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読者の皆さま、こんにちは。

晴れ、ときどき雨・・・こころ日和。 管理人の こころ。です。
いつもお部屋にあそびに来て下さってありがとうございます。


さて、2018年5月20日に、くる*くるり のお部屋で第1話が更新されました、
『空を見上げて』 が、無事に本日22話にて完結いたしました。


空を見上げて


最後までおつきあいくださった、くる*くるりの読者さま、
そして、こころ日和。の読者さま、本当にありがとうございました。


私の親友で書くことの先輩でもある くる*くるりの管理人、
ami-kieさんことkieちゃんのお部屋が、5月22日にブログ開設9周年を迎える事がキッカケでした。

もう随分前から、2人で何か企画を、、、と話していましたが、
なかなか実現できずにいました。

ようやく2人共が重い腰を上げ(笑)
晴れて 企画が実現しました。


最初に決めたことは、毎週日曜日に交互に更新。
お話の展開についての相談は無し。
そして、1話と完結話はkieちゃんが。

このくらいだったでしようか、、、


なので、日曜日に更新されるお話を、読者さまと同じタイミングで知り、
1週間後にはその続きを更新しなければならない、、、という結構過酷(?)なコラボ企画でした。


まずいきなりの1話目で、ユノが女子といたしちゃっていたわけで、
ちょいちょい、kieさん、、、これどうするの?
と、すでに2話目で躓きかけました(笑)

自分が書いたお話の展開が、
次の週には全く違った方向に向かって行くわけですから、
正直、あ、、、次の日曜私の番やん、、、なんて何度か思ったりして(笑)

普段、自分のお部屋でお話を更新するよりも何倍ものパワーを使いました。
きっと、kieちゃんも同じで大変だったと思います。

けれどそれは、ある意味とても貴重な体験でした。

あぁ、なるほど、、、
そう来たか、、、という感じで、
自分とはまた違った感性に触れる事が出来たからです。

ちなみに、私の〝ホミン腐〟としてのデビューは、
くる*くるりでお話を読んだことがキッカケです。

今となっては、お互いなんでも知っているような仲良しの私達ですが、
kieちゃんは、昔も今も、私の憧れの作家さんです。

kieちゃん、大変だったけど、毎週楽しかったです。
ありがとうね。



1週間に1度のみの更新ということで、
読者さまの中には、更新されるごとに1話に戻って読んで下さっている方や、
全て完結してから読みます、、、と、まとめて読む宣言をされた方、
あっちこっち行ったり来たりするのが大変なので、、、と、リタイアされた方も(;・∀・)

途中、アクセスがぐんと減ったことがあって、
最後まで書き切れるか心配したこともありました。

〝読者さまファースト〟 とは決して言えなかった 〝空を見上げて〟でしたが、
私と、そしてkieちゃんは、とても楽しく最後まで書かせていただいたと思っています。

また、こんな企画、、、

なんて読者さまにお願いされたらどうしよう?(笑)フフ
え? もういい?(笑)

次は、来年4月の 「こころ日和。6周年企画」??
またいつか、2人で読者さまにご挨拶出来る日が来ますように。




それでは、長々とあとがき、読んで下さった皆さま、ありがとうございました。
これにて、 くる*くるり開設9周年企画 「空を見上げて」  完結といたします。


最後にもう一度、5カ月間、おつきあいくださった読者さま、
本当にありがとうございました。





こころ。

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こちらのお話は、「くる*くるり 開設9周年記念」特別企画のお話です。
「くる*くるり」 のami-kieさんと 「こころ日和。」のこころ。によるリレー小説です。




前回のお話はこちらから  → くる*くるり開設9周年企画 「空を見上げて 20」



空を見上げて 第21話



微R18閲覧ご注意!

