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私の心の中のお話です。
ご了承ください。




真夜中の観覧車。-scene9-



--- チャンミンの心の中には、いつも彼が居た。初めからずっと、、、---

・・・・・「ヒョン、、、」

--- でも、僕はそれでも構わなかった。
隣りでチャンミンが笑っていてくれるだけで、それだけで、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- チャンミン、、、---

・・・・・「・・・・」

--- 最後に、一つだけ聞きたい---

・・・・・「うん、、、」

--- チャンミンは、彼の、、、ユンホくんの隣りにいて、、、笑ってる? ---

・・・・・「・・・・・」

--- 心から、笑ってる? ---


僕を真っすぐに見つめながら、
ヒョンは僕の答えを待っている。

嘘はつけない。
つく必要もない

真っすぐなヒョンに真っすぐに答えないと、、、



・・・・・「うん。笑ってるよ、、、ヒョン、、、僕は心から、、、笑ってる」


僕がそう言うと、ヒョンはまるで天使のように優しく微笑んで、
そして、小さく何度も頷いた。


--- よかった、、、---

・・・・・「ごめんね、ヒョン、、、」


堪えていた涙が、堰を切ったように溢れてくる。


--- バカだな、、、泣かなくていいよ、チャンミン、、、---


ヒョンの片手が、流れる僕の涙を拭う。


こんな風に、何度ヒョンに涙を拭ってもらっただろう、、、
何度この手に、癒してもらっただろう、、、

指先から感じる、ヒョンの温もり、、、

出逢ってから今まで、
ずっと好きだった。

きっとこれからも、ずっと、、、


想いが溢れる。


思わずヒョンに腕を伸ばし、しがみ付いた。


・・・・・「ヒョン、、、好きだよ、、、ヒョンが好きだよ、、、」

--- 分かってるよ、チャンミン、、、分かってる、、、---


それから暫く、僕たちは何も話さず、
ただ、お互いがお互いを抱きしめ合った。


もう、きっとこんな風にヒョンに触れることは無いだろう。

ヒョンと過ごした今までの時間。
穏やかで、静かで、とても愛おしい時間、、、

僕の弱い心をいつも隣で優しく見守り、支えてくれた。


ヒョン、、、


伝えたいことはたくさんあったけれど、
思い浮かぶどの言葉も、当てはまらない。


けど、これだけは・・・


--- 愛してるよ、、、チャンミン、、、---

・・・・・「愛してる、ヒョン、、、」




それが、僕たち2人の最後の言葉だった。







2人黙ったまま、部屋を出てエントランスまで降りてゆく。
マンションのエントランスの扉が開くと、表の空気が僕達を包んだ。


脚を踏みだし、通りに出る。
振り向くと、ヒョンは入り口で脚を止め、僕を見つめていた。


ここでお別れなんだね。

ヒョン、、、


ヒョンに向かって小さく頭を下げる。
そして、顏を上げると、

ヒョンの視線が、僕を通り越し、もっと先向けられていた。


振り向いて、その視線を追うと、、、


・・・・・「えっ?」


そこに、ユノヒョンが居た。

僕達の姿を見つけ、ユノヒョンが真っすぐにこちらに向かって歩いてくる。
そして、僕の隣りをすり抜け、マンションの前に立つヒョンの目の前で脚を止めた。


ユノヒョン、、、


「約束します。チャンミンを絶対に泣かせたりしません」

--- ・・・・・ ---

「誓います」


そして、深々と頭を下げた。



すると、、、


ヒョンの片手が、スーッとユノヒョンに向かって伸ばされる。
顔を上げたユノヒョンは、少し戸惑って、、、


--- 君を信じてる。チャンミンを泣かす奴は、僕が許さない---

「はい」


2人の手が、きつく繋がれた。



ありがとう、、、

大好きだよ、、、


僕の、、、


僕の大切な2人のヒョン、、、


愛してる、、、



温い風が、僕の頬を掠めた・・・・・







148へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
今回の147話で、-scene9- は終ります。

完結に近づきつつありますが、この147話はお話の大きな区切りでもあります。
皆さんの感想聞かせていただきたいと思いますので、コメント欄開けさせていただきます。
お待ちしています。

