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はじめましての方は必ずご一読ください。

はじめまして♪


晴れ、ときどき雨・・・こころ日和。 管理人の こころ。と申します。

2017.08.01より、
旧館「晴れ、ときどき雨・・・こころ日和。」よりお引越しをして参りました。

こちらのお部屋は、ホミン至上主義 管理人こころ。の心の中のお話を、
書き綴った自分勝手なお話がメインのお部屋です。

東方神起はユノとチャンミン。
そして、こちらのお部屋は ホミン のみのお部屋です。
それ以外をお求めになる方は、速やかに退室していただきますようお願い申し上げます。


ユノとチャンミン、2人が2人でいてくれれば幸せ。
どんなことよりも2人が笑っていてくれれば幸せ。

2人の笑顔が私の元気の源です。

2人の心の繋がりを表現したくてお話を書くようになりました。
素人ですので、表現や描写に稚拙なところもあります。
心のままに綴っておりますのでご了承ください。

お話の中にBL的要素が含まれるものもございます。。
18歳未満の方、またはそういった表現が苦手な方はお帰り下さい。

閲覧される方、自己責任でお願いいたします。

2人をイメージして綴っておりますがあくまでも私の心の中の妄想であり、
ご本人やその他すべての登場人物には一切関係ありません。
すべてフィクションです。
その点をご理解、ご了承していただける方のみ、閲覧してくださいますようお願い致します。

なお、閲覧後の苦情、中傷、批判などはご遠慮ください。
閲覧は、すべて自己責任でお願いします。

※ コメントについてのお願い

お話の更新を優先させていただき、頂いたコメントやメッセージのお返事が出来ない場合があります。
気まぐれでのお返事になり、失礼とは十分承知で、お返事できない時もございます。
ご了承ください。

頂いたコメントやメッセージは、いつも大切に読ませていただいてます。
感謝しています。

※ こころ日和。に掲載していますお話は、全て私個人のものです。
他人の作った文章や画像やデータを勝手に複製することは禁止されています。
無断転載はご遠慮願います。
ここでのお話は、ここにあるからこそ皆さんに楽しんでいただけると思っています。


ここに脚を運んでくださる皆様が、こころ日和。のお話で楽しんで頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします(*^_^*)