管理人 こころです。
いつもお立ち寄りくださりありがとうございます。
本日、微R18記事です。
管理人の判断で、通常公開しますが、BLな要素大ですので、男性同士の表現が無理な方、
ここから先へはお進みにならぬよう、閲覧は自己責任でお願いいたします。
閲覧後の苦情や中傷はお断りいたします。
全て、ご自身の判断でお進みください。

いつも、こころ日和。に遊びに来てくださってありがとうございます。



空を見上げて 3




薄暗いリビングの床で、お互いの肌を求めあう。

1分、1秒も待てなくて、
シャツに手を掛け、忙しなくボタンを外し合う。


「チャンミン、、、」


露わになったユノの身体、、、
掌で触れると、ドク、、、ドク、、、と、鼓動が伝わってくる。


長い間、焦がれ続けた愛しい人の温度が、
僕の凍った冷たい心を、ゆっくりと溶かしてゆく、、、


「泣くな、チャンミン、、、」

・・・・・「ごめんなさい、、、」


溢れる涙を、ユノの長い指が優しく拭う。


「もう、泣かなくていい」

・・・・・「・・・・・」

「これからは、俺がお前を守ってやるから、、、」


薄暗さと涙のせいで、ユノの表情がよく見えない。
けれど、僕の頬に触れる掌が、その愛を僕に伝えてくれる。


〝これからは〟


その一言だけで、枯れた湖のように荒んでしまった僕の心が、
求め続けた愛で満たされてゆく・・・・・


僕たちには、〝これから〟がある。
これから先の未来、、、僕の隣りに、ユノがいる。


嘘じゃない
夢じゃない



・・・・・「ユノ、、、はやく、、、」


待ちきれなくて、僕は自分からユノを誘った。


「ベッド行こう、、、」

・・・・「ここでいい、、、ここでして、、、」

「ゆっくりだ、、、離れていた時間の分も、ゆっくり、、、」

・・・・・「・・・・」

「お前を抱きたい」


ユノはそう言うと、僕の身体を支えるように抱き起す。
半裸の僕の身体を優しく抱き上げ、触れあったまま、寝室の扉を開いた。



冷えたシーツの上に、倒れ込む2人。

僕を見下ろすユノの瞳が、
甘くせつなく僕を見つめる。


「もう一度、俺たち、、、」

・・・・・「うん、、、」


その先は、言葉にしなかった。
今の僕たちに、それ以上の言葉はいらない。

触れあう肌と肌
重なる唇と唇

それでお互いの全てを感じられたから、、、




身体を起こしたユノは、下着ごとズボンを引いて床に投げ捨てる。


「お前も、、、」

・・・・・「ん、、、」


そして、ユノの手に促されるように、
僕の下肢も、ユノの目の前に曝け出された。

解けるような甘い視線、、、
ユノの視線が、僕の全身を駆け巡る。


「変わってない、、、」

・・・・・「・・・・・」

「俺のチャンミンだ、、、」



ユノが、僕の胸元に唇を落とす。


・・・・・「・・・ん・・・」


ゾクリと身体を走る快感、、、
思わず浮かせた腰に、ユノの腕がするりと入り込む。

震える太腿を撫でながら、ユノは僕の肌に口づけを這わせた。


・・・・・「あっ、、、」


息のような声が漏れる。

恥ずかしくて、手の甲で口元を抑えると、
そんな僕を見て、ユノがフッと笑った。


「我慢するな、、、お前の感じてる声が聞きたい、、、」

・・・・・「ユノ、、、」


感じるまま、声をあげる。
その声を耳にした貴方が、高揚してゆくのを感じながら、
僕は、全てをユノに委ねた。



ギシギシと、揺れるベッドの上、、、

僕に覆いかぶさるユノの身体に、腕も足も絡みつける。

もう、離れない。
どんなことがあったとしても、もう、絶対に、、、


・・・・・「ユノ、、、」

「・・・・・」

・・・・・「も、もう、、、」

「・・・・・」

・・・・・「は、離さ、、、ないで、、、」



僕の最奥で、ユノの熱くて硬い中心が、
限界を迎える。

僕の中に放たれたユノの熱が、ジワリと身体にしみ込んでゆく。


「チャンミン、、、もう、離さない、、、」


ユノと同時に欲を吐き出した僕は、
久し振りに感じた快感の余韻と、溢れ出る幸福感の波に呑まれながら、、、


・・・・・「ユ、、、ノ、、、」


掠れた声で、愛しい人の名を呼んだ。



意識が落ちてゆく。

感じたのは、震えるユノの唇の感触、、、

そして、聞えたのは、、、


「愛してる、チャンミン、、、」


何よりも欲しかった、貴方からの愛の言葉、、、、、







22へつづく

読者の皆さま、こんにちは。

もう、限界(ノД`)・゜・。ムリムリムリムリムリ
これ以上はムリムリムリムリムリ(~_~;)