そして、書き終わって気が付いたんですが、「横恋慕。」の順番でしたね(;・∀・)
ごめんなさい。
明日の朝の定時に「横恋慕。」を更新させていただきます。
よろしくお願いします。

今日は、寝不足と花粉で1日頭痛に悩まされました。

昨夜、動画の見すぎで、しかもユノがめっちゃ笑わせてくれるから、
余計に目が覚めて眠れなかったし(笑)

色んな姿を見せてくれるのは良いんだけど、
一気に来るからおばちゃん追いつけません(;・∀・)

でも、今日も寝る前に見よーっと(笑)




それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を・・・・・





こころ。

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私の心の中のお話です。
ご了承ください。




真夜中の観覧車。-scene9-



・・・・・「チャンミンです、、、」

--- チャンミン、、、---


マンションのインターホン越しに、ヒョンの戸惑いが伝わってくる。


・・・・・「あの、、、話がしたくて、、、」

--- ・・・・・ ---

・・・・・「僕達、話さないと、、、ヒョン、、、」


暫くの沈黙。
そして、、、

--- そう、、、だね、、、---



すぐに、カチャ、、、と音を立てて、エントランスの扉が開いた。


エレベーターで、ヒョンの部屋の階を目指す。
近づくにつれ、心臓がバクバクと大きな音を立てて鼓動を打つ。

本当は、ここから逃げ出したい。
けど、僕は自分に誓ったんだ。

ちゃんと向き合う。
自分と、ユノヒョンと、そして、、、


--- チャンミン、、、---


ユンスヒョンと、、、





部屋の扉が開いて、僕に最初に見えたその姿は、
この前見た時よりもさらに痩せて、疲れた様子のヒョンだった。


--- 上がって? ---

・・・・・「うん、、、」


キチンと靴を揃え、廊下を歩くヒョンについてゆく。
ヒョンの腕は、まだ、痛々しく白い布につるされている。


--- お茶でも入れるよ、座ってて、、、---


そう言って、キッチンへ向おうとするヒョンの背中に、


・・・・・「ヒョン、、、コーヒー買って来た」


小さなペーパーバックの中に、温かいコーヒーが2つ。
ソファに座り、コーヒーを取り出してテーブルに置いた。


--- ありがとう、、、---


ヒョンは、ニコッと笑って僕の隣りに、少し間を空けて腰を下ろす。


・・・・・「ヒョンは、砂糖はいらないよね、、、」


ミルクを半分だけ入れて、クルクルと交ぜる。
そして、スーッとヒョンに差し出した。


ヒョンは、僕が差し出したコーヒーをじっと見つめたままで、
手にしようとしない。


・・・・・「ヒョン?」

--- チャンミン、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- もう、忘れていい、、、---

・・・・・「えっ?」


ヒョンは、ゆっくりと顔を上げ僕を見た。

そして、いつものように優しい表情で、、、


--- 砂糖はいらなくてミルクが半分、、、そんなこと、もう、、、---


一瞬、瞳がふらっと揺れて瞼を伏せる。
けど、すぐにまた、僕に視線を戻し、ニコッと笑う。


--- チャンミン、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- 一緒に見た野球の試合、楽しかったね、、、---


突然、ヒョンは何かを思い出したように話し始める。


--- 面白くない映画も、君が隣りにいたから楽しかった---

・・・・・「ヒョン、、、?」

--- チャンミンとの想い出は、沢山あって、、、でも、やっぱり一番の想い出は、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- 夜の観覧車かな、、、あのジンクスは、残念ながら間違ってたけど、、、---


フッと笑って、、、


--- 僕にとってはどれも大切な想い出だ。忘れないよ、でもね、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- でも、、、チャンミンには、忘れてほしい。全部、、、 ---



そうか、、、

今、僕はヒョンに、、、
ヒョンに別れを告げられているんだ、、、



--- 今日は、ありがとう、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- 本当は、チャンミンの顔を見てさよならを言いたかった。
けど、僕は意気地なしで、その勇気がなかった---