2017.08.01

晴れ、ときどき雨・・・こころ日和。 
管理人 こころ。






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私の心の中のお話です。
ご了承ください。




スワロウテイル。1







ソウルの冬・・・

身体の芯まで凍てつくような寒さに、思わず立ち止まり、身震いする。
厚いコートに身を包み、白い息を吐きながら空を仰ぐ。

冬の空に、胸を締め付けられるような寂しさを感じるのは、僕だけなんだろうか・・・

相変わらずユンホさんは仕事が忙しくて、
マンションに帰宅するのは決まって日付が変わる頃だった。

休日の仕事も当たり前で、
今日みたいな雪の降る日に1人でいると、彼の温もりが恋しくなってしまう。

僕の心はもう、ユンホさんで一杯だった。


--- 悪い、チャンミン、、、遅れたな---


掌を口元に当てながら、小走りにドンヘさんが駆けてくる。
待ち合わせた、駅近くの書店前・・・


・・・・・「いえ、僕も今着いたところです」

--- そっか---

・・・・・「はい」


今日は、ユンホさんに内緒で、ドンヘさんと出かける約束をした。


--- 休みの日に悪いな、、、ユノに言ってないのか? ---

・・・・・「はい、仕事が忙しくて、ゆっくり話もできなくて、、、」


そんな風に言ったけど、本当は少し後ろめたくて・・・


--- ああ、やきもち妬く、、、とか? ---

・・・・・「い、いえ、、、そんな、、、」

--- ま、いいさ、、、チャンミンを寂しくさせた罰だ。今日は俺とデートだぞ?---


ふっと笑みを浮かべながら、ドンヘさんは僕の髪をクシャリと撫でた。


・・・・・「はい」


白く積もった雪道を、ドンヘさんと並んで歩く。

街は、早くも明るいイルミネーションの準備を済ませ、
気の早いクリスマスムードを漂わせていた。


・・・・・「で、もう決まってるんですか?」

--- ああ、それがさ、、、---


ドンヘさんの彼女さんの誕生日が近づいているようで、
プレゼント探しに僕は付き合うことになった。


--- 大通りにある、なんだかっていう店の指輪が欲しいとかってさ、、、
まったくそんなの強請られるんだぜ? 女って本当に怖い生き物だよな--


そんな風に言いながらも、笑みを浮かべながらとても嬉しそうに足を進めるドンヘさんは、
彼女の我儘もきっと、可愛いって思ってるに違いない。


・・・・・「指輪ってなんだかプロポーズみたいですね」


何の気なしに口にした僕のその言葉を耳にしたドンヘさんは、ピタリと足を止め、じっと僕の顔を見つめた。


・・・・・「先輩?」

そして、暫く何かをじっと考えた後、
僕の腕を引き、人波の邪魔にならないように、僕を道の隅に引き寄せた。


・・・・・「先輩? どうかしましたか?」

--- そうなんだよ、俺さ、、、ずっと考えてて、、、---

・・・・・「なに、、、を?」

--- 指輪だよ、指輪! おかしいと思ったんだよ、指輪なんてさ、普通強請るか?---


まぁ、、よく聞く話だけど・・・


--- もしかしたらさ、プロポーズしてほしいって、、、そういうことなんじゃないかな?どう思う? チャンミン---


真剣な顔をして、うーーーーん、、、と考え込むドンヘさんがなんだかとても可愛くて・・・
思わず頬が緩む。


--- なんだよ、チャンミン、、、---

・・・・・「いえ、、、何でもないです。もしかしたら、、、彼女さん、先輩のプロポーズを期待してるかもですね?」


そう言うと、ドンヘさんの瞳が一瞬キラリと輝いたように見えた。


--- よし、行くぞ、チャンミン---





結局・・・

ドンヘさんは、彼女さんのリクエスト通りの指輪を、誕生日に間に合うようにオーダーした。

店を出て通りに出ると、グレーに染まった空から白い綿のような雪がふわりふわりと舞い落ちている。
寒さをしのぎたくて、2人してすぐ近くのカフェに足を向けた。


・・・・・「きっと、彼女さん喜んでくれますね」

--- そりゃそうだろ? 俺の貯金、全部叩いたんだぜ? ---


大げさに肩を落として、苦笑いのドンヘさんは、
それでもとても幸せそうだった。


--- で、チャンミンは? ---

・・・・・「えっ?」

--- ユノに、なにプレゼントするんだ? ---


温かいコーヒーを一口喉に通すと、
ドンヘさんが僕にそう問う。


「いえ、、、まだ何も考えてなくて、、、」


ユンホさんに、プレゼント・・・
ぼんやり考えていると、テーブルの向かい側のドンヘさんが小さな笑いを漏らした。


・・・・・「なんですか?」

--- いや、あいつならさ、チャンミンが欲しいとか、、、言い出しそうじゃね?---

・・・・・「えっ?」


意味が分からなくて、、、


--- だからさ、その、、、チャンミンとさ、、、ぷっ、、、---

・・・・・「あっ、、、ヤ、ヤだな、、、先輩、、、なに言ってるんですか? やめてください、、、」


その言葉の意味を、やっと理解した僕・・・

カーッと身体中の熱が顔に集中するのが自分でも分かる。
きっと、僕の顔は真っ赤に染まってるに違いない。


--- けど、、、お前ら付き合ってるんだろ? それにさ、、、あいつ・・・---

・・・・・「・・・・・」

--- あいつ、正直めちゃくちゃモテるんだぜ? チャンミン、しっかり捕まえとけよ? ---


僕の心の中に、一気に不安が広がった。
それが思わず、表情に出てしまったんだろう・・・


--- あ、ごめん、チャンミン、、、変な意味じゃな、、、、、---







「おい、お前ら・・・」


えっ?