この記事書くのに、昨日1日費やしました(笑)
なので、今から『family ! 』書くんだよ~(;´Д`)

頑張ったけれど、私には文才がないのでこれで勘弁してくださいm(__)m土下座

鍵つけるか迷いましたが、
管理人、つまり私の判断で通常公開いたします。
苦情と中傷はご勘弁ください(笑)

kieちゃん、そろそろ? ねぇ、そろそろ? ←何が?

それでは、次回『空を見上げて 22話』は、くる*くるり のお部屋で、
そして、こころ日和。は、本日13時に『family ! 』でお待ちしています。

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前回のお話はこちらから  → くる*くるり開設9周年企画 「空を見上げて 18」



空を見上げて 第19話





空を見上げて




・・・・・「寒っ、、、」


いつもと変わらない朝。
ベッドで目を覚まし、部屋の空気が一段と冷たいことを、冷えた頬が教えてくれる。

ズレた布団を肩まで引き上げ、もう一度瞼を閉じたけれど、
一度覚醒してしまうと、もう心地いい眠りには戻れなかった。

半身を起こして、ベッドの隅に置きざりにしていた上着を羽織る。
ベッドから這い出て、窓のカーテンを少し開いた。

東の空が、ぼんやりと明るい。
夜が開け始めていた。

ふと、昔を思い出す。

よく、眠れない夜にこんな風に夜空を見ていた。
気がつけば、隣にユノが居た。


〝眠れないのか?〟

〝どうした? 何かあったのか?〟


ユノ、、、

今考えれば、貴方はいつでも僕の傍に居てくれたね。

僕の少しの感情の波にも気付いてくれて、
辛いことや悲しいことがあった時は、何も言わなくても隣で寄り添ってくれた。

僕は、そんな貴方の優しさに、すっかり甘えていた。

貴方が僕を裏切るなんて、微塵も想像できなかった。


貴方の言葉が、僕の心から離れない。


〝俺を裏切ったのは、お前だろ?〟


そう、、、

どんな理由が有れ、裏切ったのは僕。
自分のしたことを棚に置いて、僕は貴方を責め続けて生きてきた。


〝どうして僕を裏切ったの?〟

〝どうして僕を捨てたの?〟


全ての原因は、僕なのに、、、




今、窓の向こうの空を見上げるのは、僕一人だけ、、、
どんなに悲しくても寂しくても、貴方は隣にはいない。

振り返ると、部屋の隅には、いくつもの段ボール箱が積み重なっている。



神様が、よほどの悪戯を仕掛けなければ、僕とユノが出逢うこともないだろう。



明日、僕はこのマンションを出る。
ユノとの思い出がすべて詰まった、この部屋を、、、


〝だから、待ってます〟


最後まで、嘘をついてごめんね。
貴方を待つつもりだったけれど、、、


〝そろそろ俺を、解放してくれ、、、〟


ようやく僕も、決心がついたよ。
貴方を忘れる決心、、、


ごめんね、、、
ずっと、貴方を縛り続けていた僕を、どうか忘れて、、、





その日の午後、僕はある人を尋ねた。


--- いらっしゃい、チャンミン、、、---

・・・・・「カズさん、、、」


僕の手には、小さな段ボール箱が1つ。


--- 入って? ---

・・・・・「いえ、ここで、、、」


僕は、手にしていた小さな段ボール箱を差し出す。


・・・・・「ご迷惑ばかりかけてしまいますが、どうかよろしくお願いします」

--- 本当にいいの? ---

・・・・・「はい。もう、僕たちは終わったんです。
いや、終わらなきゃならないんです。それが、僕の愛する人の願いなんです」

--- 本当に、2人とも頑固なんだね。好きなら好きって、そう言えばいいだけなのに、、、---


そう言いながら、カズさんは荷物を受け取ってくれた。


中には、ユノの大切にしていた本が数冊。
どうしても、それだけは捨てられなかった。


・・・・・「お願いします」

--- 分かった。責任もって、彼に渡すよ ---

・・・・・「あと、、、」