・・・・・「ヒョン、僕は、、、」

--- だから、最後にチャンミンの顏を見る事が出来て、本当に嬉しい ---


ヒョンは、笑ってた。
とても優しい顔で、笑いながら、泣いていた。

そして、コーヒーを手にしてコクリと喉に通す。


--- ん、、、美味しい、、、---



ヒョンはもう、全部分かってるんだ。

僕がここに何を告げに来たのか、
僕の気持ちが今、何処にあるのかも、


全て、、、、


・・・・・「ヒョン、、、」

--- ・・・・・ ---

・・・・・「嘘をついて、ごめんなさい、、、」

--- ・・・・・ ---

・・・・・「傍に居るって、、、ヒョンの傍に居るってそう約束したのに、、、、」

--- ・・・・・ ---

・・・・・「ごめんなさい、、、」

--- いいんだよ、チャンミン、、、---

・・・・・「・・・・・」

--- いつかは、こんな日が来るって初めから分かってたから、、、---


コーヒーが入ったカップを持つヒョンの手が、小さく震えていた・・・・・







147へつづく

読者の皆さま、こんばんは。

来月、「晴れ、ときどき雨・・・こころ日和。」は、ブログ開設5周年を迎えます。
記念すべき区切りの5周年なので、何か特別なお話を書きたいと思っています。
そこで、いつもこころ日和。に足を運んで下さる皆さんから、
リクエスト、アイデアなどを頂きたいと思います。
後日、また描かせていただきますので、
宜しかったら、御意見、リクエストなど、頂けたら嬉しいです。

その際は、よろしくお願いいたします。



それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を・・・・・♪





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私の心の中のお話です。
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真夜中の観覧車。-scene9-