その声に驚いて、振り向くと・・・


・・・・・「ユンホさん」

--- げ? ユノ、、、ヤバッ、、、---


眉間にしわを寄せて、怖い顔をしたユンホさんがゆっくりと近づいてきて、
僕たちのテーブルの前に立った。


・・・・・「ユンホさん」

「チャンミナ、なにしてる?」

・・・・・「はい、、あの、先輩と買い物に・・・」

--- そ、そうなんだよ、ちょっと付き合ってもらってさ、、、---


じっと、僕を見つめるユンホさんの視線が、少し怖くて、、、
思わず目を逸らそうとしたとき・・・


「行くぞ、チャンミナ」

・・・・・「えっ? あ、あの、、、」


腕をきつく掴まれ、引っ張られるようにして僕は立ち上がった。


--- お、おい、、、ユノ---

「買い物はもう済んだんだろう、チャンミナは返してもらう」


そう言うと、より一層手に力を入れ、
まるで僕を引きずるようにユンホさんは歩き出した。


・・・・・「せ、先輩、、、月曜日に、、、ごめんなさい」

--- あ、ああ、、、悪かったな、チャンミン---



カラン・・・
扉が揺れて、ベルが小さく鳴る。


外に出ると、一気に冷たい空気が身体を纏う。

そして、そこには・・・


--- ユノ、、、---

「今日はここまでだ。テミン、帰っていいぞ」

・・・・・「テミンさん」


冷たい視線で僕を見ているテミンさんは、
暫くすると、僕に小さく囁く。


--- スワロウテイルには、、、、、---


えっ?

本当に小さな小さな声は、
僕の耳にはっきりと届く前に、街の賑やかな声にかき消された。

そして、テミンさんは、そのままくるりと身を翻し、通りの向こう側に消えていった。


・・・・・「ユンホさん」

「帰ろう、チャンミナ」


僕の手を取り、ギュッと握りしめると、
重ね合わせた2つの手を、ユンホさんの温かいコートのポケットに収める。

歩き出した僕達・・・



〝スワロウテイル〟



テミンさんは、確かにそう言った。

僕の知らない誰か・・・
ユンホさんが愛した誰か・・・

耳に小さく残されたその言葉が、チクリと僕の心を刺した。










26へつづく

読者の皆さま、こんにちは。
昨日、しゃべくり見ました?
こころ日和。でも何かとお世話になってる輝く✨マンネ テミン。
やっぱり天使だった~(*ノωノ)カワイイ
ポニョであんなダンス躍るとか、可愛いでしかない(笑)

多分皆さんもそうだと思うんですけど、
チャンミン以外で、ユノに甘えたり触れたりするのが許せるのって、
テミンだけなんですよね、私の中で。
テミンなら仕方ないかぁ~みたいな(笑)フフ
輝く✨ヒョンたちがお留守で、テミンも寂しいと思うけど、
応援してるよ、頑張って!!