--- ん? ---

・・・・・「いろいろと、、、ありがとうございました」


僕のその言葉に、カズさんは小さくため息を吐く。


--- そう言われるということは、僕とはもう、、、---

・・・・・「ごめんなさい」

--- ううん、、、分かってたから、、、チャンミン、、、---

・・・・・「幸せになるんだよ?」



カズさんはそう言うと、僕の頬に唇を寄せて、、、

とても、温かい幸せなキスをくれた。






その夜、、、

マンションで過ごす、最後の夜、、、

すっかり整理されて、ガランとしたマンションのリビングで、
僕はスマホの画面に見入っていた。

ディスプレイには、もうずいぶん前に撮ったユノの横顔。
この写真だけは、消せずにいた。

今より少し若いユノ。
楽しかった、あの頃、、、




・・・・・「ごめんね、ユノ、、、」


もう、ユノの全てを、ここに置いてゆく。
僕の人生から、ユノは居なくなる。


これで終わる。

これで、、、



消去、、、の文字に、指を伸ばしかけたその時、、、



静まりかえった部屋に響く、玄関の鍵がカチャ、、、と音を立てて回る、、、
思わず、スマホを操作する手を止めた。


この部屋の鍵を持っているのは、僕と、、、



・・・・・「ユノ?」



薄暗い廊下を抜け、リビングに姿を現したのは、、、



「チャンミン、、、」



ユノが、そこに立っていた、、、、、







20へつづく

読者の皆さま、こんにちは。

いつもコラボ企画を読んで下さってありがとうございます。

いつも2人で見上げていた空を、チャンミン1人で眺めるシーンは、
胸がギュッとなります。
2人はいつかまた、並んで空を見上げる事が出来るのでしょうか、、、

それでは、次回の20話は くる*くるりのお部屋でお待ちしています。

いつもご訪問ありがとうございます(^-^)





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前回のお話はこちらから  →   くる*くるり開設9周年企画 「空を見上げて 16」


空を見上げて 第17話





空を見上げて







・・・・・「・・・貴方は なぜ わざわざ僕とカズさんの邪魔をしに来たの・・・ 」



ユノは、マグカップを手に取り、コクリ、、、とコーヒーを喉に通した。
そして、僕に向けられた、冷たく尖った視線、、、


「邪魔、、、か、、、」

・・・・・「・・・・・」

「そうか、、、俺のせいで、カズマとヤリ損ねたって、、、そういう訳か」

・・・・・「な、何を、、、」

「そりゃあ、悪かった」



そう、吐き捨てるように言うと、手にしていたマグカップをテーブルに乱暴に置いて、
玄関に向かって歩き出す。


・・・・「ユノ、、、ユノ、、、待って、、、」


駆けるようにユノを追いかけて、その腕を取る。


すると、ユノは強い力で僕の手を振り払う。
振り向いたユノの顏は、怒りに満ちていた。

こんなユノ、見たことない、、、


「なぁ、チャンミン、、、」

・・・・・「・・・・・」

「俺が悪いのか? 」


じりじりと僕に詰め寄ってくるユノが、怖くて後退りする。


「俺たちがこうなったのは、全部俺が悪いのか?」

・・・・・「ユノ、、、」


壁際に追い詰められた僕は、
何も言えず、息を飲む。


「答えろ、チャンミン、、、」

・・・・・「・・・・・い、意味が、、、分からないよ、ユノ、、、」

「そうか、、、分からないのか、、、」


至近距離で僕を睨みつけるユノの左手が、
僕の背後の壁を、強く打った。

大きく鈍い音が、2人だけの静かな空間に響く。


「なら、俺が教えてやろう、、、」

・・・・・「・・・・・」

「俺を裏切っただろう、、、」

・・・・・「えっ?」


裏切る?


「あれは、、、確か会社の上司だったよな? 一度、街で会ったこと、憶えてたよ」


ユ、、、ユノ?