「座って、、、」


ヒョンに身体を支えられながら、部屋に入ってベッドに腰を下ろす。


「大丈夫か?」


ヒョンの低い声が、混乱してた僕の心を落ち着かせてくれた。


・・・・・「ゴメン、、、」

「気にするな、それより何があった?」

・・・・・「・・・・・」


俯いたまま、僕は口を閉ざす。

自分一人ではどうしようもなくて、ユノヒョンを頼ってきたくせに、
いざ、ユノヒョンを目の前にすると、〝ヒョン〟の事を口にすることが怖い。

ユノヒョンには関係ないのに・・・


けど、、、


「ユンスさんに連絡したのか?」


ヒョンの名前を先に口にしたのは、ユノヒョンだった。


顔を上げて、ユノヒョンと視線を合わす。
その表情は、予想に反して柔らかく微笑んでいる。


・・・・・「ヒョン、、、」

「チャンミン、、、もし、、、」

・・・・・「・・・・・」

「もしもお前の心の中に、少しでも迷う心があるなら、、、」

・・・・・「・・・・・」

「俺は待ってるから、、、」


それがヒョンの本心ではないことを、僕は知ってる。



〝不安なんだ、、、お前があの人のところへ、戻ってしまうんじゃないかって、そう思うと、、、〟



不安気な表情、、、
揺れる瞳、、、

全部覚えてる。


なのに、どうしてそんなことが言えるの?
僕なら、行かないでってユノヒョンの手を掴んで、絶対に離さないのに、、、


すると、ヒョンがいつもみたいに僕の髪をクシャクシャと撫でて、、、


「俺のことは気にしなくていい。
俺は、もう迷わない。何処にも行かないし、よそ見をしたりしない」

・・・・・「・・・・・」

「俺の心は決まってる。お前を信じてる。だから、、、な?」

・・・・・「ヒョン、、、」


僕を信じてくれている。

こんなに、フラフラと揺れてばかりの僕なのに、
ユノヒョンは、こんな僕を、、、


「泣くな、、、バカ、、、」

・・・・・「だってヒョンが、、、」

「ん?」

・・・・・「ヒョンが泣かしたんだろ、、、」


ヒョンの言葉がくすぐったくて、
そんな言葉で誤魔化した。

本当は、嬉しくて嬉しくて仕方なかったのに、、、


「バカヤロ、、、素直に嬉しいって、そう言えばいいだろ」


ほら、、、僕の憎まれ口なんて、
ユノヒョンにはすっかりお見通しだ。

僕がどうしたって、ユノヒョンには敵わない、、、
やっぱり、、、やっぱり僕は、、、


・・・・・「ヒョン、、、好きだよ、、」


僕のその言葉に、ヒョンは一瞬驚いて、
そしてすぐに、顔をクシャリと崩して笑った。


「素直でよろしい、、、」

・・・・・「ふふ、、、、」

「はは、、、」



その後、廊下で僕を心配してくれていた先輩たちが部屋にやってきて、


--- ユノ、お前がチャンミンを泣かしたんだろ? ---

「はぁ? 」

--- そうだそうだ、可哀想に、、、チャンミン、もうこんな冷たい奴止めとけ止めとけ、、、---

「何言ってんだよ、、、、おいっ! チャンミンに触るなっ!」

---  いいよな、チャンミナ~---

「お、お前、、チャンミナとはなんだ、チャンミナとはっ!!!」



狭い寮の部屋で、ユノヒョンと先輩たちがじゃれ合うのを、
僕は笑って見ていた。


皆、こんなにも優しくて温かい、、、



--- じゃあな、チャンミン、、、ユノにいじめられたら、俺に言うんだぞ ---

・・・・・「はい、先輩」

「おい、チャンミン、、、」

・・・・・「ふふ、、、」

--- ユノもいるし、俺らもいるから、、、少しは頼れよ、な? ---

・・・・・「ありがとうございます」


明るく笑って、そう言ってくれた先輩たち、、、

そして、、、僕を信じると言ってくれた、、、


「チャンミン、、、」


ユノヒョン、、、


ありがとう、、、

僕は、もう泣かない。
ちゃんと、向き合う。


自分と、、、

そして、、、、

〝ヒョン〟と、、、




次の日、、、



・・・・・「チャンミンです、、、」

--- チャンミン、、、---


僕は1人、 ヒョン、、、 
ソン・ユンスさんのマンションの前に立った・・・・・








146へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

昨夜もまたまた祭りでしたが、
皆さんは、どれがお好みですか?

私は、迷って迷って、、、
やっぱりこれ! ↓

The Chance Of Love TVXQ! 2

大好物ばっかりで、もうお腹いっぱい(//▽//) 笑
あ、でもデザートは別腹だよ(笑)


それでは、今日も1日、いい日になりますように。
いつもありがとうございます♪






こころ。

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私の心の中のお話です。
ご了承ください。




真夜中の観覧車。-scene9-




--- もしもし、、、チャンミン? ---

・・・・・「ヒョン?」


少し掠れた声、、、
その声を聴いて、緊張して身体が固まる。

落ち着いて、、、
心の中で、深呼吸した。


・・・・・「ヒョン、僕だよ、チャンミンだよ」

--- うん、、、---


ヒョンが今、どんな表情をしているのか、
怖いくらい分かってしまう。

脳裏に浮かぶその姿は、僕の心をチクリと刺した。


・・・・・「実家に戻ってて、、、来てくれたのに、ごめんね」

--- ううん、、、いいんだよ、、、---

・・・・・「ヒョン、、、怪我、、どう? よくなってる?」

--- ・・・・・ ---

・・・・「ヒョン、、、?」


僕たちは今、離れたところにいるのに、
何故か、すぐ傍にヒョンが居るように感じる。

あ、、、そうか、、、

空気が止まってる。

僕の周りの空気が動きを止めたみたいに、
なんの音も聞こえなくて、、、

だから、電話の向こうのヒョンが、こんなに近くに感じるんだ、、、


それは、怖いと思うほどの静けさ、、、

この感覚は、僕だけなんだろうか?

その時、ヒョンの口にした言葉が、
その静寂を大きな音を立てて壊したんだ。




--- チャンミン、、、今まで、、、ありがとう、、、---

・・・・・「、、、、、ヒョ、、、、ン?」

--- ごめんね、、、元気で、、、---





ヒョンの言葉が、頭に入らない。


・・・・・「ヒョ、、、」


絞り出すように、ヒョンを呼んだ僕の声は、
最後までヒョンには届かなかった。


プツッ、、、と途切れた電話、、、


身体が震えて止まらない、、、


・・・・・「ヒョン、、、」



〝ごめんね〟


その一言が、何度も何度も頭の中に繰り返される。


何が?
何が、ごめん、、、なの?