それでは、午後も素敵なひと時を♪
いつもご訪問ありがとうございます。




こころ。

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アネモネ。4





・・・・・「ヒョン・・・」


チャンミン?
どうして、、、


「チャンミン、、、お前、どうして、、、」



目の前に立つその人。
遠い空の上だと、そう思っていたその人が、俺の目の前で微笑んでる。


片方の目を細めながら、昔と変わらないその笑い顔・・・


まるで、背に受けた太陽の光が、天使の羽のようにきらきらと光ってる。
眩しくて、何度も瞬きをした。



・・・・・「ヒョン、電話、途中で切っちゃうから、、、」

「えっ?」


俺の顔をじっと見つめて、そして、恥ずかしそうに目を逸らしながら俯いた。


・・・・・「ヒョンに、その、、、会いたくて、、、会って伝えたいことが・・・」

「けど、お前、アメリカ・・・」

・・・・・「発つのは母だよ。僕はここに居る」

「えっ? でも、ドンヘが・・・」

・・・・・「ヒョンはちっとも変ってないね。いつもドンヘくんに騙されてる」

「ま、まさか、、、あ、あいつ、、、」


ふっと、チャンミンが振り返る。
その視線の先に・・・

鉄棒にもたれ掛ったドンヘが、俺たちの様子をじっと見ていた。


「ド、ドンヘ!! お前っ!」


動揺する俺を後目に、俺たちに背を向けると、大きく手を振りながら校門を出て行った。


「あ、あいつ、、ったく・・・」



・・・・・「ヒョン」


チャンミンの声・・・

何故かとても緊張する。
今朝、電話で聞いたはずなのに・・・


・・・・・「ヒョン、近くに行ってもいい?」


そう言いながら、俺の返事を待たずにチャンミンがゆっくりと近づいてくる。
そして、、、

俺のすぐ前に立ち、大きな瞳で俺を見据えた。
手を伸ばせば、すぐに届く距離・・・


・・・・・「ずっと、顔を見て言わないとって、そう思ってた」

「・・・・・」

・・・・・「ごめんね、ヒョン、今までずっと、、、」


大きな瞳に、ジワリと涙が滲んでくる。

変わってない・・・

チャンミンの瞳は、昔と何一つ変わってない。
見惚れるほどに、今も美しく澄んでいた。


「バカやろ、、、もう何回も聞いてる。謝るな」

・・・・・「でも、、、」

「チャンミン」


俺は、チャンミンの言葉を途中で遮った。


「俺さ、さっきボールを蹴ったんだ。その時思ったんだ。もう一度頑張ろうって・・・」

・・・・・「ヒョン」

「そりゃ、プロのサッカー選手は無理だけど、でも・・・」



そうだよ、諦めるなんて・・・



「サッカーをもう一度やろうって、、、やりたいって・・・」



俺らしくない。
俺は、チョン・ユンホなんだ。


今頃、気が付くなんて・・・




・・・・・「僕は、ヒョンがボールを追いかけてる姿が一番好きなんだ」

「チャンミン」

・・・・・「僕は、ヒョンが、、、ヒョンが好きなんだよ」


チャンミンの瞳から、一筋の涙が頬を伝った。
思わず手を伸ばし、涙を拭う。

チャンミンに触れるのは、何年振りなんだろう・・・

けれど、その感触は一瞬で蘇った。
そう、まるで、ボールを蹴ったあの時と同じように・・・



「もう、泣くな」

・・・・・「僕が、ヒョンの未来を壊したのに、なのに、どうしても・・・」

「違う」

・・・・・「どうしても諦められなかった。ヒョンが、好きなんだ」


会えなかった数年・・・

俺の記憶の中のチャンミンは、まだ高校生だった。
どこか幼げで、儚げで・・・

俺が守ってやらないと、、、
ガキの頃からずっと、そう思ってきた。



けれど、今・・・

俺の目に映るチャンミンは、あの幼かったチャンミンじゃない。
流れ出る涙を拭うこともせず、まっすぐに力強く俺を見つめている。


結局、俺もお前を諦められなかった。





「お前、また牛乳飲んでるだろ?」

・・・・・「えっ?」


ふっと、思わず頬が緩む。

チャンミンは、俺の口から予想外の言葉が出たことに驚いたのか、
きょとんとした表情・・・

掌をそっと伸ばして、チャンミンの髪に触れた。


「また、デカくなってる。 俺よりデカくなんなよって、ガキの頃言っただろ?」

・・・・・「ヒョン・・・」


髪に触れた掌を滑らせて、頬をそっと包む。

「チャンミン」

・・・・・「・・・・・」


そのまま、チャンミンを引き寄せて、腕の中に包み込んだ。


・・・・・「ヒョ、、、」


震えるチャンミンの肩・・・


なぁ、チャンミン。
俺達・・・

もう一度・・・




「チャンミン、もう一度・・・」

・・・・・「・・・・・」

「もう一度、俺の親友に、、、弟に・・・」

・・・・・「・・・・・」

「・・・こ、恋人に、なってくれないか?」





俺に身体を寄せ、しがみつくチャンミンが小さく頷いた。


沈んだ陽の光の余韻が、うっすらと西の空を覆っていた・・・・










66 (完結話) へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
明日の更新で『アネモネ。』の本編が完結します。
ちょっと寂しいですね。
最後まで2人を見守ってあげてくださいね。

昨日からついに半袖で過ごすようになりました。
暑くてリビングの窓を開けたいんですけど、開けると花粉が侵入してくるので
開けられなくて( ;∀;)
そろそろ花粉も治まってくる頃なので、もうすこしの我慢(>_<)