もしかして、、、


「偶然だったんだ。取引先から直接、このマンションに戻る途中、お前を見つけた」

・・・・・「・・・・・」

「タクシーが捕まらなくて、仕方なく近道をするために裏通りに入ったところでさ、、、」

・・・・・「・・・・・」

「男に肩抱かれてホテルに入ってくお前を、、、見たんだ」

・・・・・「う、、、うそ、、、」


ユノが、至近距離から真っすぐに僕の目を見つめる。


「あの時どうだった、、、お?」

・・・・・「・・・・・」

「俺以外の男で、感じたのか? 教えろよ、チャンミン、、、」


僕の、、、

僕のたった一つの罪を、ユノは知っていた、、、




「俺は、、、」


ユノが、、、


「俺は、お前だけだった、、、」

・・・・・「・・・・・」

「チャンミンだけだった、、、」

・・・・・「ユノ、、、」

「なのに、お前は、、、」



ユノが泣いていた、、、

あの美しい漆黒の瞳から、泉が湧き出るように、、、

頬を伝う幾筋もの涙を、拭おうともせず、
ただひたすら、悲しい瞳で僕を見つめ続けて、、、



「どうして俺を追う?」

・・・・・「・・・・・」

「どうして俺を、、、」

・・・・・「・・・・・」

「もう、いいだろ? そろそろ俺を、、、」

・・・・・「・・・・・」

「解放してくれ、、、」



ユノ、、、



「裏切ったのは、、、」

・・・・・「・・・・・」

「俺を裏切ったのは、お前だろ?」




そのまま、ユノは扉の向こうに消えた。

僕は、動くことができず、
膝の力を失くし、その場に崩れ落ちた。



知ってたんだ、、、


ユノは、、、


ユノは僕の裏切りを、、、



知ってたんだ、、、





苦しんでいるのは、自分だと思ってた。
自分だけが、愛する人に裏切られ、傷ついたのだと、、、

けれど、そうじゃなかった。

ユノもまた、僕が犯した過ちのせいで、
傷付き、苦しみ、そして、僕と同じように、今も、、、

今も、もがきつづけ、泣き続けていた。





〝トマト嫌いなの?〟

〝これからずっと、俺がお前のトマト、食べてやってもいいよ?〟

〝俺、チョン・ユンホ。お前は?〟




もし、、、
もし、もう一度、あの頃に戻れたら、、、


どんな事があったとしても、もう絶対に、貴方を裏切ったりしない、、、



ユノ、、、


もう一度、あの頃に戻れたら、
僕を好きになってくれる?



ユノ、、、



もう一度、あの頃に戻れたら、、、、、








18へつづく

読者の皆さま、こんにちは。
この展開、読んで下さっている読者さまは、誰も想像していなかったのではないかと、、、
ユノだけが悪かったんじゃないの。
チャンミンだって、ユノの知らないどうしようもない事情があって、
そうするより他に方法がなかったの。
みたいな感じで、次回kieちゃんに託します。

とにかく謝っておこう、ごめんなさいm(__)m
18話で、きっとkieちゃんが上手くまとめてくれる・・・はず(;・∀・)

読者さま、そしてkieちゃん。
ごめんなさい(苦笑)

次回の18話は、くる*くるりのお部屋でお待ちしています。
いつも、コラボ企画のお話を読んで下さっている読者さまに感謝申し上げます。

そして、こころ日和。は、13時に「僕たちの関係。」でお待ちしています。





こころ。

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前回のお話はこちらから  →  くる*くるり開設9周年企画 「空を見上げて 14」