分からないよ、、、


だって、謝らなければならないのは、、、、


・・・・・「僕なんだよ、ヒョン、、、」



僕は、震える手にスマホを持ったまま、ふらふらと部屋を出た。






--- あれ? チャンミンか? ---


ハッと気が付いたら、僕はユノヒョンの部屋の前に立っていた。

その声に視線を向けると、、、


・・・・・「先輩、、、」

--- ど、どうしたんだよ、チャンミン、、、---

・・・・・「ヒョン、、、ユノヒョンは、、、」


きっと、先輩をとても驚かせてしまったと思う。

身体は小さく震え、上着も羽織らず、
涙を流しながらユノヒョンの部屋の前で立ち尽くしているなんて、、、


--- ちょ、、、ま、待ってろ、、、すぐに呼んでくる ---


そう言うと、先輩はくるりと僕に背を向け、急いでどこかに駆けて行った。


もう、夜も遅い。
廊下は薄暗くて、誰も居ない。

静かで、怖い、、、





「チャンミンっ!!!」

廊下のずっと向こうから、聞こえた声。

駆けてくる足音が徐々に大きくなって、、、、



「どうしたっ、チャンミン! 」

・・・・・「ヒョン、、、」


ユノヒョンの両腕が、僕の頬を包む。


「どうした? 何かあったのか? ん?」

・・・・・「ヒョン、、、ヒョン、、、」



ずっと後ろの方で、先輩たちが心配そうに僕達を見つめてる。


こんな時に、ユノヒョンを頼るのは間違ってる。

これは、僕の問題だ。
ユノには関係ない。

分かっているのに、1人ではいられなかった。


「チャンミン、、、」

・・・・・「ヒョン、、、」


誰かが見ていることなんて、どうでもよかった。
僕は、ユノヒョンにしがみつく。


・・・・・「ヒョン、、、僕、、、どうしたらいいの、、、?」




どうしたら、、、








145へつづく

読者の皆さま、こんばんは。

朝から1日、しとしとと雨が降って冷えた1日でした。
ニュースを見ると、1度片づけたダウンジャケットを、
また出してきたと話している人がいました。
明日は、関東の方で雪が降るとか?