それでは、今日も1日いい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。




こころ。

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スワロウテイル。1





「寒くないか?」


程よく空調が効いたユンホさんの寝室。
沈むベッドのシーツから、ユンホさんの匂いが香る。


・・・・・「はい」


僕をじっと見つめるユンホさんの瞳から、視線を逸らせる事が出来ない。


「おやすみ、チャンミナ」

・・・・・「おやすみなさい、ユンホさん」


お互い、向かい合った姿勢で柔らかく微笑みあうと、僕はそのまま目を閉じた。
静かな部屋に、2人の息遣いが重なるように聞こえる。

この匂いも、この温度も・・・

沈むベッドの柔らかさも、窓の外から微かに聞こえる風の音も・・・
いつしか僕の心と身体に深く馴染んでしまった。

意識がゆっくりと遠のいてゆく。
隣に感じる愛おしい人の気配が、僕の心を安堵させ深い眠りに導いてくれる。


夢の中でも、貴方と会えますように・・・


眠りに落ちるその時、僕の手を貴方の温かな掌が包み込んでくれるのを感じた。








肩口に感じた冷たい空気に、意識が戻る。
ゆっくりと瞼を開くと、暗い部屋がぼんやりとした光に包まれていた。

その光に惹かれるように、半身を起こす。

隣で眠るユンホさんを起こさないように、ベッドから抜け出ると、
僕は窓辺に立ち、カーテンを少しだけ開いた。


・・・・・「あ、、、」


闇よりも深い暗い空から、真っ白な雪がふわふわと揺れながら落ちてくる。


・・・・・「雪、、、」


見下ろすと、ソウルの街がうっすらと白く染まっている。
美しいその光景に、僕は目を奪われた。

長い間、その景色に見入っていたと思う。
ブルッと身体が震え、寒さを感じた瞬間・・・

ふわりと僕の肩にかけられた上着。
驚いて後ろを振り向くと・・・


「どうしたんだ?」


ユンホさんが立っていた。


・・・・・「ごめんなさい、起こしてしまいましたか?」


そういうと、ユンホさんは笑みを浮かべて、


「隣のシーツが冷たかったから、、、そんなところにいたら風邪ひくだろ?」

・・・・・「雪が、、、」


僕の言葉に、ユンホさんはそっと僕の隣に立つ。


「どうりで冷えてきたと思った」

・・・・・「僕、ソウルでの雪は初めてなんです」

「もう初雪の季節なんだな」

・・・・・「とても綺麗ですね」


ユンホさんの長い腕が、僕の肩にぐるりと回り、
そっと引き寄せられる。

冷えてしまった身体に、ユンホさんの温かさがジワリとしみ込んでいく。


「初雪、チャンミナと見れた」

・・・・・「えっ?」

「知ってるだろ? 初雪を一緒に見た恋人とは、永遠に結ばれるって」


永遠に・・・


「ん? 知らないのか?」


何て言えばいいのか・・・

恥ずかしくて何も言えない僕を、
不思議そうな顔をして、ユンホさんが覗き込む。


「チャンミナ?」

・・・・・「い、いえ・・・」

「知ってる?」

・・・・・「は、はい」


視線は、合わせられない。
瞳が泳いでしまう。


「俺を見て、チャンミナ」


そう言われて、戸惑いながらも僕は、ゆっくりとユンホさんへ視線を向けた。


「お前と一緒に居たい」

・・・・・「ユンホさん」

「これからずっと、お前と居られたら幸せだよ」


頬に当てられた、少し冷たいユンホさんの掌。
じっと見つめられたら、その瞳から逸らすことなんてできない。

深い深い漆黒の瞳。
その瞳に引き寄せられ、吸い込まれてゆく。


僕の全部が、貴方の色に染まる、、、


ゆっくりと、それはまるでスローモーションのように見えた。
気が付いた時には、柔らかな感触が、僕の唇に重なっている。

お互いの冷たい唇が、少しの熱を分け合うようにじんわりと溶けあってゆく。
雪が放つ淡い光の魔法にかかったように、僕の心はいつもより昂り、高揚していた。


・・・・・「僕も、、、」


キスの合間、、、
少し触れたままの唇・・・


・・・・・「僕も、一緒に、、、貴方と一緒に居たい」


隙間もないくらいの距離で、そう囁く。

言葉を言い終えた瞬間、
僕の唇の隙間を捉えたユンホさんの舌が、少し強引に歯列を割り、侵入してきた。

僕の口内を、隙間なく行き来するユンホさんの舌が、


〝こっちにおいで〟


まるで、そう言うように僕の舌を探す。

そっと、差し出すように舌を伸ばすと、
2つの舌は、瞬時に絡み合い溶けあった。





白い雪は深々と降り続き、ソウルの街を白く染めてゆく。


広いベッドに重なるように身体を横たえ、冷えてしまったお互いの身体を温めあう。
貴方の腕の中に抱かれ、耳を胸に押し付ける。


ドクン、ドクン、、、、


僕の耳に届く貴方の鼓動が、まるで幼い時に母が口ずさんでくれた子守歌のように、
僕の心に優しく刻まれていった。



「おやすみ、チャンミナ、、、いい夢を・・・」







25へつづく

読者の皆さま、こんにちは。
スワロウテイル。のユンホさんは大人で紳士で素敵ですよね。
自分が書いたお話の中のユンホさんの中でも、ベスト3には入るかも?(笑)

先日、ルパン三世の原作者のモンキーパンチさんがお亡くなりになりましたけど、
私、小学校の時本気でルパンと結婚したいと思ってました。
とにかくルパンが大好きだったんです。
けど、ルパンと結婚するには不二子をどうにかしないとな、、、なんて、
マジで峰不二子をライバル視してましたけど(笑)イミフ