空を見上げて 第15話





空を見上げて




ベッドの軋む音を、まるで何かのメロディのように聞いていた気がする。
はっと気が付けば、僕を見下ろすようにしてカズさんの顏が視界に映った。


・・・・・「カズ、、、さ、、、」


僕の言葉は、彼の唇に飲み込まれる。

不意に訪れたその感触、、

けれど、僕は彼を拒否しなかった。
見開いた瞳は、静かに瞼を閉じる。


ユノ、、、


僕はもう、疲れてしまったのかもしれない。
どんなに貴方を想っても、報われないこの想い。

疲れて、疲れ果てて、、、
もう、貴方じゃない別の誰かに、縋りたくなったのかもしれない。

この温かい唇の感触に、、、温度に、、、
もう、溺れても、、、



その時、、、



静かな部屋に、インターホンが鳴り響く。


合わさっていた唇が、静かに解かれて、、、


--- チャンミン---

・・・・・「は、い、、」

--- これだけは言っておくよ ---

・・・・・「・・・・・」

--- 僕は真剣だよ。僕なら君を泣かせたりはない。覚えておいて? ---


カズさんの言葉の意味が、よく分からなかった。
そんな表情をした僕に、カズさんはクスっと笑ってベッドから降りる。


--- 待ってて、、、面白い物、見せてあげる---


そう言うと、激しく鳴り続けるインターホンに応答することなく、
そのまま、玄関へ向かって行った。


暫くすると、、、


ドン、、、と、乱暴に扉が開く音が聞えたかと思うと、
大きな足音が、こちらに向かってやってくる。

そして、、、


バタン! とこの部屋の扉が開いて、、、



・・・・・「ユ、、、ノ、、、」

「お前、、、何やってる、、、」


眉間にしわを寄せ、唇をかみしめる。
強く握りしめられた手は、ブルブルと震えていた。


--- チャンミンのことは、関係ないんじゃなかったの?---


ユノを挑発するように笑みを浮かべながら、
後から部屋に入って来たカズさんは、扉に背を預け、腕を組んでそう言った。


「なんだと、、、気安く名前を呼ぶな、、、」

・・・・・「ユノ、、、」

--- アレ? 一体どういう事? あんなにチャンミンに冷たくしたくせに、、、---

「お前には関係ないだろ?」

--- そんなことないよ、、、ね、チャンミン、、、---

・・・・・「えっ、、、あ、あの、、、」


カズさんは、ユノの隣りをすり抜けて、
ベッドで半身を起こした僕の元に歩み寄り、ゆっくりと腰を下ろした。

ベッドのスプリングが、一瞬小さく沈んで、、、

そして、僕の肩に腕を回す。


--- チャンミンが好きだ。彼にはそう伝えてる。あとは彼の返事待ち。ね? チャンミン ---

「貴様、、、」


それは一瞬だった。

ユノは、カズさんに駆け寄り、シャツに手を掛けて僕から引き剥がす。
胸倉を掴んだまま、カズさんの身体を壁に押し当てた。


「チャンミンに手を出すな、、、分かったか、、、」

・・・・・「ユ、ユノ、、、止めて、、、」


驚きの余り、それしか声が出ない。

ユノの行動が、僕には理解できなかった。

カズさんの言う通りだ。
あんなに僕に冷たく辛く当たるくせに、どうして?


--- あーっ、ゴメン、、、それは遅かった ---

「なんだと?」

--- さっき、眠ってるチャンミンにキスしちゃった ---

「カズマ、、、お前、、、」



〝眠ってるチャンミン〟


カズさんはそう言った。
けれど、それは嘘、、、

僕は同意していた。
自分から受け入れたのに、、、


まるで、カズさんはユノを無理に挑発しているように見えた。



その時、、、


鈍い音と共に、カズさんの身体が空を切る。
床に叩きつけられるように、カズさんの身体が大きな音を立てて転がり落ちた。


--- いっ、、、---

・・・・・「カズさんっ!」


カズさんの頬が、みるみるうちに赤く染まってゆく。


・・・・・「大丈夫ですか?」


ベッドから飛び出し、カズさんの元に駆け寄った。


--- 大丈夫、、、---


カズさんの頬に掌を伸ばしたその刹那、、、



「来いっ!!」



その手は、背後から伸びてきたユノに捕まれる。


・・・・・「いやっ、、、」


嫌がる僕を引き摺るようにして、
ユノは強引にカズさんのマンションを後にした・・・・・










16へつづく

読者の皆さま、こんにちは。

いつもの13時の更新は、「甘い運命。」ですが、
本日は東京遠征中の為、「甘い運命。」はお休みさせていただきます。
待っていてくださった読者さま、申し訳ありません。

本日の夜、地元に戻る予定です。
22時は、変わりなく「俺の男、僕の男。」を更新いたします。
お時間のある時に覗いてみてくださいね。


それでは、次回の16話は、くる*くるりのお部屋でお待ちしています。
いつもご訪問ありがとうございます。





こころ。

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