暑かったり寒かったりで、体調が整いませんね。
風邪などひかないようにお気を付け下さいね。

久し振りにコメント欄を開けたいと思います。
お話の感想など、いただければ嬉しいです。


それでは、本日はこのへんで。
おやすみなさい。
素敵な夢を♪




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私の心の中のお話です。
ご了承ください。




真夜中の観覧車。-scene9-




・・・・・「はぁっ、、、、」


もう、何時間もこんな風にベッドに座ったまま。
窓の外の空の色が、いつの間にか夜に向かっている。

手にしているのは、ヒョンの名刺。
もう、穴が開いてしまうんじゃないかと思うくらいに、
僕はただじっと、〝ソン・ユンス〟その人の名前を見つめ続けていた。


時計を見ると、もう夕食の時間。

けど、なんとなく食欲もなくて、、、

ベッドから立ち上がり、部屋の隅にある冷蔵庫の扉を開ける。
ぎっしりと詰め込まれた、母さんお手製のおかず。

その中から、チャプチェの入った入れ物を取り出し、
蓋を開けた。


・・・・・「ん、、、いい匂い」


その匂いを嗅いだからか、突然キューっとお腹が鳴り始める。
僕って本当に現金だな、、、

そんな風に思いながら、箸でつまんで口に入れた。

その時、、、


--- おーーっ、チャンミンっ!! ---


突然、部屋の扉が開く。


・・・・・「な、なんだよっ! 驚いたな、ノックくらいしてよ、、、」


そこに居たのは、イソンだつた。


--- あーっ、悪い悪い。ってか、お前カギ閉めないと不用心だぞ ---


自分がノックもなく突然入ってきたのに、
ヘンなやつ、、、


--- おーっ、美味そ~~---

テーブルの上のチャプチェを覗き込みながら、
ドン、、、と置かれたビニール袋。

・・・・・「何?」

--- チャンミンに土産 ---


覗き込むと、見たこともない焼酎の瓶が2本。


--- 俺の実家の近くで作ってんの。貴重な焼酎 ---

・・・・・「へぇ、、、」

--- ってか、いつ帰ってたの? ---

・・・・・「うん、、、今日の昼過ぎ、、、」

--- そっか、、、灯りが付いてたから、、、顏見に来た---


暫くぶりに会うイソンは、相変わらず元気で明るい。


・・・・・「僕の母さんのお手製だけど、、、食べる?」

--- いいのか? ---

・・・・・「冷蔵庫の中にも、いろいろとあるよ」

--- よし、じゃあ、この焼酎開けようぜ ---


僕は、冷蔵庫からいくつかおかずを取り出し、
グラスを2つ、テーブルに置く。

イソンは、焼酎を1本取り出し、グラスにコクコクと音を立てて注いだ。


---ちょっと 強いけど、チャンミン大丈夫? ---

・・・・・「うん、、、」


凄くお酒が好きなわけじゃないけれど、
僕はユノヒョンと違って、多少強いお酒を飲んでも酔わないから、
おかずを突きながら、イソンと楽しく長話をして、、、


--- お、もう11時、、、---


あっという間に時間が過ぎた。
イソンのお土産の焼酎は、2本とも空になっている。


--- チャンミン、凄く美味かったよ---

・・・・・「そう? 母さんに伝えておくよ。きっと喜ぶ」

--- あぁ、じゃあ、またな、、、---


頬を少し赤く染めたイソンが、部屋を出ていく。
パタン、、、と扉の閉まる音がしたと同時に、、、

再び開いた扉、、、



--- あのさ、チャンミン、、、---

・・・・・「うん、、、」

--- チャンミンが居ない間にさ、何度か見たよ、あの人、、、正門の前で、、、---


〝誰?〟 なんて聞かなくても、想像は付いた。


・・・・・「そっか、、、ありがとう。連絡入れとくよ」

--- ん、、、じゃあな、、、---


扉が閉まり、イソンの足音が聞こえる。
その足音はすぐに消え、隣の部屋の扉の音が、バタン、、、と大きく廊下に響いた。


一気に現実に引き戻される。




〝何度か見たよ、正門の前で、、、〟


ヒョンの怪我、、、どうなっただろう、、、
きっとまだ、腕は包帯でグルグル巻きだ。

食事はちゃんと摂ってるかな?
シャワーや着替えはどうしてるんだろう?

あの怪我じゃ、車の運転も出来ないし、、、
会社は、、、仕事は、、、

ヒョン、、、


ベッドの上にポツリと置かれたヒョンの名刺。


僕は、それを手に取る。


ユノヒョンの言葉が、頭に浮かぶ。



〝ちゃんと連絡しろよ?〟


ユノヒョンは、どんな気持ちで僕にあんなことを言ったのだろう。


ユノヒョンは、不安だといった。
僕が、〝あの人〟の元に、戻ってしまうんじゃないかと、、、

なのに、あんな言葉を口にできるなんて、、、
僕だったら、絶対に言えない。



その時、、、フッと頭の中を過ったこと、、、




ユノヒョン、、、

そうだよ、、、僕が言ったんだ、、、


〝僕が自分で決めたんだ。ヒョンの傍に居るって、、僕を信じて? 〟


信じてほしいと言ったのは、僕だ。
だから、ユノヒョンは僕のことを信じて、あんな言葉を、、、

そうだよね、、、ユノヒョン、、、



僕は、テーブルの上においたスマホを手に取る。
長い間、呼ぶことのなかったナンバーを表示させ、コールした。



コールは5回、、、、、



--- もしもし、、、チャンミン? ---

・・・・・「ヒョン?」







144へつづく

読者の皆さま、おはようございます。

ヤバイ~(//▽//)
私の好きなやつだ~(//▽//)
大好物のやつ〜(笑)フフ

お刺身の盛り合わせで言うところの、鯛だよ〜←マグロより鯛がすき(笑)

勿体ぶらないで全部みせろよー(笑)
今日は1日Tubeります( ̄∀ ̄)


それでは、今日も1日、いい日になりますように♪




こころ。

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