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アネモネ。4





--- おーい、ユノ!! 遅いぞー!! ---

「遅れました。先輩、すいません」


最近忙しくて、なかなかこの場所に来ることができなかった。
休日の運動場。

懐かしい校舎・・・



--- ユノ、俺達卒業生で組んでるチームに入らないか?---


卒業した高校のサッカー部の先輩に声を掛けられたのは、数か月前。
先輩は、サッカーが出来なくなった俺のことを、いつも心配してくれていた。

高校を卒業して、大学へ進んでからも、時々連絡をくれたりして、
サッカー以外の悩みや話を、親身になって聞いてくれた。


「先輩、俺、、、サッカーは、、、」


そんな風に自棄になっていた俺に、叱咤してくれたのも先輩だった。

それ以来、休日の時間が開いたときには、
この運動場で先輩たちがサッカーをしているのを眺めている。

俺は、せっかく誘ってくれた先輩の役に立ちたくて、チームの雑用のような仕事を買って出た。

ボールを蹴る勇気が、未だ俺にはなかったから・・・



先輩たちが、懸命にボールを追う。
風を切って汗を流し、声を掛け合う。


羨ましかった。

先輩たちが眩しかった。
正視できなくて、思わず俯いた。

俺はなにをやってるんだろう。
サッカーも、チャンミンも、、、

大切なもの、みんな無くして・・・

いったい俺は、なにをやってんだろう・・・





その時、突然俺の視界に転がってきたサッカーボール。
思わず手を伸ばした。


--- ユノーーー!!! ---


顔を上げると、運動場にいる先輩たち皆が、
俺の方を向いている。


--- 来い! ユノ!! ---


「先輩・・・」


--- 俺達目掛けて蹴ってみろ!! ---


先輩たちは、真剣だった。


今、俺の手の中にある土で汚れたボール。
このボールを蹴ったら、何かが変わるだろうか?

ただ、うじうじと立ち止まったままの自分を変えることが出来るだろうか?



--- 来い! チョン・ユンホ!!!---



目を閉じて、大きく深呼吸した。
そして、想い出す。


ボールを追っていた時の感覚・・・



もう一度、サッカーがしたい。



ゆっくりと目を開いて・・・






--- よし!!! いいぞ、ユノーーっ!! ---


俺が蹴ったボールは、大きく弧を描いて先輩たちの頭上を越えていった。









--- じゃあな、ユノ。来週も来いよ。ほら、、、---


さっき俺が蹴ったサッカーボール。
俺に押し付けるように手渡し、先輩たちはそれぞれの場所に帰っていった。



もう、太陽が沈みかけてる。
空が夕日の色に染まって、運動場に俺の影が映る。


「チャンミン、行っちまったな」


染まる空を仰いで目を閉じると、チャンミンが笑った顔が瞼に浮かんだ。


今も、ジワリとした感覚が足に残っている。
たった一度、ボールを蹴っただけなのに、身体が覚えていた。


分かってた。
忘れようとしていたのは、俺の心が弱かったから。

俺の身体は、サッカーがしたいって、そう言ってた。

俺はただ、逃げていただけ。
サッカーからも、、、、


そして・・・







もう一度、ボールを蹴ろうとしたその瞬間・・・


俺の視界に、移りこんできた影・・・
自分じゃない、誰か、、、


「・・・」


光が眩しくて、、、
けど、どうしても確かめたくて・・・

俺は目を凝らした。


ゆっくりと近づいてくる・・・




・・・・・「ヒョン・・・」




そう、弱い俺は、逃げていただけ。



チャンミンからも・・・




「チャンミン・・・」







65へつづく

読者の皆さま、おはようございます。
ご存知の方もいらっしゃいますが、
私、昨年末ダイエットして8キロ痩せたんですよ。
身体が軽くなってお腹周りもスッキリしてたのに、
なんだか最近、またヤバいんですよね、、、
油断しちゃって、大好きな白飯普通に食べてたからか、、、
ということで、(多分出るだろう)夏のエイネに向けて、
再びダイエット始めようと思ってます。
今回は食事だけじゃなくて、少し運動もしてみようかと。
まずは軽くウォーキングを始めよう。
夏にすっきりしたお腹でユノに会いに行くためです(`・ω・´)9ガンバル


それでは、今日も1日いい日になりますように♪
いつもご訪問ありがとうございます。






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