・・「ご、ごめんなさ、、、」

「チャンミン、、、聞いてただろ? おまえを傷つけたのは俺だ。」


そういうと、チャンミンは震えながら腕を伸ばしてくる。
弱弱しく、俺の背に回されたチャンミンの腕・・・

遠慮がちに、俺にしがみ付いた。


・・・・・「こ、今度は、、、」

「、、、チャン、、、ミン?」

・・・・・「こ、今度は、、嫌が、、たりしない、、、から、、」


何を言ってる?


・・・・・「お、お願、、、い、、、僕を、、、嫌いに、、なら、ないで、、、」



チャンミン・・・・・



嗚咽するチャンミンの声が、俺の心臓に突き刺さる。



俺は一体、、、


こんなにチャンミンを傷つけて、苦しめて、、、
泣かせてばかりで・・・



俺は一体、、、

何をしてる?



俺なんか、チャンミンの傍にいる資格なんてない・・・・・



俺なんか、、、、、








18へつづく

読者の皆さま、こんばんは。
今日も暑い1日でしたね。

今朝、子供のお弁当を入れながら思ったんですけど、
こんなに暑いのにお弁当大丈夫なのか?って。

腐りやすい物、例えば玉子焼きとかは暑くなったら入れないようにしていますが、
そうでなくてもこの暑さ。
腐ったりしないのかな?
保冷剤入れたり、あと、抗菌シートなんかも売ってますよね。
出来ることはしているけど、、、
とにかく、この暑さ。少しでも早く治まってくれるといいですね。





それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を♪







こころ。

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